Dubrovnik → Split → Trogir |
2009年06月 RTW5周目第2弾 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
風に吹かれて西東・・・ 9日目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5時頃一度目が覚め、それでも6時半までウダウダしてから起床。 夜のフライトまでたっぷり時間はあるものの、チェックアウトの問題が・・・ 到着時オーナーのTさんに確認したら、予約が入らなければ少し伸ばせると言っていたのですが、 彼女はここには住んでいないので、お昼頃来ると言う彼女に会うまで動きがとれません。 朝イチでスルジ山に行って午前中の内に戻ろうかとも思ったのですが、 来る時間がはっきりしない彼女とすれ違ってしまう可能性があるので、やはり部屋にいることに・・・ 荷作りしたり、旅行記作ったりしていると、 窓の外を観光客が歩いているのが感じとれ、時々日本語も聞こえてきます。 観光ルートの真っ只中に泊っているのってなんだかいいですねぇ。 思ったより早くTさんが来ました。で、15時までなら部屋を使っていていいとの事、ラッキーです。 その後は18時までなら鍵を持っていていいので、荷物があるなら家の中に置いておけば・・・と。 とりあえず安心したので出かけましょう♪ まずはクーナが心もとなくなってきたので少し両替しておく事に。 銀行に行くと10人程の列ができていましたが、手数料を取らないので列の後ろに続きます。 円よりレートが良かったUS$で両替をしたらお徳でした。ドルが上がっていたのでしょうか・・・ クーナが増えたのでひと安心。 今日は旧市街を高台から見てみよう・・・がテーマです。(^^) 最初、スルジ山に行く事を検討していたのですが、 公共の交通手段がなく、チャータータクシーは観光客をターゲットにした料金です。 チャーターでなくてもクロアチアってなぜあんなにタクシー代が高いのでしょう・・・ 上には何にもないみたいですし・・・レプリカの十字架は旧市街から夜見たほうが神秘的だし・・・ 山裾野に立ち並ぶ家の間に続く階段を上がると、所々に見晴らし台がありここからの眺めで充分らしい。 スルジ山頂から見ると小さい旧市街が、途中の住宅街からなら手に取るように良く見えるそう♪ そっちの方がいいじゃない♪と自分の足で歩いてみることにしました。 ピレ門を出、右手のこんもりとした夾竹桃の横の階段を上ります。 日本で見る夾竹桃はピンクか白がほとんどですが、こちらの夾竹桃はピンクの色数がとっても多いのです。 花びらも一重と八重だけでなく、フリルが豪華なのや清楚な感じのやら・・・香りも強いし。 少し上ると住宅街に入ってきました。
ジグザグに上ると、今度は果樹木が気になります。
いちぢく、さくらんぼ、檸檬、オレンジ、石榴、キーウィ、葡萄・・・・実がたわわになっています。 柑橘類の香り、いちぢくの香り・・・楽しい♪
階段を進み、角を曲がると・・・もわっとむせるような芳香・・・ジャスミン?の大木があったのです。 こういう五感を楽しむ事ができるのも、自分の足で歩くからこそですね。
見晴台にはベンチもありましたが、あまりの炎天下で座る気にもなれず・・・ 緑がなくなりスルジ山の岩肌だけになったあたりから上を見るともうすぐっぽいのですが、 これから先は歩きにくくハードらしいし、それを押して行くほどではないらしいのでここで引き返します。 旧市街に戻るには、下に下にと下りるだけなので分かりやすいしラクチンです。 あっという間にブジャ門に到着、ここから旧市街に入っていきます。 このブジャ門で旧市街の門全部制覇したかも・・・
お腹が空いたので、ちょい早めのランチにしたいのですが、 一番気になるお店はアメックスだけしか利用できないらしい・・・ダメモトで聞きに言ったのですがやはり・・・ また両替するのもなぁ・・・と、仕方ないのでガイドブックでチェックしたお店、ラグーサ2へ。 クレカ可だし、ここならアパートに戻りやすいから・・・と自分を慰めつつ。
ウエイターは日本語単語をいっぱい知っていて、オンパレードの大安売り! 日本語メニューもあったりで、場所柄仕方ないですが観光客向けのお店ですね。 座るとすぐに食前酒のサービスが・・・ハンガリーのパーリンカみたいなアプリコットの蒸留酒でした。 もっと小さなグラスにいれてくれた方がおしゃれなのに・・・ そしてパンとバターが出されたのですが、しっかりカバーチャージとして計上されていました。 でもここのパンもバターも美味しかったです。
前菜盛合わせはダルマチアハム、チーズ2種、タコのマリネ、オリーブ。 ここのダルマチアハムは薄めで柔らかく、まさにプロシュートそのものでした。 オルハンの手切り?の硬い物もいいけれど、こちらの方が好きかも。 イカ墨リゾット、これは普通・・・ ここはロシャーダ(焼プリン)が絶品でした♪ パフェ用の器に生クリームとレモンが飾られていて見るからに可愛いですが、 プリン自体からもレモンの味と香りがして美味しかったです! 今の所安いワインしか飲んでいないので何とも言えませんが、 クロアチア産のワインはフレンチやイタリアンと比べるとまだまだな感じですね。 たまたまお隣がベルギー国境に近いフランスに住んでいるご夫婦だったのですが、 彼らもワインがイマイチ・・・と仰っていました。 お料理も簡単な物しか食べていないのでこれまた何とも言えないのですが、 クロアチアらしい名物が少ないのですね。 近いせいかイタリアン風な物が多いのですが、本場とはやはり格が違うと言うか・・・ 無難なのは素材そのものを頂く前菜系とか、シーフードのグリルやフリットかもしれません。 海辺のどこにでもある料理になってしまいますが・・・ でもそこそこ美味しく頂いてアパートへ帰り、 ワインが効いているのかチョイ眠いので、目覚まし時計をセットしてベッドへ。 しっかり1時間ほど熟睡して目覚まし時計の音で起きました。シエスタ癖がついちゃったかも・・・^m^ 約束の時間に鍵をポストに入れ、荷物を持ってアパートを後にしました。 空港へ行っても何にもないのは承知之助^^; 何度も通って気になっていたワインバー、ド・ヴィーノで時間つぶしをしましょう。
豊富なワインメニューから、グラスでオーダーできるのがいいですね。 ここのカメリエーレ、KABA.ちゃんそっくりなんです。手の動きや歩き方、しゃべり方・・・ 間違いなくそちら系。でもとっても親切で丁寧。長居しやすかったです。 少し早いのですがバス停へ。 旧市街の北側に空港行きのバス停があるらしいのですが、お宿からそこまで行く方のが大変なので、 キオスクでチケットを8クーナで購入し(車内で購入の場合10クーナ) 1番(1a、1b、1cなど)のバスで、空港とは反対方向のバスステーションへ向かいます。 空港発はピレ門に停まるのだから、空港行きも停まって欲しいものですねぇ・・・ バスステーションまでは停留所で5つ目です。 空港行きのバスの番線が表示されていないのでインフォメーションで確認します。 バスは発車時刻に入って来て、10分程遅れて出発しました。
ドゥブロヴニク旧市街北側のバス停の位置も分かりましたが、 この辺に滞在しない限り利用価値は少なそうです。 空港からの場合対向車に邪魔される海側(左側)、復路は右手に座ると碧い海を独占できます。(^^)v
約40分ほどで空港に着いたのですが、まだ私のフライトのチェックインカウンターは開いていません。 でも発券カウンターのスタッフが言うには、総合カウンターなら搭乗券を出してくれるかもとの事。 小さな空港なので急ぐ事もないですが、やる事を済ませておけば安心かもと行ってみたら出してくれました。 制限エリア内なら静かかも・・・とセキュリエィーを抜けゲートロビーに入ってみたら、 まったくのゲートロビーで椅子以外なにもありません。もう少し広いのかと思っていました。 トイレすらないので、またセキュリティを逆行させてもらい、 電源が取れるのを確認してオープンカフェに入り、生ビールをとって旅行記でも作っている事にしました。
やっとボーディング・コールがあったので再びセキュリティを抜けゲートロビーへ。 ロビーには10人位しかいません・・・ 4時間で行けるバスならずっと安いし、こんな遅い便を利用する人は少ないのかもしれません。 しかも週1〜2便しかないこの便は使いにくいのでしょうね。 やはりバスでのアクセスで、このバスに乗っている50人位が乗客すべてのようです。
3−3配列のY席の最前列通路側を指定していたのですが、お隣2人はすでに着席済みでした。 反対側の3席が全く空いています。私が最後の客だったのでそのままそちらの窓際へ♪ やっと暮れ、西の地平線が茜色に染まってきました。 今はきれいですが、碧いアドリア海に散らばった島々を楽しむ頃には暗くなっちゃいますね。 21:00スポットを離れ、3分後には夕焼けに突っ込むように離陸です。 A席だったので眼下に黒々とした島影がたくさん見え、昼間だったら・・・と、ちょっと残念です。 スプリト到着直前には今夜泊るトロギルの街の灯りがとってもきれいでした。 21:28スプリト空港に到着。 スプリト空港とは言えスプリトまでは約30kmの距離、約4kmのトロギルの方がずっと近いのです。 こんな時間でも路線バスが走っているそうですが、 バス・ステーションからホテルへの道が不確かな上、初めての地でこの時間はちょっと避けたいので、 タクシーを利用する事にしていました。 実はクロアチアのタクシーってと〜っても高いのです。 ドゥブロヴニクでそれはよく分かっていたのですが、念の為インフォメーションでいくら位か聞いてみました。 100〜200クーナ(約2000〜4000円)ととんでもなく大雑把な返事です。 大雑把なだけでなく、わずか5分位の距離の値段とは・・・日本の方が安いのではないでしょうか。 でも安全を買うことにし、タクシー乗場へ。 一応メーターでしたが、数字がめくるめく回ります・・・(-.-) でも到着したら77クーナでした。で100クーナ渡したら10クーナしか返しません。 「77でしょ・・・」と言うとドライバーはメーターを指差すのです。 見るとメーターは90を越え、まだ動いています。油断も隙もありません。 「さっき77だったでしょ・・・」と、ホテルを目の前にしている私はちょっと強気で言ったら、 あと15クーナ返してくれました。2クーナおまけになったわけですね。 ホテルは1階がレストランになっており、今の時間はバータイムのようでした。 このカウンターでチェックインして鍵をもらい外階段から入ります。
部屋に入るとと〜っても可愛い♪ 新しくてきれいです。 ベッドルームはシックだし、バスルームはスタイリッシュだし・・・ 荷物を置いたらすぐに先ほどのスタッフの所に行って、路線バスなどの情報を仕入れ、 それから旧市街へ散歩に出かけましょう。 時はすでに23時近いのですが、人通りは絶え間なく、 たくさんの人がライトアップされた世界遺産の街を眺めながら、テラスで食べたり飲んだりしています。 ランチをとって以来何も食べていないのでお腹が空いている私はレストランを見て回るのですが、 気に入るとクレカ不可だったり、使用可能なお店はあまり食指が動かなかったり・・・ 結局深夜なので飲食は避けてホテルに戻りました。 |
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