Nagoya → Hakodate |
2008年05月 RTW3周目3弾旅行記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
再見!ホーチミン&あっちこっち 9日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
寝坊したらいけないのでとりあえず自動MCはかけておいたのですが、 カーテンの隙間から明るい光が漏れるまで熟睡できました。 薬が効いているのでよ〜く眠れましたが、段々耳鼻咽喉に厳しい兆候が・・・(>_<) でも首から下全てがとっても元気なので(^^)、このまま旅行は続行のつもりです。 加湿器代わりになる電気ポットが部屋にあるので、ガンガンかけておき、 うがいはこまめに、水分補給も充分にしておきましょう。 8時頃朝食をとりに1階へ。 フロントを境にオレンジ館はパン系、グリーン館はおにぎり系なので おにぎりと味噌汁、コーヒーを頂きにグリーン館の朝食堂へ。やはりこちらの方が混んでいますね。 ささっと食べて部屋に戻り、荷作りです。 これからの旅行中に必要なできるだけ少しの荷物を除いてピギーに詰め込み チェックアウトの際、フロントから宅配に出してしまいましょう。 チェックアウトは10時、そして送りシャトルバスの最終も10時なのです。 ホテルのロビーにいても仕方ないので、かなり早めですが空港に向かいましょう。 ラウンジに入っていれば時間つぶしはラクなので・・・
NETをしながら長い間ラウンジにいたのですが、 イヤに「条件付での出発・・・」という放送が多いので、モニターを見に行ったら、 うっ!私の便も・・・(>_<)
ラウンジの受付で確認してもらうと、函館に関しては濃霧が原因らしいのです。 万一札幌にダイバートした場合、「責任を持って函館までお送りする」との事ですが・・・ 遅延して札幌について、そこから陸路で函館に着いたら何時になってしまうのでしょう。 あしたの昼には函館から丘珠(札幌)行きの便に乗る予定なのですが・・・ な〜んてことは恥ずかしくて口が裂けても言えません。 ただただダイバートせず函館に無事着陸して欲しいのですが・・・
定時にはとりあえず出るらしいので搭乗開始になりました。 ドアクローズが時刻表上での出発時間と同じ13:50、その1分後にはスポットを離れ、14時離陸です。 出発に関しては超スムーズ、後は着陸がどこになるか・・・ですね。 富士山フェチなので^^;今回も左の窓際の席をとっていたのですが、 東日本全体的にお天気がよくなくて、もや〜とした中をずっと飛んでいたのでご対面ならずでした。 函館が近づくと、「空港付近の霧が晴れ、函館着陸の許可がおりました。」とのアナウンスが・・・(^^)v そして定刻より10分ほど早く函館空港に着陸しました。 小さな空港ですし、荷物も預けていないのであっという間にターミナルの外へ。 すでに停まっていた空港バスに乗り込みます。切符は降りる時支払います。
空港バスは到着便に合わせて出ており、 主要バス停しか停まらない帝産バスは若干所要時間が短く、その分ちょっとお高目の400円。 路線バスの函館バスは280円と安いのですが、本数がとても少ないので時間が合う場合はお得です。 運行距離が短いので、所要時間は大して変わりません。 滞在時間の少ない私は、今回は函館駅まで帝産バスを利用しました。 函館は2度目なのですが、最初訪れたのはかなり昔の事。 ずいぶん変わってしまっているようなので、初めてのつもりで観光したいと思っています。 とは言っても今日の半日だけしか時間がないので、精力的に回りましょう! 駅からすぐのホテルにチェックインし、荷物を置いたら早速出かけます。 しかし寒いです・・・(-.-)・・・ ペラペラの薄手の長袖と半袖しか持って来ていないので、当然長袖を着たのですが寒い! いつの間にか腕組みしちゃう寒さなのです。北海道を甘く見すぎていました・・・ まずは歩いてベイエリアへ。
赤レンガのレトロな倉庫群は、おしゃれに変身してロマンチックです。 でもちょっとテーマパーク風で私には気恥ずかしいかも・・・ さらに修学旅行生や韓国人の団体客ですごすぎ・・・ちょっと逃げちゃいましょう。 寒いのでいっぱい歩いて体を温めたいし・・・ ベイエリアの倉庫街をジグザグ歩いて出たところがラッキーピエロ本店の前でした。
ラッキーピエロは函館だけでチェーン展開するハンバーガーショップ。 14全ての店舗がそれぞれのテーマを持って自慢の内装にしています。 ちなみにベイエリア本店のテーマは「森の中のメリーゴーランド」 どんなん?てテーマですが、メルヘンチックな感じなのでしょうね。 お腹は空いているものの今はバーガー気分じゃないので、そのまま進むと気になる案内板が・・・
1923年に建てられた、高さ10m、底辺47cm四方の日本最古のコンクリートのこの電柱は、 唐突ながら普通に歩道にあり、看板がなかったら通り過ぎてしまいそうな程街に溶け込んでいました。 上部へ行くほど細くなる角錐形のこの電柱は結構高さもあり、貫禄は確かにありましたね。 電柱の向こう側の大三坂(だいさんざか)を覗くと、教会の塔がいくつか見えるので上って行きましょう。
1924年に建てられた赤い屋根のカトリック元町教会が右手に現れました。 青銅色の六角形の尖塔には風見鶏ものっていました。 拝観は16時までなので入場できませんでしたが、 ゴシック様式の堂内にはローマ教皇ベネディクト15世から贈られた木彫の祭壇があるそうです。
向かいは真宗大谷派函館別院、大三坂はそのままチャチャ登り、左前方は函館聖ヨハネ教会・・・と、 この周辺には様々な宗派の教会や見所が点在しているのですが、 日曜の夕方なのでどこも閉館後か休館日・・・近いうちゆっくりリベンジで再訪したいです。
右折して函館ハリストス正教会へ行ってみましょう。
1859年(なんと江戸末期の安政6年)、 ロシア人のニコライ司祭によって、日本で初めてロシア領事館付属聖堂として建立され、 その後1916年に、キューポラが印象的なビザンチン様式のギリシャ正教会として再建されたもので、 国の重要文化財に指定されています。 鐘の音がガンガンなるので市民にはガンガン寺と呼ばれているそうですが、 私の耳にはガランゴロ〜ン♪と、ヨーロッパの鐘と同じように優しく聞こえましたが・・・(^^) この辺のお花がとってもきれい♪ 春も初夏も一気に到来の函館は、ボタン桜(八重桜)もライラックも満開です。
更に進むと八幡坂(はちまんざか)、右手には八幡坂と函館港が一服の絵のように見えます。
八幡坂を横切って更に進むと左手に、左右対称のコロニアルスタイルの洋館が見えてきます。
ひときわ華やかなこの洋館は、1910年(明治43年)に建てられた旧函館区公会堂で、 昭和49年に国の重要文化財に指定されています。 このまま進んで見たい所がまだまだあったのですが、かなりの寒さと空腹と時間に挫折・・・(涙) 旧函館区公会堂の前の元町公園を抜け基坂(もといざか)を降りようとしたら、 ショップやトイレはお気軽に!と温かい案内板のかけてある函館市旧イギリス領事館(開港記念館)が・・・
とっても素敵な洋館なのでちょこっとだけ入ってみましょう♪まずはお庭から・・・
ひと回りしてからショップへ。 まさにイギリス!といったグッズばかり売られています。 紅茶の茶葉やティーセット、アフタヌーンティーで使うような可愛い小物が沢山ありました。 最後にトイレもお借りして・・・(^^) ショップもトイレも手入れが行き届いていますが、時代を感じさせるアンティークな空間でした。 体も気持ちも温まったのでまた歩きましょう。
基坂を降り、市電通りを横切り港まで出る間に北島三郎記念館なんてのもありました。 ベイエリアはちらほらイルミネーションがつき始め、先ほどのおこちゃま達もいなくなっていました。 体調が良ければこの辺りで暗くなるまで時間をつぶし、 幻想的な光のベールの中で夕食をとってからホテルへ戻りたかったのですが・・・ 朝のおにぎり以降お昼も食べずにもう夕暮れ、中途半端な時間になってしまったので ささっと食べられる回転すしにでも入りましょうか。 上質ネタが安い!と評判のお魚屋さんが経営するまるかつ水産に入ってみました。 クルクル回っていますが、オーダーシートで注文できるのがいいですね。 ひとりだと「○○くださ〜い」って言えない小心者なので・・・^^; 夏いか(これ美味しかったので2枚)、しめ鯖、ぼたん、えんがわ、まぐろ三好、北海三好・・・ ネタも、ほんのり温かくて大きすぎないシャリも、回転すしにしては上々! ちょっと食べすぎ^^;の7皿で2500円弱でした。安くて美味しかった〜 食べたので温かくなった体を冷やさないよう大きく手を振ってホテルに戻ります。 通常片道360円の運賃が往復で500円になる函館山登山バスの切符をフロントで購入し、 一旦部屋に戻り、ひと休みしてから着替えて・・・って、 半袖と長袖各1枚しか持って来ていないので、下に半そでを着込んだだけですが・・・^^; 函館山からの夜景を見に出かけます。 ホテルの前からでも乗車できるのですが、 座れる確証がないので始発の函館駅に行った方が・・・とのフロントの方のアドバイスで駅へ。 でも車内はガラガラでした。(^^) 歩いても1〜2分なのでエクササイズさっ! バスにはガイドさんが乗っており、函館の街並みの案内もしてくれます。 山道がかなり狭いのと、山頂の駐車スペースの関係で 夜間、一般車の山道への乗り入れは禁止になっています。 狭くて一通になる所では、道を譲る方の車がライトを消すのがマナーなんですね。 山頂よりきれいな夜景が見える所では徐行してくれたり・・・観光バス気分です。 約30分で山頂に到着しました。 函館山は標高335m、数字にすると意外と低い山なのですが、頂上からの景色はやはり絶景! かなり昔は昼間に来ているので、夜景は初めて見る事になります。 函館、長崎、神戸の日本三大夜景、今夜やっと制覇しました。 そしてナポリ・香港と並んで世界三大夜景(こちらも制覇!)にも称されてているだけあって きらめくその美しさは筆舌しがたい光景です。 彦麻呂じゃないけど光の宝石箱や〜状態です。 ひとりなのに「わぁ〜きれい・・・」とついつぶやいておりました・・・
しかし寒い、ゾクゾクする・・・帰ろう・・・絶景鑑賞5分でバスへ。 運転手さんびっくりの、今乗ってきたバスでとんぼ帰りです。 ホテルに戻って、湯船にお湯を張ってすぐに飛び込みました。 喉がとても痛い・・・薬を飲んで早めに休みましょう。 |
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