BRUXELLES → PARIS | 2015年03月. | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ベルギー&買うだけパリ7日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
週末金曜だったせいか?明け方まで酔っ払い?の奇声が・・・ 部屋は5階なので睡眠を妨げるほどではないけれど、なに?と窓開けて覗いてしまいました。 目覚まし時計は6時にかけておいたのですが、すっきり目が覚めてしまったので4時半起床。 最終荷造り完了、ピギーも入っているスーツケースはパンパン!しかも重い! 石畳でキャスターが壊れないか心配・・・ ギャラリーまでの石畳が不安だし、 昨日チェックした時、ホームへ下りるエレベーター3基全てが稼働していなかったのも気になるので、 予定を1時間早めて7時半にホテルを出発。 懸念通り石畳が相当しんどかったけれどなんとかクリア、エレベーターは動いていました。(^^)v 予定よりだいぶ早いですが、来た電車に乗ってMidi駅へ。
あまりに早く着いてしまったので、構内の専用待合室で記録を付けながら時間つぶし。 飽きるほどの時間を過ごし、10時ちょっと前、やっとホームの表示が出たのでエレベーターで向かうと、 なんとすでに入線済みどころか乗車開始している・・・間際まで番線表示しないこの形式、どうにかならないのかなぁ・・・ ブリュッセル始発の短い8両編成でした。
号車は違うものの座席は往復共全く同じ88番、でも往路は車両の最後部、復路は真ん中あたりでした。 今回も窓際だったけれど窓と窓の間の席、ほとんど壁だと窮屈に感じるものですね。 眺めは楽しめないし、お隣もいたし、パリ北駅が終点・・・なので安心してうつらうつらしてしまいました。 定時にパリ北駅着、曰くつきの駅前のホテルへ。 初日CDG空港から到着しチェックインした時のあのお兄ちゃんがいました。 「私の事覚えてる?」「もちろん♪」 「じゃ荷物を預かってくれるって言ったことも覚えてる?」「・・・」 「このスーツケース預かってもらえず、ずっと持ち歩いたんだけど・・・」って言ったら、 なんとコヤツ「セキュリティの問題」とヌカしたの。 でもまたお願い事をするのでグっと我慢、それ以上は問い詰めなかったけれどね・・・ それに「チェックインにはまだ早いけれど部屋をあげる」って。「あ・げ・る」だって・・・(-.-) ま、彼にとっても英語は外国語だから悪気はないのかもしれませんが・・・ で、お願い事・・・「これから買って来るバターとかを、明日までホテルの冷蔵庫に入れてくれる?」 (このホテル、冷蔵庫付はスイートルームの1室のみで、その部屋ベラボウに高いらしい。) 「OK!ただしあまり大きくちゃダメだよ」と。 「荷物の件があったから不安、ダメなんて事になると困る。今日は何時までフロントにいるの?明日は?」 「今日は16時まで、明日は休み」だそうで、自分の名前を紙に書いてくれました。 部屋に行って荷物を置いたら速攻で出かけます。彼がいる内に冷蔵庫に入れてもらうのが安全牌だからね。 使い切れないと思うけれど、時間が惜しいしクレカ払いできるのでカルネ(メトロ回数券)を購入。 14.10ユーロ¥1870、高っ!円安も加担しているけれど、一回券とのバリューの差は昔の方がお得だったな。 パリは日曜や月曜定休の所が多く、行きたいエピスリーは日曜休み、キャトルオムは日月と強気の連休、 なのでこの2店は土曜の今日しかチャンスがない、でも部屋には冷蔵庫がない・・・ 言うことが二転三転するあのホテル、万一ホテルの冷蔵庫に入れてもらえない場合も想定し、 日曜も13時まで開いているローラン・デュボアで、出発当日である明朝買うのがリスク回避かな・・・ バターはボン・マルシェ(エピスリー)で今日、チーズはローラン・デュボアで明日購入・・・と計画し、 明日スムーズに事が運ぶよう、とりあえず場所と品物をチェックして来よう・・・と向かいます。
Fromagerie Laurent Dubois (フロマジュリー・ローラン・デュボワ) は、 M.O.F.(フランス国家最優秀職人賞)を受けたデュボワ氏が吟味したチーズを扱うお店で、パリ市内に2店舗あります。 5区サン・ジェルマンの方は観光客で混みそうなので、あえて15区の本店にやって来ました。 すると・・・なんと店員さんの中に日本人の女性がいらっしゃるじゃないですか。しかも2人! 日本語で丁寧に説明してくれるのでとってもわかりやすかったです。試食も色々と♪
買いたいものをメモし、明日また来る・・・と言ったら、日曜は混むから今日の方がいいとのこと。 包装紙にチーズの名前・乳種・産地など書いて下さって真空パック、そして冷蔵庫に預かってもらい、 本日精算、そして明日は受け取るだけにしてお店を後にしました。 1時間位つきっきりで応対してもらえたので、やはり今日の内に全て終わらせて正解でしたね。 次はQuatrehomme(キャトルオム)へ、こちらもM.O.F.(しかも女性としては初代.)がいらっしゃいます。
ショーケースの向こう側にいるお店の人に注文するための列ができていました。 先にチェックしたいのに、真ん中のシマにも商品を並べているので、狭いわ動けないわでちょっと買いにくい。 自分の番が来てから選別、あれ200g、これもね、そっちのも・・・とあっちに行ったりこっちに行ったりする事に・・・ 注文が終わりレジ前で待っていると、紙が回って来て精算、しばらくすると現物が届く・・・という流れでした。
ローラン・デュボアより全般的にお安めでした。こちらも真空パックにしてくれます。 定休日や冷蔵保存などの不安材料がなく、空いている時間帯に来れるならキャトルオムに軍配。 でも日本語での細やかな応対、試食&説明を聞いて思わず買ってしまったチーズも何種類かあったので、 甲乙つけがたいですね。 次は1852年創業、世界で一番古い歴史を持つデパートLe Bon Marche (ル・ボン・マルシェ) の別棟にある食品館、 La Grand Epicerie de Paris (ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ) へ。キャトルオムから歩いて行けます。
入るのに荷物チェックのある高級スーパーです。 ここへ来た目的はボルディエのバター♪パリではエピスリーにしか売っていないとの事でしたが、 実はローラン・デュボアにも無塩と有塩のはあったので、保険として買ってはおきました。 でも一番欲しかった海藻のバターはなかったのですが、エピスリーにはいろんなフレーバーと共に大量にありました。 昨秋、台風の影響で海藻が採れずしばらく製造中止、どうなっているか気になっていたので、良かった〜(^^)v
ボルディエのヨーグルトとリオレ(ライスプディング)、ターブリ(パセリサラダ)、生ハム、バゲットなどもお買い上げ〜 さ〜急いでホテルに戻らなきゃ・・・お兄ちゃんがいる内に・・・ 部屋に戻り、チーズやバターを手早く整理し、それから持参の保冷剤も持ってレセプションへ。 食品は冷蔵庫へ、そして保冷剤は冷凍庫へ無事預かってもらえました。(^^)v カルネがあるからまた出かけたい所だけど、なんだか疲れちゃったので、 お得意の部屋Dinnerにしましょ・・・と近くのカルフールに買い出しへ。 ワインが豊富!しかも安〜い!!3ユーロ位から多々あり、それでもAOCワインだったりしてびっくり! 一番多い価格帯が9ユーロ前後、その位のでいいと探していたら、 サン・テミリオンのChateau Haut Cadet (シャトー・オー・カデ) がグラン・クリュで11.50ユーロでした。 今夜飲み用だけれど、半ダース位買って帰りたい! 他にムール貝、コントレックス(水)、マスタードやぬるチーズなど購入してホテルに戻ります。 コンシェルジュに「ワインを開けてもらいたいのだけど・・・」と相談したら、1階(日本式2階)のBarへって。 入口でギャルソンに言うと、とてもにこやかにすぐに開け、抜いたコルクを拭いて逆さに差し込んでくれました。 さすがはワイン大国、私みたいなゲストが多いのでしょうね。 部屋に戻り、ワインをグラスに注いでから入浴。 そして晩餐会♪
ワイン・バゲット・生ハム、これらはレベル高し、超々美味でございました♪ そしてヘルシーなターブリ、ピメンタ風味のムール貝も美味しかったです。 ボルディエのマダガスカルバニラのヨーグルトとお米のプディング、期待し過ぎたせいか、美味しいけれど普通かな・・・ 明日というか、深夜の2時にサマータイム突入、時差帯を越える移動日に当たるのは3度目です。いつも緊張する・・・ 1時間のレイトチェックアウトを貰っているけれど、サマータイムで帳消しってことね。 ワイン1本空けちゃったのでフワフワいい気分♪PCオンのままうたた寝していたもよう、電気も消して1時にベッドへ。 今日の戦利品!ご紹介♪ 最初はローラン・デュボア、日曜の明日も開いているし預かってもらえたので大人買い!
・ラングルは牛乳から作られたウォッシュタイプで、それはもうトロットロ、ウォッシュにしてはクセ少な目。8ユーロ ・ブルターニュの牛乳から作られたDarley 、すぐき漬みたいな強烈な風味があり、これ大・大・大好き♪6.14ユーロ ・Grataronはローヌアルプスの山羊乳から作られるセミハード、そこそこクセがあってこれも好みです。6.62ユーロ ・濃厚で絶品のコンテ、年代別に3種ほど試食し選んだのが2013年物、334gで11.69ユーロ ・右ふたつは山羊乳のクロタンを熟成させた物。香りが強くケースに入れられていました。各3.40ユーロ 右端は熟成が進んでちょっと硬め、右から2つ目は外皮に青かびも少し現れ中はしっとり。どちらもうま〜♪
・Saint Maure 100jour はロワール渓谷付近で山羊乳から作られるチーズ、 灰青色のカビで覆われ、固めで少し酸味があり中心に藁が1本入っています。これもうま〜♪14ユーロ ・真ん中はブルゴーニュ地方の牛乳で作るエポワス、日本で売られているエポワスとは別格!13ユーロ ・Niolu (レシート表記はEntree prix unit)は、コルシカ島の羊乳で作られたウォッシュ、見た目よりマイルド。6.61ユーロ
・ボルディエの有塩&無塩は260gで4.90ユーロ。 ・右のLa Barutie du Cremier は生乳だけで作られている岩塩入りのバターで、 塩の粒(フルール・ド・セル=塩の花)が目で見え、食べるとじゃりって言うの♪250gで4ユーロ。 どちらも有塩はパンにのせて(ぬるのではなく)食べるとめちゃうま♪ 無塩は料理用ね。 ちなみグレーの包装紙は、内側にワックス加工を施した紙とフィルムの二層構造で、 柔らかくて丈夫な上に断熱効果もあり、温度変化をやわらげ、結露しにくい紙なのだそう。 チーズを直接包んでもフィルムが適度に水蒸気を逃がすので、蒸れずにチーズの保存に最適なんですって。 さすがはチーズ大国おフランスざんす。 一番楽しみにしていたキャトルオム、定休日と私の出発日がドンピシャリ、なので前日にごく少量購入しました。 夜便なので、当日購入がベストだったのですが・・・これからは細かい点も考慮して決めなくちゃです。
・牛乳で作ったフレッシュチーズに、大粒でシャキッとした食感のレーズンを纏わせたロワイヤル・レザン、 ミニとはいえテニスボールをひと回り小さくしたサイズ、1.50ユーロでした。安いですよねぇ。 ・真ん中は時期遅れでどこにもなかったモンドール、やっと巡り会えたけれど大きい物の切り売りなのが残念・・・ ・その隣は水牛で作ったブルーチーズ、青かび少な目、熟成強めのブルーでした。 ・一番右、直訳はミルクジャムですが、キャラメル風と言った方がわかりやすいかも。これもうま〜♪ カップを選んで好きなだけ入れてもらう量り売り、上ので302g/5.77ユーロでした。 エピスリーでは一番楽しみにしていたボルディエの海藻入りのバターが目的、 何種類かあるフレーバー物の中から燻製のバターもお買い上げ〜。 もっとたくさん&色々欲しかったけれど、冷蔵の不安があるので最小限で諦めました。
・海藻も燻製も有塩で125g、海藻は3.65ユーロ、燻製は3.30ユーロ。 でね、この海藻バター、ちょっと臭いのね(失敬!香りが強いと言うべきか・・・) それがめちゃうま〜&好き♪ 炊き立てご飯にのせて溶ける前にお口へ・・・^m^・・・パンで食べるよりずっと好み。 燻製のバター・・・これは想像通りの風味、あの香りと味を生かせる食べ方を現在思索&試作中です。 注:ホール以外のチーズは全て量り売りのため、私が購入したサイズ(重さ)での値段です。 品名がわからない物は、レシートの略語や手書きしてもらったのを転記したため、誤字があるかもしれません。 |
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