←前回 次回→ ?今月の目次 ジャンル別一覧  ご意見ご感想はこちらから

三行書評 第188回

2005.2.21

 五つ星が満点。

嵐山光三郎編著
『カワハギ万歳!』
(PHP新書ISBN4-569-63918-6)
お薦め度 ★★★
あらまし 料理人・遊漁船船長・釣師・竿師・学芸員と、多彩な人物の証言でカワハギの魅力に迫る。
コメント まる三は釣りをやらないし、残念ながら食べたこともないので盛り上がらなかった。経験者にとっては堪らないのだろうけれど。
永谷脩
『プロ野球歳時記』
(文藝春秋ISBN4-16-366490-4)
お薦め度 ★★★★
あらまし 1990年から雑誌『Number』に掲載した連載に、2004年シーズン終了時点での書き下ろしを加えたもの。
コメント 登場人物をほぼ知っているせいかなかなか面白かった(それにしても根本陸夫さん――カープ監督・ライオンズ監督・同管理部長・ホークス監督・同球団社長・01年野球殿堂入り――のことがだんだん気になってきた)。
朝日新聞スポーツ部
『スト決行』
(朝日新聞社ISBN4-02-257978-1)
お薦め度 ★★★★★
あらまし 20004年6月13日の近鉄・オリックス合併発表から11月2日の新球団楽天決定までを追ったドキュメント。
コメント 追体験でも経営者側の傲慢さに腹が立つ。
ところで先日、ホークスの孫オーナーが大リーグ機構を訪れて「世界一決定戦」を提案したたそうだけれども、コミッショナーがやるべきことじゃないのかな。