←前回 次回→ ?今月の目次 ジャンル別一覧  ご意見ご感想はこちらから

三行書評 第190回

2005.3.7

 五つ星が満点。

松原仁・竹内郁雄・沼田寛
『ロボットの情報学』
(NTT出版ISBN4-7571-0048-5)
お薦め度 ★★★
あらまし 「二〇五〇年までに人間のワールドカップの優勝チームに勝つロボットチームを開発する」ことを目的に人間型ロボットを開発しているのがロボカッププロジェクト。歴史や将来やノウハウなどの面からプロジェクトを紹介。
北野宏明
『徹底!ロボット学』
(PHP研究所ISBN4-569-61352-7)
お薦め度 ★★★★
あらまし ロボカップを提唱したのが北野さん。ロボカップを通して、自律型ロボットのメカニズム・ソフトウェア・未来・危険性・デザイン・教育現場へのフィードバックなどを紹介。
日高俊明
『トコトンやさしいパーソナルロボットの本』
(日刊工業新聞社ISBN4-526-05079-2)
お薦め度 ★★★★
あらまし 《面白そうなパーソナルロボットの特徴や、その基本的なメカニズムを紹介しています》(「はじめに」から)。
コメント 自律型ロボットについて勉強(?)してみたくてまとめて読んでみました。メカニズムとソフトウェアの両方を進歩させなくてはいけないので大変ですよね。
枚田香ひらた かおり
『Windowsショートカットキー』
(技術評論社ISBN4-7741-2233-5)
お薦め度 ★★★★
あらまし ショートカット230項目(重複あり)を掲載。《この一冊でもうマウスはいらない!!》
コメント たとえばInternet Explorerだと、[Ctrl+D]でお気に入りに登録できるそうだ。右クリック→メニューから選ぶってことをしなくていいわけだから、確かにマウスに手を伸ばす機会が減るかも。
齋藤孝
『理想の国語教科書 赤版』
(文藝春秋ISBN4-16-359580-5)
お薦め度 ★★★★★
あらまし 斎藤メソッドという私塾で2003年4月からテキストとして使われた“教科書”。志ん生・内田百閨Eドストエフスキー・ショウペンハウエルなど。
コメント 斎藤メソッドの対象には小学生だそうだが、これらを読みこなしてしまうのだそうだ。馬鹿にできないね。総ルビが嬉しい。
齋藤孝
『読書力』
(岩波新書ISBN4-00-430801-1)
お薦め度 ★★★★★
あらまし 読書によって、人間を理解する力やコミュニケーションする力が鍛えられる。生きていくうえで読書(力)は必須であると説く。
コメント 本好きの僕にとっては当たり前の話であった。なので、かなり飛ばし読みをしてしまった。