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2009年04月 RTW5周目第1弾 | ||||||||||||||||||||||||||||
浪漫夢紀行 3日目 | |||||||||||||||||||||||||||||
昨夜(って言っても先ほど)23:30分、JFKニューヨーク発SCLサンティアゴ行きのLA531は、 JFKを35分遅れて、0時を回った本日の00:05に離陸しました。 SCLで乗り継ぐわけではないし昼間だしという事で、この便の遅れに関しては気にも留めておりませんが、 乗り継ぐ必要がある復路の事を考えると、この遅れはちょっと不安になります。 さてJFK到着前の軽食は半分だったし、JFKのラウンジではペリエしか飲んでいないのでちょっと空腹。 こんな夜中なのに・・・^^; ラウンジでしっかり食べて、機内では即効寝るのが良いのでしょうが、私の胃袋は素直じゃなかった・・・ という事で夕食をしっかり頂きます。 事前に飲み物も含め全てのオーダーを取りに来たので、深夜でも手際が良かったと思います。
前菜はアスパラガスのスープか海老のケイジャン風から海老をチョイス、 前菜の時点でマンゴーサラダとチーズのお皿ものせられており、クイックサービスになっています。 メインはサーモングリル、ベジタリアンディッシュ、ショートリブからショートリブを、 デザートは、ハーゲンダッツアイス、フルーツ、クリーミーチョコレート、からチョコを・・・ ひゃ〜どれもカロリーの高い物ばかり選んでしまいました・・・(>_<)・・・まっいいか・・・ で、ショートリブがめっちゃ美味しかったのです! ま〜量少なめだから大丈夫でしょう。 今までの機内食(Fやブック・ザ・クックも含めて)一番のステーキでした。ほんっと美味しかった。 空腹時の夕食として、ワインと共にしっかりした量を食べたかった程のお味。 付け合せのマッシュポテトも人参もどちらもグッググゥ〜!でした。 クリーミーチョコレートは、チョコムースをチョコでコーティングしたような物、 お陰様で(笑)甘すぎて半分も食べられず・・・助かった・・・^^; 赤ワインはチリ産2種、アルゼンチンの1種だったので、チリワインを2種共同時に出してもらいました。 銘柄は、Altair と Tabali 。どちらも美味しかったけど、Altair がちょいリードかな・・・ カクテルテーブルは今まで乗ったキャリアの中で一番大きかったのに、 ミールテーブルは一番小さかった、と言うより小さすぎで使いにくかったです。 さて歯磨きして寝よ・・・ LAのアメニティ、見た目ダサなのに良く見るとロクシタンだったり、 シートもフルフラットになるので、日系の滑り台とは違って疲れなさそうでうれしい♪ 白いカバーで薄めの布団は羽根ではないものの清潔ですし、柔らかすぎないピローも使いやすい。 どちらもビニールに密封された状態なので清潔&好感が持てます。 LA結構いいですねぇ・・・期待していなかったから良いのではなく、しっかり良いです! 横になって最初の2〜3時間は熟睡できました。 その後のうつらうつらも含めると、5時間位寝られたようです。 寝返りや横向きがラクにできるのは、腰痛持ちとしてはありがたい・・・ 6:40起き出して歯磨きして戻ったら、「サンドイッチ食べる?」って・・・ 寝起きでサンドイッチはきついかも・・・と「フルーツとジュースと水ください」とお願いして周りを見ると みんなもうちゃんとした朝食を食べ終わっていたのです。 しかも到着1時間を切っているというのに、電気もつけず起こさずってのもラテン的ですね。 通常期はニューヨークとペルーには時差がないのですが、 ニューヨークがサマータイムに入ったので、1時間の時差が生じるのです。 という事で時計の針を1時間戻しておきましょう。なので今5:40というわけです。 到着前、若いCAさんに「目的地はサンティアゴなのですが、リマでは一旦降機するのですか?」と聞いたら 「キャプテンが到着前に指示するので分からない」と平然と言うのです。 普通なら通常どうなのか、あるいはその都度変更があるのならもう連絡は入っているはずなのに・・・ でもどちらでも問題ないのでそのままにしておきました。 06:20、リマにランディングです。 ベテランそうなCAさんに同じ質問をしたら、「どちらでもいいですよ〜」と慣れたようなお返事。 という事はいつもどちらでも良いというやり方なんだと思います。 私は機内待機を選んだのですが、 降りる人が次から次から通るので、シートを倒し顔を見られないようブランケットをかぶっていたのですが、 「あら、ま〜だお寝んねしているねぇ・・・」と日本語が聞こえました。たぶんお子さんに声をかけたのでしょう。 お寝んねしているのがまさか日本人とは思わずに・・・ 全部の人が降りたら私もシートを戻して、ガイドブックを読んだり、機内整備をぼんやり眺めたり・・・ 機内整備中に機内に残っていたのってこれで2度目ですが、 ドアが全開になるので爽やかな空気が入ってきて気持ちが良いです。 あっという間に1時間がすぎて、リマからの乗客が乗り込んできました。 キャビンクルーも全員このままサンティアゴまで行くようで、同じ顔ぶれです。 という事はハードな勤務路線ですねぇ。 7時間+1時間+4時間半・・・計12時間半、しかも深夜便からのスタートですから・・・ 機内待機中にメニューを渡されました。 ホテルの朝食のルームサービスに使うような、チェックするタイプのメニューです。 希望のメニューをチェックし席番を書いて渡しておくというシステム、これもよいアイディアだと思います。
07:25スポットを離れ、07:35離陸、しっかり定時じゃないですか。 安定飛行に入るとすぐに朝食です。
食事が終わって片付けて頂いた時、「チリの入国書類をください。」とお願いして持ってきてもらいました。 ギリギリに持って来てもらうと、あわただしいかな・・・と思い・・・ でも到着まで、少なくても私の周りの所には配りませんでした。 あ〜言っておいて良かった・・・と思ったのと同時に、他の人大変ですねぇ・・・ 11:40ランディング。リマとサンティアゴには1時間の時差がありリマ時間だと10:40です。 イミグレーションの表示にズンズン進むと、左手と前方10m位先の両方にイミグレがあるのです。 違いが全く表示されていなくて不安になるのですが、 同じ便で降りた人が慣れた感じで左に行ったので、私も続きました。 でも後から来る人のほとんどがまっすぐ進むので、ヒヤヒヤ・ドキドキ・・・ しかも私の周りの人のパスポートには私が持っている書類より2回り大きな物は挟まれているし・・・ 不安なので前の男性に聞いてみたら、「あっちは動植物検疫を受ける人」との返事です。 いや〜そうかなぁ・・・少ない方が受けると言うのなら納得できるのですが・・・ 明らかにあちらの方がすごい人の列なんです。 しかもこちらのブースでは、入った人が何人も書類不備で戻されているし・・・不安・不安・・・ でもとりあえずここに並んで待っていると私の番になり・・・ 「何便で到着ですか?」との質問に「ボーディングカードがそこに挟まっています」とパスポートを指差したら 「これじゃない」って・・・えっ!と自分の行程表を出し見てみるとあってるじゃん。 LA531はリマからだ・・・と思い切っているのです。 「LA531、シィ〜、パラ ニューヨーク」と英西ごっちゃ^^;で言っても「ノッ!」ですって・・・ 私「シィ〜!!」と強く言ったら、 他の審査官に何やらスペイン語で聞いて「ふ〜ん」て鼻で言って入国印を押してくれました。 ちょっと〜、もう少しお勉強しておいてよ・・・ってもちろん心の中でですが。 2箇所のイミグレの違いが分からないまま入国し、次は税関。 全ての荷物をX線に通し、税関申告書提出するのですが、2回り大きな用紙は税関申告書だったようです。 私はこの書類をもらっていなかったので、ここで用紙をもらい立ったまま記入&提出、 口頭で、「チーズや食品などの持込ないですか?」と聞かれ、 虚異申告した場合の罰金のチラシを手渡されました。 税関審査が厳しいと聞き覚悟していましたが、私の場合あっけないほど簡単な通関でした。 出口手前にトランスファーデスクがいくつか並んでいたので、ここでミニバスの往復券をUS$で購入。 昼間なのでエアポートバスでもよかったのですが、早朝になる復路を考えてミニバスにしました。
3番出口を出るとドライバーの他にユニフォームの係員がいるのですぐ分かります。 ミニバスとは言っても↑のような車が3台停まっており、行き先を申し出ると方面別に車に誘導されます。 すでに1人乗っているバンに乗り込み、10分程待たされている間にあと2人乗り込んできて、 合計4名で出発しました。 途中道路が混んでいたり、どの車もすごいスピード&割り込みでちょっと恐い・・・ 後から乗った2人が先に次々と降り、ブラジリアから来ている男性と二人きりになったのですが、 英語をしゃべれる彼が通訳をしてくれたところ、 普通なら30分で市内に入れるのに1時間10分かかったのは、バスのストのせいだと言う事が分かりました。 一通の多いサンティアゴの中心に入ったら、何箇所かでデモ集団を見かけ、ノボリも立っていました。 3番目で私の番、やっとホテルに着きました。 「内側の静かな部屋と、大通り側の部屋、どちらがいい?」と聞いてくれたので、 両方見させてもらい、眺めがいいし、明るいし、若干広めだし・・・と言う事で通り側を希望しました。 長旅だったのでとりあえず着替えたい、そして洗濯もしちゃいましょ・・・ 終わったらすぐにホテルを出発、まずは現地通貨を手に入れない事には・・・と両替所へ。
南米では銀行より両替所の方が良いレートを出す事が多いので、 両替所が並ぶアフマダとアグスティナの両通りで何軒かチェックして選んだお店は、 やはり番号札を取るほど混んでいました。 現金が手に入ったのでまずは中央市場へ。
すでに観光市場と化している中央市場ですが、 市場と呼ぶより元市場をレストラン街にしましたといった方がいいんじゃない?って感じです。 ここに来た目的は市場見学ではなく遅めのランチだったのでま〜いいのですが・・・ しかし呼び込みがすごい・・・しつこい・・・見てから決めたいのに・・・ あまりにウザイので、行った人の話とガイドブックの情報で検討していたお店に直行しました。
日本にもチリ産のウニが入ってきていますが、この中央市場の名物もずばりウニ! これが食べたくてここに来たのですからもちろんオーダー。 噂どおり(笑)水っぽくて、ウニの冷製スープ風・・・(爆) 大きなレモン2個分が添えられ、「レモンで食べるのが一番!」とウエイター。 郷に入れば郷に従うのがポリシーの私ですが、 でも・・・わさびをちょこっとのせて頂いた方がずっと美味しかったです。 チューブのわさびも醤油もありましたが、ほど良い塩分があるのでわさびだけで頂きました。 ちょっとザルにとって水分を抜いたウニを熱々ご飯にのせウニ丼にしたかったなぁ・・・ ピコロコは大きなフジツボに似た貝、蟹の味に近いとの某ガイドブックを見てオーダーしたのですが、 やっぱり蟹とは全然違うし、食感はもっと柔らかでした。 全体的なお味は・・・1度食べればもういいかな・・・ ウニなどの海の幸は、ちょっと高くても北海道で美味しいお寿司で頂きたい・・・ ウエイターが来て 「ウニどう?」と言うので「Good!」、 「ピコロコは?」 「はいはいGoo・・・」 そして・・・ 「私のサービスは?」 ウザイ・・・ もうTIPの要求が見え見えですねぇ・・・ お勘定をし、お皿におつりをのせて持ってきた時、 「この伝票にはサービス料が入っていないから・・・」とまたもや言ったので、 本当は10%おこうと思っていたTIPを$1000だけにしました。(7%弱) TIPを全くおかない観光客が悪いのかもしれませんが、何度もTIP、TIPと言われるとかなり不快です。 スーパーに寄ってビールやら水やらを購入し、ホテルに帰ります。 ちなみに缶ビール6本で320円、1.6リットルの水が78円、物価安いですねぇ。 すぐにシャワーを浴びて久しぶりにさっぱり♪ ビールを飲みつつ旅行記を作ったりしている内に23時。 フルフラットでもシートはシート、今夜はベッドなのでよ〜く眠れる事でしょう。 |
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