Dubai 滞在
2009年06月 RTW5周目第2弾
風に吹かれて西東・・・ 4日目



6時にかけた目覚まし時計で起床、7時間熟睡でとっても気持ちよい♪
外はすでの明るくなっており、灼熱の予感の陽射しが左の空から射してきてます。

7時半、1階の朝食堂へ。
そこそこレベルのホテルにしては予想以上に美味しそうな物がいろいろ並んでおり、
誰もいなかったのでパシャパシャ撮ってみました。^m^

チーズ色々、どれもめちゃうま! ハムは3種 ホンモス2種(豆のペースト)
パンの種類もなかなか・・・ ドライフルーツ4種 フルーツも豊富

他にサラダ、スープ、シリアル、ピクルスなどのコーナーもありました。
補充がマメでいつもきれいな状態になっており、それぞれの質もよかったです。

で、私のいただいたものは・・・
ポインタしてね

昨日の夕方揚げ物とビールを飲んで以来なのでお腹空き空き〜!
ドライフルーツはパスしたものの、他はとりあえず全部お味見の欲張りプレートにしてみました。^^;

この中で気に入った物は、まずチーズ。
ちょっとクセのあるタイプのチーズが5種あり、とっても美味しい♪
それと豆のペーストもグ〜!
特に右のオレンジ色のはちょっと辛くて、パンにぬって食べるとめちゃうま!
カットひとつづつが大きいフルーツは甘みも強く美味しかったし、丸のままのフルーツも豊富。
外人さんは(私もここでは外人ですが^^;)りんごの丸かじりが好きですねぇ。
上左写真の右側のはエッグステーションで作ってもらった、一応オムレツとリクエストしたものです。(笑)
薄めの卵焼き風になっていますが、熱々のこれ意外と美味しかったです。


9時半にホテルを出て、まずは昨日のバリバリお兄ちゃんの所へ向かいます。
行きたい所へのバス番号や乗場、お勧めのショッピングモールなどの情報収集をするために・・・
情報だけでなく詳しいバスマップをいただいてラッキ〜♪
しかしこのバリバリお兄ちゃんは面白い!
治安の話になったら、UAEは世界で2番目に安全な国だというのです。
日本人の私を相手にしての話なので、「1番は日本」とお世事で言うのかと思ったら、
1番安全な国はなんとアメリカなんですって・・・真面目な顔して力説するのです。
ふ〜ん・・・仲良しなんだアメリカとここ・・・たしかにUSAとUAEは似ているけど・・・^m^


さてお目当てのバスはゴールド・スーク・バスステーションから出ているそうなので向かいましょう。
このサブハからは歩いて5〜6分らしいのですが、
そこまでの道中のお店や街並みをチラ見しながら歩いたので、10分ちょいかかりました。


ゴールド・スーク・バスステーションはサブハより大きく、バスターミナルって感じ・・・
レーン(プラットホーム)は3〜4本、それぞれのレーンには乗降場が3箇所あり、
乗場にはバス番号とルートの書かれた案内板が付いているのでわかりやすいです。


教えてもらった8Aは最新型の2両連結バスで、前方から乗車したらドライバーの他に車掌がいました。
このバスは現金不可でバスカード持参者しか乗れず、この車掌はバスカードを売るために乗っていたのです。
バスカードは10回券が18ディルハムと、1回分お徳になっています。
現金払いができないのならそのカードを買うしかないですね、使い切れないでしょうけど。

席は一番前の女性席に座ったので、当然景色も楽しめました。
通路の向こう側の2席とも女性が座っており、この女性席の私の隣に車掌が座りました。
車掌は女性席に座れるのですね・・・^m^
でこの車掌に行きたい所3箇所を言って、ルート取りの良い回り方を尋ねてみました。
色々教えてくれ、降りる時は教えてくれるとの事・・・よかった♪

デイラ地区からトンネルを抜けてバール・ドバイに入ると、右手には海が見え隠れするようになり、
公共の乗り物を利用すると、地元の色々な事を垣間見られて楽しいです。

途中のバス停で乗り込んでくる人の約1/3がバスカードを持っておらず、乗車拒否をされていました。
思いっきり「ダメ!」と乗車拒否をするのでびっくり!
同じ会社なのにバスによって現金のみ、カードのみとはっきり2分しているのは、
旅行者の私だけでなく、住民にとっても紛らわしくて使いにくいようです。
バスカードの1回券を作ればいいのに・・・

行きたい所のひとつジュメイラ・モスクが見えると、「帰りはあそこのバス停で降りるように」とか
「乗り換える次のバスは8番がいい」とか色々教えてくれ、そして「次のバス停だよ」と合図してくれました。

で降りたのは・・・バージュ・アル・アラブへの入口のバス停。

ゲート内側で撮ったもの

当初は、バージュ・アル・アラブでひとりでお食事もなんだかなぁ・・・とか
予約してもどう旅程が変更になるかわからないし・・・とか
それ相当の服や靴をこのわずかな時間のために持っていくのは、RTW旅行者には厳しいし・・・
などと思っていたので予約をしておりませんでした。

なので全体像をちょこっと見るだけのつもりでやって来たのですが、
たくさんの人がゲート前で写真を撮るだけで去って行くのを見、かえって入ってみたくなりました。
そこでゲート前のにいた男性係員に尋ねると、
当日でも予約が取れればゲート通過は可能だけど、その予約は自分でするしかないそうです。
なので希望のアラビア料理のレストランの電話番号を教えてもらい、
日陰でも暑い中、携帯で電話をかけたのですが、「満席」と相手にしてもらえませんでした。(-.-)

これは1軒ずつやっていたらキリがない・・・とセキュリティブース内にいた黒人の女性に相談すると、
ブース内の電話で聞いてくれるとの事♪
「第1希望はアラビアン、第2希望はシーフード、第3希望はどこでもいい」とお願いすると、
取れるのはここだけ、しかも11:30からのみ・・・という事でアジアン・レストランを予約してくれました。

一番避けたかったアジアンか・・・しかもビュッフェだよ・・・(-.-)
でも彼女曰く、「他のところはと〜っても高いし、ここ美味しいよ♪」ですって・・・
ま〜取れないものは仕方ないので、笑顔で「ありがとう!」と言って中へ。
すぐに電動カートが来てくれ、これに乗って桟橋を渡り、いよいよ念願のバージュ・アル・アラブへ♪♪


このカートで桟橋を進むと、後方のジュメイラ・ビーチホテルやワイルド・ワディが遠ざかり、
両サイドにはエメラルド色の海と白い砂浜のビーチが目に眩しく、
正面の聳え立つあの特徴あるホテルが段々近づく・・・いやが上にも期待が膨らみます♪

ジュメイラ・ビーチホテル ワイルド・ワディ ポインタしてね

ポインタしてね ポインタしてね

エントランスは予想よりずっとシンプル、でもさすがに正面においてあるのは高級車ばかりでしたね。
では早速中に入ってみましょう♪

エントランスから上階を見上げると・・・

入口にはおしぼりを持った人、デーツを持った人が迎えてくれ、その後ろには噴水が階段状に続き、
その上には金ぴかの柱がこれでもかっ!と誇示するかのように並んでいます。
その噴水の両サイドのエスカレータで上がるのですが、
その壁は水族館にも負けないような、おびただしい数のカラフルな熱帯魚や大きな魚も泳いでいます。

ポインタしてね

エスカレーターを上り切ると、このフロアはキンキラキ〜ン♪
中央のダンシング・ファウンテン(勝手に命名^^;)を取り巻くように高級ブティックが並んでいます。

ポインタしてね

この噴水の水の演舞は何パターンかあって、いつまで見ていても飽きません。
敷き詰められている虹色の石がとってもきれい♪


トイレもゴージャス♪

アプローチも、洗面台も、個室も、全てがゆったり造られているトイレ、
さりげなく来て、さりげなく掃除して、さりげなくいなくなるスタッフ・・・そのタイミングが素晴らしい!

さてそろそろ予約の時間になったので、レストランに向かいます。

レストランへのアプローチ ウエイティングルーム

レストランへのアプローチも、充分期待に添ったキラキラの派手派手。^m^
レセプションでチェックインすると、これまた輪をかけたキラキラなウエイティングルームに案内されます。
ここはバーコーナーになっているので、アペリティフを楽しむ事もできるのですが、
ビュッフェのお食事なのでアペリティフもないか・・・と頼んでいる人はいなかったですね。
ソファーに座っていると、担当の人がお客毎に迎えに来て、
全てのお料理のコーナーを説明してから席に案内してくれます。

寿司・刺身 鉄板焼き 点心
これ以外にもエスニック料理や
韓国料理、シーフードなども・・・
中華料理
チョコレート・ファウンテン ケーキ ジェラートとフルーツ

寿司・刺身や鉄板焼きが断トツ人気で、人が途切れる事はなかったですね。

窓際の席で海を見ながら私が食べた物
海老、ローストビーフ、刺身 北京ダック 点心
ラクサ スイーツ ジェラート

お料理に関しては、ごくごく普通でした。
どれも本場のお味に叶うわけはなく・・・
でもご当地以外の他国で食す事を念頭に置けばそれなりに美味しく頂きました。
この中で美味しかったのは、ローストビーフ、ブラッドオレンジとマンゴーのジェラート、ケーキの3つかな・・・
私は食べていないのですが、鉄板焼きでのお肉がコスパが良いかも・・・^m^

1階のロビーでしばらく休んでから、またカートで桟橋の出口まで送ってもらいます。
セキュリティブースの中に予約を取ってくれた女性がいたので、
手を振ったらわざわざ出てきてくれ、ちょこっとお礼を言えてよかったです。

バージュ・アル・アラブでランチをした人が、バス乗場へ歩いていくのも何だかなぁです。^^;

バスの待合室 待合室の中とバスカード

さすがはお金持ちの国、ガンガンクーラーの利いた可愛いバス停の待合室は、
バスの確認がしやすいようなガラス張りなので、安心して中に入っていられますね。

次に目指すはパーム・ジュメイラ、椰子の木型に造られた人工の島です。
8番なら中に行く・・・と聞いたから乗ったのですが・・・
実際には手前のドバイ・マリーナまでしか行きませんでした。
よく考えればまだ工事中なのに行くわけないですよね・・・中途半端同士の言葉の壁が原因です。
でもその間のバスからの車窓が楽しかったから、これはこれで満足です。
ドバイ・マリーナのシェラトンでトイレ休憩^^;し、再びバスに乗り来た道を戻ります。

向かうはドバイで最も美しいと言われるジュメイラ・モスク。
ここは通常ムスリム以外の入場はできないのですが、火・木・土・日は有料で入れるのです。
今日は入場可能な日だったのですが、
急遽バージュ・アル・アラブでランチをとってしまったので、公開時間に間に合わず・・・
バリバリお兄ちゃんが、一番最初にモスクに行く事!と教えてくれたのに・・・残念。
と言う事で外観だけ一周してきました。

ポインタしてね


再びバスに乗り、ゴールド・スーク・バスターミナルに戻ってきました。
バリバリお兄ちゃんが「ショッピングモールならここ!」というドバイ・モールに行こうと、
27番バスを待っていたら10分程でやってきたのですが、
「バスカード読取機が故障しているから現金だ」と言うのです。
27番は頻発しているので、じゃあ次のにしようとさらに15分程待ち、来たバスに乗ろうとしたら
機械が付いているバスなのに、またもや「現金のみ」と・・・
よく話を聞くと、どうやらバスによってではなく、路線によって現金とカードとに分けているらしいのです。
なので機械が付いているバスでも、対象外の路線の場合は現金オンリーになるらしい・・・
で、27番は全てにおいて現金用のバスだったのです。
わずか2ディルハムの運賃ですが、バスカードがまだまだ残っているのに・・・と、
なんだか行く気が失せてきてしまいました。
どうせショッピングには興味ないのだから、もうやめちゃお・・・
この近くのフィッシュ・マーケットの方が、私的にはずっと興味があるし・・・


と言う事で、ゴールド・スーク・バスターミナルから5分程のフィッシュ・マーケットにやってきました。
市場前の広場に、トラックからおろされたばかりのすごい数のサメが並べられていたのですが、
元々匂いの強いサメがこの炎天下に並べられているのですから、一帯すごい悪臭・・・
その中に大きいアンコウが1尾、今日の大物!だったのでしょうか・・・



フィッシュ・マーケットと言っても、約半分は野菜や果物の市場でもあります。
一見バラック風ですが、日除けのクロスがそう見えるだけで、中は普通の市場です。



フルーツや野菜が豊富で全体的に安いのですが、とりわけスイカやメロンがメチャ安!
安くても食べきれないのがひとり旅の辛い所・・・
なので食べやすいマンゴーをお買い上げ〜♪



かなり広い魚市場でした。しかもとっても清潔で新鮮!
みんなブルーのシャツに白いエプロンをかけているのが微笑ましかったです。
でも行ったのは夕方だったのに、ずいぶんたくさんの魚介類が並んでいたのが気になります。
これから売りさばけるのでしょうか・・・



デーツ(なつめやし)専門店。笑顔の素敵なとっても優しいおじさんが「どうぞ!」と・・・(^^)
これフレッシュデーツですって、若いうちに摘み取ったってことかしら?
初めて食べたのですが、サクサクして甘すぎずとっても美味しい♪


帰りはせっかくなので、デイラ・スークを見ながらジグザグに抜けてホテルに戻りました。
ホテルに寄らずに通り過ぎ、近くにある24時間営業のちょっと大きなスーパーに入ってみたのですが、
こんなに大きなスーパーでもアルコール類は一切なかったので、
空港の免税店で缶ビールを購入してきて正解でした。
ひと通り見たのですが特に気になる物もなかったのでホテルへ戻ります。

すぐにお風呂に入ってさっぱりしてから、買って来た3つのマンゴーを全部むいて
1個は今夜の夕食用、残りはジップロックに入れて冷蔵庫へ。


このマンゴー、アップルマンゴーに近いクセのない味でした。
これはこれでとっても美味しいですが、私はタイのちょっとクセのあるマンゴーの方が好きですね。

キンキンに冷えたビールを飲みつつ明日の計画をたてたり記録をつけたり・・・
おやすみなさいは0時半でした。



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