BRUGGE → BRUSELLES | 2015年03月. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ベルギー&買うだけパリ5日目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5時半起床、良く眠れたので気持ち良い♪ 電気ポットでお湯を沸かし紅茶を入れて飲もうとしたら、ひざ上にちょっとこぼしてしまった・・・(-.-) 濡らしたタオルで何度か冷やし、メンソレータムリップを手に取って柔らかくしてから塗ってみました。^^; 軽い火傷にはタイガーバーム!が自論なので、それに近い持物はこれしかなかったの・・・ ヒリヒリはすぐに落ち着いたので結果オーライ。(火ぶくれやキズにはダメよ) 7時半、一番乗りで朝食へ。 古い建物を改築したせいか?朝食会場へは迷路そのもの。 フロントへのエレベーターとは逆方向へ、2度ドアを抜け別棟のエレベーターは見つけたものの、 降りる階を失念し、とりあえず1階で降りると駐車場みたいで真っ暗・・・ このEVがとまるのは3フロアのみなので、次のフロアへ・・・ここもなんだかヘンな空気が漂っている・・・ チェックイン時にもらった説明書を取りに部屋へ・・・と乗った階に戻ったら、 たまたま朝食へ向かうという年配の女性がエレベーター待ちで立っていました。 ひと気のない時間帯だったので遭遇できてラッキー、無事たどり着けました。 早い時間だったので先客はひと組の男女のみ。その男性が満面の笑みで「おはよう」と声をかけてきたのです。 こんな所で日本人?それに初対面なのに「おはよう」・・・はないでしょ。 と思いつつ「おはようございます」とご挨拶すると、片言日本語のできる台北の方でした。 30歳台?の女性と60歳台?の男性、芸能界ならあり得る年の差婚ですが、一般人としては不自然・・・ と思っていたら、女性(この方も台湾人)はドイツ在住で、この男性のボスなんですって。 上司なのか雇用者なのかわかりませんが、一緒に朝食だなんて微笑ましいです。 台北からアムステルダムに入り、オランダ、ベルギー、ドイツと1週間の駆け足ビジネスだそうです。
魚のマリネがうま〜♪名物マーチェス(ニシンの幼魚)は解禁前だし・・・もしかして冷凍物かな? それから6Pチーズ風のもの、よくあるパンにぬるチーズなんですが、この手としては久し振りのヒットです。 「ぬる」というより「てんこ盛りのせ」で3つくらいペロリ、うま〜♪ チェリージャム、イチゴジャムなどパンにぬる物の種類多し、パンの種類も多かったです。 食べなかったけれどシリアルや卵料理などもありそこそこ充実、でもコーヒーがぬるかったのはダメですなぁ。 精算は昨日チェックイン時に済ませてあるのですが、余裕をもってフロントロビーへ。 タクシーは予約通りちょうど9時に来ました。 スムーズに駅に着き、出発案内板を見ると1本前の09:08発が表示されている・・・あと3分か、どうしよう・・・ 「やっぱ乗ろう!」と急いで向かったものの、エスカレーターの半ば頃、上から「もうダメ、次を」と駅員の声が・・・ ホームに着くと、すぐそばのドア(のみ)が開いているのにダメだった、車掌さんのいるドアだったから。 あの時躊躇しなかったら乗れたかも〜残念・・・ でも予定していた列車が同じホームだったのは不幸中の幸い、ホームに待合室もあったし、 何より待つこと5分で入線、始発だったのも幸い、乗って待てたので寒さも気になりませんでした。
定時に笛とブザーが鳴って出発。 私の前に座っていたキャリアウーマン風の女性(40歳台?)、本を読みながら朝食を・・・ 20x10x10cm位の結構大きめのハードなランチボックスから出てきたのは、20cm弱のバゲットと板チョコ。 包装紙を剥いて取り出した板チョコをバゲットに挟んでかぶりつくのです、なんてベルギーチックなの〜 バゲットに板チョコって感覚はびっくりだけど、チョコパンは美味しいのだからアリだと思う、ていうか美味しそう♪ でも私だったら、チョコをバゲットに挟んでラップなりホイルして持ち歩くかなぁ・・・ 食べる時手を汚さないで済むし、何よりカラのケースを持ち帰るのが面倒。 旅って、景色だけでなく、小さな発見や出会いやひとつひとつの驚きや刺激が楽しいんですよねぇ。 ホテルでスーツケースを預かってもらっていたら、タクシー使わなかったし、乗る列車も違ったろうし・・・ 災い転じて福となす・・・とはいかないまでも、マイナス点にはなっていないと今は思っています。 あっという間にブリュッセル中央駅に到着。 長いホームですが降りたすぐ近くのエレベーターでコンコース階へ。 あとで気づいたことですが、たまたま乗ったこのエレベータがホテルへの連絡通路の前に出たのです。 この中央駅はかなり細長い造りになっており、出口もいっぱいあるのですが、 その時はホテルに行くのに夢中でその恩恵に気づいていませんでした。 スーツケースを転がしやすいギャラリアを抜けると大分ラクとの情報どおり、とりあえずスムーズに外へ出られました。 ただ・・・ここから石畳が続きます・・・(>_<) ホイールが大きいピギーなら楽勝ですが、スーツケースは昔ながらの小さ目キャスター、石畳に食われます。 石畳のヘリを狙いつつ遠回りしたり、ちょっと持ち上げたりしながら、 歩いたら5分もかからないホテルに20分位かかってやっと到着しました。あ〜明後日が思いやられる・・・ 荷物を預かってもらってすぐに出かけます。まずはインフォメーションへ。 ところが「店内改装のため本日は14時から」の張り紙が・・・ 聞きたいことがあったし、街歩きの市内マップや地下鉄マップをすぐに欲しかったのですが・・・ ではお目当てのお店でランチにしちゃいましょう。 結構混むって噂なので、開けたて一番乗り位の時間でちょうど良いかも〜。
やって来たのはサンカトリーヌ広場前のLa Mer de Nord ラ・メール・ドュ・ノール。 魚だけでなく、魚介類を使った惣菜も人気の「北海」という意味の魚屋さんですが、 今では立ち食いシーフード屋さんとして有名&人気のお店です。 立食用のテーブルはありますが、座る為のテーブルはありません。
Croquette aux Crevette 海老たっぷりクリームコロッケ 8ユーロ、牛負けた〜(^o^)超うまっ! イカフリット 5ユーロ どこでも美味しく食べられるこれを選んじゃダメですねぇ・・・ シャルドネは2.5ユーロ、良心的な価格です。 トータル15.50ユーロ(¥2067)、寒風吹きさらす中の立ち食いで¥2000越えはどうかな。 量的にはちょうどよく、腹ごなしに歩きましょ。今日のノルマは歩ける所は済ませてしまう!です。 まずはイロサクレ地区へ。 ここは後で夕食に来る予定でもあるので、立地をチェックしながらジャンネケ・ピスまで歩きます。 Jeanneke Pis (ジャンネケ・ピス)
小便小僧の妹版ともいわれる像です。パロディにしてはちょっとリアル・・・ この頃からちょっと霧雨が顔にあたるようになったので、チェックインの時間も過ぎた事だし一旦ホテルへ。 Galerie St. Hubert (ギャルリー・サン・チュベール) を抜けるのが近道ね。見られるし一石二鳥。
1847年に完成したヨーロッパで最も古いショッピングアーケードのひとつで、 王、女王、王子・・・と3つのギャルリー(アーケード)で構成されています。 チョコレート屋さん何店舗かとデルヴォー(革製品)をちょい覗いてからホテルへ。 預けておいた荷物を受け取りお部屋へ。
お部屋自体はごく普通、でもここは部屋の位置が素敵です!角部屋&グラン・プラスビュー♪ 今回の旅もリーズナブルなお宿ばかりですが、パリ以外、ホテルに恵まれています。 さて軽く荷物をまとめたら、エコバッグと折り畳み傘を持って出かけましょ。 まずはインフォメーションへ 公共交通機関が詳しく載っている大きなマップと市内のマップをいただき、お目当て3か所の行き方を尋ねました。 パソコンを使って場所を調べ、公共交通での行き方、降りた所から目的地までもマップ検索してくれました。 さすがに若いお兄さんだとハイテク駆使なので明確です。 さてそれではブリュッセルに来たら何を置いてもグラン・プラスを見ねば。
ホテルから歩いて2分位なので最高!夜や早朝の人気のない時間帯に苦労なく行ける距離です。 冷たい霧雨のせいでだいぶマシですが、それでも観光客がうじゃうじゃいます。 片手に傘だし、まだ夕方前なのにグレーな空気でなかなか良く撮れませんねぇ。 グランプラスから「小便小僧」へ続く小路に入ったすぐ左手にセルクラースの像が・・・
1388年、現在のグランプラスの市庁舎の左横の通りにあるギルドハウスにて暗殺されたセルクラース。 英雄として慕うブリュッセルの人たちにより、亡くなった同じ場所に19世紀になってから造られたものです。 触ると幸せになれるというジンクスがあるので、とりあえず光っている所を触ってきましたが、 「右腕を撫でる」「右から左に体を撫でる」「足元の犬にも触れないと意味がない」など…色々説があるようです。 少し行くとビルにタンタンの絵が〜♪
1929年のブリュッセルで、「20世紀新聞」の子供向け付録「20世紀子ども新聞」に初掲載されて以来、 新聞、雑誌に連載され、後にアルバム化(単行本)され、80か国語以上に翻訳され、世界中で親しまれているそう。 日本でも1968年に出版したけれど、ほとんど注目されなかったそうです。 ガイドブックに載っていたので知りましたが、読むには時間がなく無知のままベルギーインです。 主人公の少年記者タンタンと相棒の白い犬スノーウィが世界中を旅行し、事件に巻き込まれる・・・ そんな感じのシリーズ物のようです、だいぶ大雑把ですが。 ちなみにセルクラースとは反対の広場の向こう側数軒先に、タンタングッズのお店ブティック・タンタンがあります。
タンタンの壁画がある道をしばらく行くと、ちょっと上向きでカメラを構える人混みが・・・ 小便小僧(Manneken Pis)
「ブリュッセルの最長老市民」であるジュリアン君、 現在設置されている像はレプリカであり、オリジナルの像は1960年代に紛失したそうです。 2度の盗難とか色々書かれていますが、1960年代の紛失って盗難? 数百にも上る衣装のほとんどは、グランプラスのブリュッセル市立博物館(王の家)に所蔵されており、 イベント等で衣装を着ける機会は割と多いそうですが、本日は裸ん坊でした。変な衣装着ているよりずっと良いな。 「世界三大がっかり」のひとつの小便小僧ですが (あと2つはシンガポールのマーライオンとコペンハーゲンの人魚姫) 思っていたより小さい・・・というこちらサイドの勝手な酷評であって、どれもそれなりに素晴らしいと私は思います。
ダンドワの前を通ったので、せっかくだからスペキュロス買っちゃいましょう♪ ベルギーやオランダでミラのニコラオスの日に食べるお菓子ですが、今は普通に年中食べられます。 (ミラのニコラオスとは、サンタクロースの原形となった3世紀後半から4世紀前半に活躍したキリスト教の主教・神学者。) 白胡椒、シナモン、生姜、丁子、カルダモン、ナツメグ等練り込んだ堅焼きクッキーで、見た目は地味です。 スーパーなどでは手頃ですが、さすがに名店老舗のは結構いいお値段。 でも量り売りなので、100g分をいくつ頂戴・・・と小分けしてもらえるのでお土産に便利です。 あとスペキュロス味のスプレッドもお買い上げ〜 滞在中の飲み物や食べ物も調達せねば・・・と、やって来たのはスーパーマーケットのデレーズ。 チョコ以外のお菓子はベルギーで買う予定なかったのですが、 いろんな方のブログ等でワッフル菓子の評判が良かったので、嵩張るけれどちょっとだけ買ってみましょう。
他に水、ヨーグルト、チーズ、パンなども・・・超重いエコバッグを持ってホテルへ戻り、置いたらすぐまた出かけます。 細道なので見逃して通りすぎ、おかしい?と戻ってやっと見つけたお店への路地、 お目当てのこちらは A la Becasse(ア・ラ・ベカス)、夕食前に喉の渇きを癒しましょ♪
ランビックビールが名物のブラッスリーです。雰囲気は超良〜い♪ ガラガラに見えますが私の後ろはもういっぱい、10分もしない内にカウンター寄りもほぼ満席に・・・ グッドタイミングで席がとれて良かったです。 お勧めを尋ねたらランビック・ドゥとのこと、ではそれをお願いします。 ランビック・ドゥはシードルに似た甘酸っぱい軽いビールなので、基本的には好みではありません。 でもベルギーらしさを感じるビールですし、軽いので気軽に飲めます。 いつもだったらお代わり(お口直し^^;)するのですが、この後夕食に行くので1杯(1カラフ)でガマン! シェ・レオンでムール貝♪の予定でお店に行ったのですが、外にまで行列!というか団子状態ですごい喧騒! 尋ねると21時以降なら予約可ですって、ちょっと遅すぎ・・・昼間見た時はガラガラだったので油断していました。 明日行く予定だった Kelderke (ケルデルク)へ予定変更! ブラバン侯爵の館の地下にあります。
結構混んでいましたがすぐに席を貰えました。でも私の次の次の人から断られていたのでラッキーでした。 出入りが大変なほどギュウギュウな席の配置、メニューが読みにくいほどの照明ダウンは雰囲気作りなんでしょうか・・・ 今お肉気分ではなかったのですが、ここに来たらやはりカルボナード(牛肉のビール煮)を食べたいですね。 事前調べではすごく評判が良かったこの料理、 牛肉の臭みを少し感じたし、思ったよりほろほろ崩れるような煮込み具合ではなかったです。 でも私が期待しすぎていただけで不味いわけではなく、ごく普通でしたねぇ。 外に出ると雨は上がっていました。濡れた石畳に建物のライトアップが跳ね返りとっても美しい〜♪
あとやることは中央駅のチェック! メトロと国鉄の連絡通路やエレベーターなどの設置個所、メトロやトラムのホームなどなどチェックし、 刻印後から有効時間が始まると確認できたので、24時間チケットも購入しておきました。7ユーロ(¥933) インフォで貰ったメトロマップは小さかったのですが、駅の窓口では大きくて見やすい最新のがあったのでゲット! 駅にもインフォがあり、お客がいなかったのでこちらでも情報収集を! 持参のミディ発パリ行きチケットが中央駅から乗れる?とか、ミディ駅行きが頻発するホームなどなど・・・ 不透明だった事が段々明確になり、不安要素が減って来てホッ・・・ではホテルに戻りましょ。 ずっと1泊での移動だったけれど今夜から連泊、荷造りの心配がないのがいいですね。 ゆっくり入浴し、冷え切った体を温めたら・・・ 温かい部屋で中世の街並みを見下ろしながら飲む冷たいビール、最高!
熟成ランビックに酸味の強いブラックチェリーを漬け込み、濾過後瓶詰したBelle-Vue-Kriek (ベルヴュー・クリーク) Palm Speciale(パルム)も、甘味と酸味のバランスの良いフルーティーなビール、 ベルヴューはちょっと色が濃く、パルムは輝く小麦色、味が違うのは当然ですがどちらもベルギーらしくフルーティー。 ホップの効いた苦めのビールが好きな私には、ビールと言うよりカクテルに感じちゃう。 窓の外は・・・
こ〜んな素敵な光景が・・・ 画像だとわかりにくいですが、このお月様、大きくてぴっかぴかでとっても神秘的だったのです。 塔の真上にあった時からずっと眺めていました・・・ビール片手に^^; あ〜なんてス・テ・キ♪なんでしょう。 |
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