Dubai
2009年06月 RTW5周目第2弾
風に吹かれて西東・・・ 3日目



全然眠れず・・・でも横になっていたのでそれ程辛くもなく00:30に起きだして洗面所へ。
バーカウンターでまたもやオレンジジュースを立ち飲みしてから席に戻り、支度を整えます。
ロンドン時間1時をUAE(アラブ首長国連邦)時間の4時に合わせておきましょう。

4:20に朝食が届きました。

ドライフルーツやグラノラたっぷりのミューズリー、エナジー・スムージー、ペストリーの朝食

朝食は上の写真のようにこれだけで充分な量なので、
メインのチーズとトマトのメルティ(ミニピザ風) or チキン はパスしました。


05:20ドバイ空港にランディング。
滑走路&誘導路のデコボコが少なく滑らかに感じたのですが、お金持ちの国だから?
(デュバイが近い発音なのですが、ここではドバイで統一しています。)

エスカレーターを降りて降りて、今度は上って上って、そして進んでいくとイミグレが。
どんだけ〜って程の行列用ポールが並んでいましたが、
真ん中に直線で誘導路が作られており、ほとんど待ちなしでブースへ。
質問もなくポンと入国印を押してもらい、出た所の免税店で滞在中飲む缶ビールを買っておきます。^^;
(ホテル近くの大きなスーパーでさえアルコールを売っていなかったので正解でした。)

セキュリティ内に1軒ある両替所で、足代分として¥2000だけ両替をしたのですが、
通関した外の両替所の方が若干ながらレートが良かったです。(-.-)

外に出て、道路1本渡った中州のバス停へ。
バスはドンドン来ては出発していくのですが、お目当てのバスがなかなか来ず、待っているだけで汗が・・・
日陰の上まだ朝だというのに・・・あっつ〜・・・先が思いやられます。

30分程待ってやっと401番のバスが来ました。
チケットは車内で購入可、料金は2ディルハム(約60円)と激安です。
バスは前方席は女性用なので、混んでいてもここだけ空いていたり、隣に男性が来なかったり・・・
(混んでいる時間にはこの国でも痴漢がいるそうです。)
早朝なので渋滞もなく約15分でデイラのアル・サブハ・バスターミナルに着きました。

アル・サブハ・バスステーション 女性専用待合室 ポインタしてね

グルグルしながら着いたのと、道が入り組んでいたのでホテルの方向がわからなくなりました。
近くにいた、見るからに紳士っぽい人にホテル名と住所を言って尋ねたのですが知らないそう・・・
ご自分の携帯でホテルに電話をかけ道順を聞いて、ホテルが見える所まで一緒に歩いてくれました。
優しいですねぇ・・・着く早々「ドバイは良い所だ・・・♪」と感激です。
でホテル、このバス停から2〜3分・・・^^; 後で思うと恥ずかしい程近くてわかりやすかったのです。

こんな早い時間(7:30)ですがすぐに部屋をもらえました。ラッキー♪
フルフラットなので体はラク、短時間ながら熟睡できたし・・・ただ辛かったのはお風呂に入れなかった事。
すでに汗ダクダクなので、すぐにシャワーを浴び、お得意の洗濯も ^^;
家を出て34時間ぶり・・・なので念入りにシャワーを浴びました。ふぅ〜・・・生き返った・・・

少しのんびりしてからレセプションへ。
フィリピン人の女性がいて、同じ東洋人よしみのせいか観光やら両替やら色々アドバイスしてくれたのですが、
私の計画は9割方NGでした・・・(-.-)
滞在日数が短いので彼女のアドバイスを素直に受け入れ、ドバイ三昧に切り替え、街に繰り出します。

まずは両替所へ。やはり空港よりずっとレートがいいですねぇ・・・
ホテルから近い上年中無休、足りなくなったらいつでも両替できるので、
とりあえずここでも少なめの¥2000だけ追加両替しておきましょう。

さてドバイといったらゴールド・スーク、ホテルから歩いてもすぐです。
ゴールド・スークの手前に、先ほど空港から到着したバスステーションがあるので、
帰りの時刻などをチェックしておこうとちょっと立ち寄り、
立っていた係の人に乗場や時刻を尋ねると、すぐそばの事務所へ連れて行かれました。
クーラーの効いた狭い事務所には、英語堪能なバリバリのお兄ちゃんがいました。
バリバリお兄ちゃんにしては立場のある人のようで、
ご自分の倍位の年齢の人を「セキュリティー!」と呼んで、私のために椅子を持ってこさせたり、
わかる所の大通りまで連れて行くように指示したり・・・
滞在中困った事があったら何でもいいからいつでも来なさい・・・と言ってくれ、なんだか心強いです。

アル・サブハ・バスステーション裏のごちゃごちゃした一角がデイラ・スーク、
本当はここを抜けてゴールド・スークへ行くつもりだったのですが、
バリバリお兄ちゃんが無難なナイフロード経由で行くようにとの事なので、素直に従います。


ゴールド・スーク
ゴールド・スーク入口 中はこんな感じ・・・ キンキラキ〜ン

ゴールド・スークと呼ばれていますが、入口には Dubai City of Gold と書かれていました。
木製のアーケードは灼熱の太陽を避けるので涼しく、至る所に設置されているベンチは満員御礼状態です。
この後行ったほとんどのスークも、ここと似たようなアーケードで覆われていました。

ウインドーショッピングをしているとすぐにセールスに出てくる店、全く出てこない店・・・と両極端です。
よ〜く見るとドバイらしい小物で可愛いのがある・・・
全く買う予定はなかったのですが、値段だけ知りたい・・・と1軒のお店に入ってみました。
全然安くない(-.-)・・・というより日本のちょっとした店の方が安いかも・・・ってお値段です。
もちろん最初の言値はアテにできませんし、これから段々やり取りしながら下げて行くのですが、
欲しい物のこの店の相場(言値と下げ幅)がわかったので一旦お店を後にします。

ゴールド・スークの西側を回りこんでクリークの方に進み、デイラ・オールド・スークへ。


デイラ・オールド・スーク
デイラ・オールド・スーク スパイスがいっぱい 鮮やかなお茶用の花

デイラ・オールド・スークはスパイス・スークとも呼ばれていますが、
雑貨や土産物屋なども相当混じっていて、スパイス専門店は予想していたより少なかったです。
その内の2〜3軒に入って、とりわけ気になっていた乳香について色々教えてもらったのですが、
お隣オマーンの乳香が有名だと思っていた私は目からウロコ・・・
現在オマーンで乳香はほとんど取れないし質が悪い、良い乳香はアフリカのソマリアの物だそう・・・
そんな事をいいながら、香炉で焚いてくれたのですが・・・
すごい煙がでるのですねぇ、乳香って。
あ〜これは家では使えないなぁ・・・と買うつもりだったのにちょっと考えてしまいます。

スパイスやお茶などもほとんど輸入品、これはどこの国のもの・・・などと自慢げに話してくれるのですが、
わざわざドバイに来て輸入品を買わなくても・・・と、私の購買意欲はガタ落ちです。


デイラ・オールド・スークを出てクリークに向かうとアブラ乗場があります。
デイラ地区とバール・ドバイ地区は、ドバイ・クリークと呼ばれる入り江を挟んでいるため、
アブラと呼ばれる渡し舟が各3箇所を結んでいます。
1乗船1ディルハム(約30円)なので、上手く利用すれば便利な乗り物ですし、風情がありますね。


乗場には改札みたいなバーのある入口があり係員もいますが、
行き先だけ確認したら乗り込み、座っていると船頭さんが集金に来るので支払います。
船にはヘリ(段差)がなく、1段高くなった真ん中に背中合わせにして座ります。
最初足元が不安かな・・・と思いましたが、乗り降りにはこの方がラクなんですね。
時刻表などなく、定員に達し次第出発になりますが、これが結構頻発で待つことはほとんどありません。
対岸まではわずか500mなのであっという間ですが、川風(クリーク風^^;)に吹かれていい気分♪
向かった先はバール・ドバイ側の一番北側(海寄り)。


ドバイ・オールド・スーク

アブラ降り場を背に左手に進むとドバイ・オールド・スークの西端の入口です。
ドバイ・オールド・スークは衣類のお店が多く、まったくもって私には興味のないスークです。
なのになぜにアブラに乗ってここに来たかというと、ランチをとりたいレストランがあったのですが、
残念ながら改装工事中でテラス席が利用できないとわかり、それじゃ意味ないじゃん・・・と諦めました。

せっかくこちら側に来たのだから・・・とちょっと歩いてみたら揚げ物ばかりの通りを発見♪
それではテイクアウトし、お部屋でビールと共にいただくのが私向き?って事に落ち着きました。(爆)

揚げ物屋さん通り? ポインタしてね 揚げ物いろいろ

とりあえず4種購入し、ドバイ・オールド・スーク東側からアブラに乗り、アル・サブハ通りで降りました。
この乗降場からホテルまでは歩いても3分位と便利な立地です。


ベランダで揚げ物いろいろとビールを♪

シャワーを浴びている間に部屋のクーラーをガンガン効かせ、充分汗を乾かしてからベランダへ。
日陰ながらまとわりつく暑さのベランダでいただく冷たいビールと揚げ物・・・ちょっといいかも♪


日本から西回りなら1/3以下の時間で来れるものを、2機中泊してやっと到着したドバイ、
いくらフルフラットで眠れたとは言え、体はきっと悲鳴をあげているはず・・・
まだ陽は高いのですが、今日はビールを飲みたいだけ飲ませてあげて(爆)お部屋でのんびりしましょう。

結局ネットしたりして、23時半にベッドへ。
泥のように眠れますように・・・



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