Muscat 滞在 |
2010年03月 RTW6周目第3弾 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お初とお久の二国紀行 3日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2時半にベッドに入ったのになんだか寝付かれず、やっと眠れたと思ったら5時に目が覚めてしまいました。 でもその後また2時間ほど熟睡でき、自分でかけた目覚ましより早い7時に起床です。 低血圧なのでちょこっとネットしながら徐々に体を目覚めさせ、それから支度して8時に朝ご飯へ。
無難な洋風のパンやスクランブルエッグ、ソーセージなどもありましたが、せっかくなので私はアラビアンを。 黒オリーブはしょっぱくなくて◎、フムスやフェタチーズを温かいパラタにつけて食べるとめちゃうま♪ 野菜のカレーとチーズオムレツ(というより薄焼き卵)も・・・ このカレーもパラタ(チャパティのような薄いパン)といただくと、アラブの国に来た実感が沸きますね。 朝食後はすぐに部屋に戻らず、ちょこっとホテルの探検へ。夕べ深夜に着きすぐに部屋に入ってしまったので・・・
岩山に囲まれ、すり鉢の真ん中に街があるような錯覚を覚える地形です。 ホテルの前にも、「岩盤が丈夫だからノープロブレム」と言い張っている崩れ落ちそうな岩山がそびえています。 10分ほど見て回ってから部屋に戻り、出かける支度をしてレセプションへ。 マスカットでの予定を全く決めていなかったので、色々相談にのってもらいました。 まずは日本語スタッフがいる旅行社に電話をしてもらったのですが、使われていない番号らしく繋がらず 番号案内に問い合わせてくれたのですが、2社共変わったのかなくなったのか不明でした。 なので行きたいところを申し出て、このホテルにあるいくつかパンフレットをみせてもらうと料金はさまざま・・・ 食事グレードが全く違いますが、観光はほとんど同じ内容で4割位違ってくるのです。 良いレストランでのんびりランチだなんていらないので、ピクニックボックスの安い方に決めました。 ただ、高い方ならこのホテルでクレカ払いできるのですが、安い方はリアルの現金払いのみとのこと。 でもとりあえず明日の観光が決まったので、ちょっとホッ♪ さて今日はこれからどうしましょ・・・まずは近場の探索・・・そしてちょこっと両替もしなくちゃ・・・
銀行はいたるところにあったのですが、屋外にATMの端末がある所はちょっと避けたい・・・と思いつつ お目当てのレストランへ向かっていたら、ひときわゴージャスなナショナル・バンク・オブ・オマーンがありました。 階段を数段上がった自動ドアの内側に数台ATMがあったのでここでキャッシングしましょう。 クーラーもきいているし、英語案内もありました。 この銀行のすぐ裏手がお目当てのレストランだったのもラッキーでした。
オマーン料理が食べられると言う事でやって来たのは「Bin Ateeq 」 ビン・アティークは他にも支店を持っており、全て個室の造りになっているのが特徴的で、 女性や家族連れにはこういった造りが安心して外食できるのでしょうね。 写真付き&英語併記なのでわかりやすく、メニューは品数がとっても多かったです。 オーダーしたのはKabsa Rubiyan (英語名はPrawn Biryani)とマンゴージュース。 ビリヤニはかなりの大盛り! 食べても食べても減りません・・・ 写真では2〜3個の海老しか見えませんが、実は中にも大き目な海老がゴロゴロ入っていました。 量がかなり多いのでライスは半分残しましたが、埋もれている海老はほじって^^;全て完食しました。 両手で円を作るよりもっと大きなお盆にのせて出されたお料理を、 絨毯の上に置いたまま食べるのはちょっと食べにくかったですが、いい経験をしました。 さて腹ごなしに歩きましょう。 せっかくルイの中心部まで歩いたのですから、もうひと頑張りすればオマーン国軍博物館にたどり着けそうです。 と言う事でズンズン歩きます。ここかな?と思ったゲートを進むと迷彩服の兵士が・・・ 「ここはオマーン国軍博物館の入り口ですか?」と聞いたら、「そうだけどまだオープンまでに時間がある」との事。 確かにガイドブックを見ると、木曜の場合9〜12時、15:30〜18時となっています。 「まだ時間があるから座って待ったら・・・」と、なんと兵士さんたちの休憩室(これがまた豪華)に入れてくれました。 片言英語の話せる兵士さんがとっかえひっかえ来ては相手をしてくれたのですが、 なんだかここは国軍博物館への入り口とは真裏のようです・・・ さすがに部外者進入禁止エリアにエトランゼを通すわけには行かず、丁寧に道を案内してくれたのですが、 そうならもっと早く言ってよ・・・って事ですよね。30分位遊んじゃいました。 でも冷たいオレンジジュースをいただいたので許しましょ・・・^^;
国軍博物館までは、炎天下、公道をぐるっと遠回りで歩くので結構大変でした。 たっぷり20分以上歩いてゲートに着いたのですが、まだオープンまで30分ほどあります。 ゲート手前の警備ブースの中にいた人に入口とオープン時間を尋ねると、「まだだから中にどうぞ」との事。 狭いブースなのにクーラーがきいており、机と椅子の他にスペースはほとんどありません。 それなのに暑いからと入れてくれ、ご自分は机に腰掛け、ひとつしかない椅子を私に勧めてくれました。 とっても暑かったので本当に助かりました。 その彼が何度か問い合わせの電話をしていたのは知っていましたが、 時間が来て博物館を開ける人が来た時、声をかけてくれ、入り口までその車に乗せてくれたのです。 このゲートから博物館の建物までちょっと距離があったので、これまた助かりました。
ベイト・アル・ファラジュ・フォートを改装したこの博物館はマスカットで最も古い建物のひとつです。 1845年に当時のスルタンの夏の住居として建てられ、その後オマーン国軍の本拠地となったものの、 1978年にカブース国王が博物館にするよう提唱し、10年後の1988年にオープンしました。
そしてこの博物館は自由見学ではなく案内人が付いての見学なのですが、 先ほどゲートから博物館まで車に乗せてくれた人が通しで屋内と屋外を案内してくれました。 しかも一番乗りでの入場で他に観光客がいなかったせいか、1対1での案内でなんだか恐縮です。
見学が終わり入り口に戻ってきたら、ティータイムしていたスタッフが私にも紅茶とお菓子を出してくれました。 美味しくいただいていたら、私を案内してくれた人が「乗って行く?」と聞くので、 ゲートまでかと思い「ありがとう♪」とお言葉に甘えたら、なんとホテルまで送ってくれたのです!びっくり!! この博物館からホテルまで歩くと1時間位かかりそうなのでタクシー拾おうかな・・・と思っていたのです。 オマーンの人ってみんな親切で優しい人ばかり、初日から感激しっぱなし・・・ ホテルに送ってもらい、その車が遠くに去るのを確認してから、部屋に戻らずスコスコとルイ・スークへ。 クーラーのきいた部屋に入ったら、もう絶対出たくなくなるのは目に見えていますから・・・ ルイ・スークは予想とは全く違い、スークというより庶民の住む地域とお店がある地域って感じでした。
ジグザグに当てもなく歩き、日本のダイソーみたいなお店の人にお勧めのスーパーを聞いたら、 Khimji's Mart (キムジズ・マート) がいいと言うので行ってみると、アラブとは思えないほどの品揃えで楽しい♪ 1.5リットルの水2本と、1.75リットルのグァバジュースとマンゴジュースを買ってからホテルに戻りました。 ちなみに水が約42円、100%グァバジュースが約227円、100%マンゴージュースが約283円、安いですねぇ。
マスカットというかオマーンでは、通常街中でアルコールを買う事は一切できません。 前回のドバイの時は到着が昼間だったので、入国前の免税店でビールを購入したのですが、 今回マスカット入国後に売店があったにもかかわらず、深夜の到着で買う余裕がありませんでした。 これはちょっとしくじっちゃいましたねぇ・・・^^; ホテルのバカ高のミニバーにはインポート物の缶ビールが入っていたのですが、 インポート物ではつまらないので、「郷に入れば郷に従え!」 「オマーンでは休肝日にしよう!」と決めました。 暑かったせいもあり食欲がないので、水とジュースをガブ飲みして夕食にし、ちょっとネットして23:40ベッドへ。 |
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