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9日目 石垣島 → 西表島 → 石垣島

6時半起床、夜中の強い雨が心配で一番で窓を開けてみます。
う〜ん、雨は落ちていないけど、すぐにも落ちてきそうな雲行きです。
天気予報では「曇り時々小雨」、怪しいなぁ・・・

石垣にいても離島に行ってもお天気が悪いのは同じ、じゃあ初心貫徹!行っちゃいましょ西表。


石垣港離島ターミナルには5〜6箇所のツアー会社が入っているのですが、
予約を入れていても当日まで取消料をとらないのはどこの会社も同じで良心的です。
私が仮予約したコースは、昨日の時点で2名+私だけだったのですが、
最少催行人員2名のコースなので、その2名がキャンセルすると私は今日行けません。
当日までキャンセル料が無料なのはこんな時不安ですね。

でも無事チェックインされたようで私も参加可能になりひと安心。
綴りのクーポンを渡され、実際には個人々々で動く事になりますが、フォローはちゃんとあり安心です。
天気予報では波の高さ1〜2m、
乗船の時、「前の船室の後の方が揺れは少ないですから・・・」と言われ、
揺れるんだぁ(>_<)・・・と覚悟して乗ったのですが、実際は全然揺れませんでした。(^^)
どんよりした空なので海は鉛色で冴えなく残念ですが、
所々ぽっかりエメラルド色の海面が現れたりして、きっとこの下は珊瑚礁なのかぁ・・・とウキウキ。
お天気の良い時にもう一度リベンジしましょ・・・

サザン・パラダイス ポインタしてね 前方の船室 お天気の良い日なら後方席もいい感じ

約50分で西表島の大原港に到着です。

往路7名、復路3名で利用したバス
ポインタしてね
往復の乗船券、バス券、水牛車の券、
昼食券がセットになったクーポン


港には3台のバスが止まっており、誘導されたバスでまずは仲間川のボート乗り場に向います。
Aコースは2人+私、その他に早回りCコース参加の4人、計7名で大型バス1台でした。
赤字でしょ・・・って感じですが、6月と12月以外は混んでいるみたいです。

原始の姿をそのまま残す仲間川は全長17.5k、マングローブの広さは200haで日本最大の規模を誇っています。
ここからサキスマスオウノキ(「サキシマスオウの木」ではないらしい)までクルーズを楽しみます。
舟は他のコースの人と混載でしたが、それでも定員の半分以下でゆったり座れました。
雨を心配してかサイドはビニールカーテンがかけられていたのですが、
大丈夫そうなのでみんなでロールアップ!・・・ちょっと肌寒いですが眺めは数段良くなりました。

引き波を立てない舟
往復で約70分のクルーズ
乗り降りは前から ポインタしてね
後ろはこんな感じ
操舵席 ポインタしてね
これ、大しじみです。

樹齢約400年のサキスマスオウノキ迄は
舟着場から歩きやすい遊歩道ですぐ
板根のうねりがきれい!
巨大な2本が一体となっており
別名「めおとスオウ」とも呼ばれている。

ポインタしてね


船頭さんは他のバスからかり出された運転手さんでした。もう口八丁手八丁で楽しい!!
ロビンソンさんみたいな野性的な人で、この人のバスに乗りたい!って感じ・・・舟の中も爆笑の連続でした。
一方私達のバスの運転手さんは面白みはないのですが、とっても穏やかな石垣在住の方、
美味しいお店など教えていただきました。


美原から今回のメーンイベントのひとつ、水牛車で由布島(ゆぶじま)に渡ります。
普通の牛と違って、水を怖がらず力が強いため水牛を使うようになり
今では干潟を渡る水牛車が西表島の観光の目玉になっています。


水牛の名前は裕次郎君。
由布島の水牛車引きの中では最も若手の7歳で今後のホープとの事、グイグイ由布島に進みます。

おじさんもいい味出しています。
そして安里やユンタを歌ってくれました。
もちろん私達もつられて〜♪
力強い裕次郎の後姿

お土産屋などの入っている案内センターを抜けると、由布島植物園です。

No.1フォトジェニックの静ちゃん
ポインタしてね

アダン ポインタしてね トックリヤシモドキ ポインタしてね トックリヤシ


熱帯植物などをみながら進むと一番奥に蝶々の温室があり、
私にとってはゴキブリより嫌いな蝶々や蛾・・・でもせっかくなので入ってみます。
白地に黒い模様の蝶々が沢山舞っていて、やっぱりちょっと苦手なのでさっさと帰ろうと思ったら
「オオゴマダラの金色のさなぎが奥で見られます!」との案内板が・・・
これは見なくては・・・と一番奥に進むと・・・
金色ピカピカのさなぎがクリスマスツリーのようにた〜くさんぶらさがっていました。
さなぎが抜けたものは半透明になっていて、生命の神秘をひしひしと感じました。

オオゴマダラの黄金のさなぎ 抜け殻は透明なのです。 これがオオゴマダラ


水牛の水浴び場へ行ってみましょう。

ひと仕事終わる大好きな水遊びのご褒美です♪
遊んだらまたお仕事お仕事!


帰りは由太郎君の引く水牛車、そして案内してくれたのはおばさんでした。

体力が衰え始めた由太郎ポインタしてね 裕次郎にどんどん抜かれます

由太郎は17歳、人間の年齢に換算するには3倍だそうでちょっと力が弱くなる世代・・・
潮に流されたせいもあり後ろから来た裕次郎に追いつかれ、そして抜かされてしまいました。^^;
帰りの歌は「涙そうそう」♪ もちろんみんなで歌いましたよ〜。

もう13時、昼食はレストランで西表祭膳でした。
こういうツアーでの食事には期待していなかったのですが・・・美味しいじゃないですか♪

西表祭膳 ポインタしてね
グルクンの南蛮漬け、ゴーヤーの味噌漬け、パパイヤの佃煮、みみがーの中華和え、焼味噌が美味!
他には、黒紫米のご飯、パパイヤの煮物、ラフテー、ゴーヤーチャンプルー、紅芋胡麻団子など。
椀物はシークヮーサー入りの西表そば、ゴーヤー茶も美味しかったです。


ここで早回りCコースの4人とお別れし、Aコース3名でバス貸切です。
当然マイク不要で、個人的質問にも丁寧に答えてくれます。
冠鷲、八重山大こうもりは見たい放題みられました。
良いカメラなら素晴らしいショットだったと思います。私のオンボロデジカメだとよくわかりません。
でも私の脳裏にしっかり焼きついています。
運転手さんも、冠鷲や八重山大コウモリがこんなに見られたのは珍しい・・・と仰っていました。
残すはイリオモテヤマネコとセマルハコガメですが、お会いするにはかなり難しそうですね。


次はかなり昔人気だった星砂海岸へ。(今は星砂の浜って言うんですね)

浜辺まで下り、手の平を浜にぎゅっと押し付けて付いて来た砂を見て
「今日は少ない、粒も小さいなぁ」と運転手さん。
それでもたまたま持っていたビニール袋に入れて、お土産ひとつ出来上がり〜!
星砂のツノが5つに対して、6つ以上あるのを「太陽の砂」と言い最近はこちらが人気らしい。
希少な太陽の砂は星砂の5倍の値段で売られていました。

星砂の浜 小粒でしたが収穫〜
ほとんどが普通の砂ですが・・・
今は太陽の砂が人気


白浜に向います。

お天気だったら川平よりきれいと言われている白浜、生憎こんな1日でした。
それでも目をこらすとすぐそばに、縞々の熱帯魚や沢山のイカが確認できました。

波のうねりの状態の良い時期(3〜10月)なら近くの上原港から石垣に帰れるのですが、
この時期は安全対策で大原港から石垣に向うため、白浜から1時間半もかけて大原港に戻ります。

大原港ターミナルとシーサー

帰りのサザンドリームは往路よりちょっと大型、4−4の座席でした。

やはり揺れる事も無くスムーズに石垣に到着、不要なものをお宿に置いてすぐ出かけます。

西表でバスドライバーだった方は石垣在住の方でもあったので、お薦めの居酒屋を2件教えて頂き
私が良いと思っていたYは意外や地元の人には評判が良くありませんでした。
私がチェック済みのお店とお勧めの店がダブったので、では本日はそこへ行ってみましょう。

やいま家庭料理 さつき
美崎町7-16 11:30〜24:00


海ぶどう アーサーとモズクの天ぷら 高瀬貝のバター焼
パパイヤ・チャンプルー オリオンの生 泡盛 菊の露を1合♪

要らない突き出しがないのがいいですね、私にとっては。
ビールグラスが凍るほど冷やしてある点ですでに気に入りました、ここ。
海ぶどうは大粒でねっちり美味しいのですが、ドレッシング風なタレはイマイチでした。
アーサーも美味しかったのですが、モズクの天ぷらが超美味しい♪
ついてくる天つゆが甘すぎだったので、コーレーグースーと塩で頂いたら大正解でした。
高瀬貝のバター炒めは、玉ねぎが多すぎの感もありますがそこそこでした。
熱々のパパイヤ・チャンプルーはスーチカ入りで、結構好きです、これ。

お手頃価格なのに美味しいので満足♪
前回美味しかったミミガーを購入しにそのまま公設市場へ向います。

前回もそうだったのですがその時はあまり気にせず、でも今回もそうだったのであえて記すのですが、
お支払いで全然違う料金を請求されました。
前回はたまたま間違ったのだと思っていたのですが、
今回は同じ物を3つ購入したので計算の間違えようもないと思うのですが・・・
「これ、ひとつ○円でしたよね?」と聞いたら、
戸惑いもなく「あ〜○円です」って素早い反応も気になります。考えすぎかもしれませんが・・・
ま〜ここに限らずどこでも、ちゃんと暗算してからお支払いした方がいいかもしれませんね。

違うお店で、瓶入りの辛い調味料2種、鰹の腹がわという珍味もお買い上げ〜
(後日談:鰹の腹がわ、めちゃうまでした♪)

オリオンビールとシャーベット状の於茂登が冷蔵庫の中で待っています。早く帰りましょ♪
入浴&洗濯のあと、210円のモズクを肴に飲んだくれます。(笑)



今回はお天気に恵まれない2泊3日でしたが、次回は八重山諸島滞在型で訪れたいです。
でもお天気は悪くても傘をさすことがなかっただけラッキーでしたね。

い〜〜〜気分でおやすみなさいです。


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