Puno 滞在(ティティカカ湖観光) |
2009年04月 RTW5周目第1弾 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
浪漫夢紀行 13日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5時半のモーニングコールより30分早く起き、6時からの朝食に一番乗りです。 ってまだ全部並べきれていない状態ですが・・・
ピックアップの約束は6:40、6時半からロビーで待っているのに50分になっても来る気配がないので、 フロントの人に電話をかけてもらったら、蕎麦屋の出前よろしく「あと5分」とのこと。 7時になっても来ないので道路に出たり入ったりしている私を見かねて また電話をかけてくれたみたいですが、やはり「あと5分」と言われたらしい・・・(>_<) 結局7:20に女性が送迎車ではなくタクシーで迎えに来たのです。 ぜ〜ったい忘れられていたと思う! 港に着くと、彼女は小走りに私を誘導するのですが、ここは3855mの高地なので、くっ苦しい・・・ 彼女の小走り具合が、「忘れていたんだ」と確信できましたよ・・・ったくもう! それとも昨夜のホテル変更が伝わっていなくて、あちらに迎えに行っちゃったのかしら? たくさんの船が並んでいて、私の船はすでに全員座っていました。
スペイン語のツアーは多いけど、英語ツアーは限られるので、きっと私を待っていたのでしょう。 ・・・と思っていたら、その後2人乗ってきたので少し気がラクになりました。 私が遅刻したみたいじゃ困りますから・・・
07:30出航〜! ガイドさんはいかにもペルー人という風貌の男性でした。 最初の島・ウロスに着くまで立ったまま、間髪おかず英語とスペイン語でずっとしゃべりっぱなし。 一生懸命さにとても好感が持てました。
鏡のように青空を映したティティカカ湖は、なめらかでしなやかで本当に神秘的でした。
プーノの港を出て25分ほどで着いたのはウロス島。 ティティカカ湖=浮島=民族衣装=ウロス、と言う事でプーノに来る観光客は必ず訪れるのではないでしょうか。 カラフルな民族衣装をまとった浮島住民の歌声で迎えられ、 船から島に足を入れた一歩目はふにゃ〜っとなんだか心もとないのですが、 歩き出すと意外やかなりしっかりしているのにびっくりです。
まずはトトラのベンチに座り、島の作り方、生活方、トトラや農作物の話などを聞き、 生活の糧として作っている民芸品などを紹介しておしまい・・・
生トトラの白い部分は食用としてこちらの人には人気だそう・・・ならば試食したい! 軽く皮を剥いてかじると・・・スカスカのウドって感じの食感、ちょい川臭いかも・・・^^; 酢味噌でもつければ立派な食材かもしれませんが、このままではちょっと辛いですね、私には。
観光客にすっかり慣れてしまった住民に、私的には・・・う〜ん・・・ちょい微妙・・・ でも・・・「ティティカカ湖、ここにあり!」的被写体ではありましたが・・・ 船に乗る時間になると浮島住人が総出で歌ってお見送りしてくれます。
ここから向いの島までオプションがあり、希望者は有料(15ソーレス)でトトラ舟に乗れます。 希望しない人(約半分)はプーノから乗ってきた船で先回りして待つことになります。 せっかくなので私は乗ってみました!
私達の船頭さんは若い女性でした。彼女の名前はなんと「まゆみさん」。 れっきとしたペルー人ですが、日本名をつけている人って多いそうです。 対岸でトトラ舟を降り、プーノから乗って来たモーターボートに乗り換え、09:15出発〜 ウロス島から次のタキーレ島まではなんと1時間40分もかかるのです! なので乗り込むとすぐに飲み物のサービスがありました。 コーヒー、紅茶、コカ茶からのチョイスなので、高山病を寄せ付けまい^^;とコカ茶を頂きました。
6kmx2kmの島タキーレには12時ちょうどに到着しました。 タキーレ島には大きな船が止まれる船着場は2箇所あり、比較的緩やかに上陸できる方に乗り付けます。 緩やかといってもそれは島の道のこと、 波が荒い方の港になるため、数珠繋ぎにした船を乗り越えるように渡りながら上陸することになります。 これがまた揺れる!
全員が降りても船着場で少し待たされました。 なんで時間とっているのだろう・・・と思っていたら、いざ自分が歩き出して初めてわかりました。 いくら急勾配ではない方から上陸したとは言っても、上へ上へと上るわけで、 標高が高いためみんな足取りが重く、グループ毎にインターバルをとっていたのです。 私達のグループにも船に戻りたいという脱落者がいたほど・・・ すぐそばに見えるわずかな距離がと〜っても長くて辛い! でも私達はその中腹よりちょっと下の所でまずはランチをとる予定です。 なので一気に上がらないだけまだラクだったのですが・・・ 原っぱに日除けのテントを張った下に、ロングなテーブルとベンチが用意されていました。 大自然の中のランチなんていいですねぇ・・・
我が家の雑穀ご飯にはキヌアも入れているのですが、スープにも使えるのですねぇ。 じゃが芋でとろみがついていてとっても美味しいです。 鱒のグリルかオムレツのチョイスだったので、やはりティティカカ湖の鱒を食べなくちゃ♪ 湖なので川魚特有のニオイがちょっとしましたがまずまず・・・ 日本の美味しいお米が大好きな私ですが、この細長いパラパラのインカ米も美味しかったし、 さすがは原産地のじゃが芋で作ったフライドポテト、ホクホクでこれまた美味しかったです。 紫玉ねぎとトマト、コリアンダーをマリネしたもの(写真真ん中)がと〜っても美味しい♪ というか、この手のものは基本的に好きなんです・・・ 釜戸で焼いたようなパンもとても美味しく、マリネをのせて食べると、いくらでもパンが進みます。^^; 食後の飲み物は、コカティ(コカ茶)、ムーニャティ、コカとムーニャのミックスティの3種でした。 ガイドさんの説明だと、高山病に効くといわれているのはコカではなく実はムーニャなのだそう・・・ そうと聞かされたらやっぱりムーニャをお願いしちゃいますね。 お味はコカよりクセがないというか、あまりにインパクトがなくお湯を飲んでいるみたいでした。 食後はこのテントテーブル前の原っぱで、地元の人の踊りとかが披露され 最後はお約束の、お客を引き込んでみんなで踊る・・・ってパターンです。
食後は、日干しレンガの家の裏や、色んな作物の植えられた畑の横、インカの名残など見ながら 島一番の高所にあるアルマス広場までお散歩です。
教会や役場、民芸品や織物などの売店で四角く囲まれたアルマス広場からのティティカカ湖は、 海と見間違うほど雄大で碧かったです。
ランチ後のショーが長すぎたので、ここでの自由時間がわずか10分ほど・・・ 歩みのペースがバラバラで最初と最後が離れてしまったため、見たりする時間は皆無でした。 このアルマス広場には、役場や教会、織物・編み物の販売所があったり、 ちょい裏道を歩くとアドベの家があったり、そういう所を歩きたかったのですが・・・ あのショーは私的には全く不要なんですが・・・ツアー参加の宿命なんでしょうね。 今度は反対側の港におりるのですが、延々石段が続いています。 なるほど・・・上るのは緩やかに、降りるのは一気にってことですね。反対だったら大変でした。
下りはラクチン♪ 石の門で被写体になりたがるおしゃれした男の子が印象的だったけど、 そういう子にチップをやって撮るのも気が引けたし、じゃんじゃん撮っているのにあげない人もいたり・・・ なんか考えさせられますねぇ・・・ タキーレ島14:50出発。 陽射しが強いので船内でうつらうつら・・・帰りはガイドさんもお役目御免です。 到着30分前頃一番上のデッキに行ってみたのですが、湖面を渡る風が冷たくて5分で退散・・・ 17:30、すでにうっすら暗くなりつつあるプーノの港に到着です。 ここから数台のミニバス(というよりバン)に方面別に分乗して各ホテルに送ってくれます。 ぐるぐる回って私は最後から2番目、18:10にホテルに到着しました。 するとロビーに、昨日駅から送ってくれたドライバーが待っていてくれ、明日の再確認ができました。 今朝のせいで明日のピックアップの事が気になっていたのですが、かなり安心しました。 このドライバーとフロントの女性にお勧めのレストランを尋ね、2箇所ほどピックアップ。 部屋でひと休みしてから、夕食をとりにいきましょうか・・・
お勧めしてもらった両方のレストランをチェックしてから、ちょい良いめの方に決めました。 お店の名前は La Casona (ラ・カソナ)。
前菜に選んだのは、春巻きのような皮でチーズを巻いて揚げ、アボカドのディップをつけていただくもの。 メインは、キングフィッシュのセビーチェ。 どちらも普通に美味しい・・・レベルでした。 ここはワインリストというかドリンクリストすらないのです。珍しいですねぇ・・・聞くと答える式なんだそう・・・ なので聞いて赤ワインと水をつけたのですが、なんだかなぁ・・・です。 ほど良く満腹でホテルに帰ります。 明日は早朝に出発の予定、プーノでの時間が足りませんねぇ・・・ 午後便にすればよかったと後悔するもすでに遅しです。 部屋、やっぱりちょい肌寒いです。オイルヒーターなのですぐに温かくならないし・・・ 洗濯&入浴して・・・ちょいネットして、肌寒いのでベッドにもぐりこみ、23時、おやすみなさい。 |
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