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6日目: フローレス(グアテマラ)→アルトゥン・ハ(ベリーズ)→チェトゥマル(メキシコ)
モーニングコールより1時間早い、4時半に起床。
なんだか知らないけど、Y部長が夢に出てきてびっくり・・・寝覚めわる〜(>_<)
でも6時間しっかり熟睡できて快調です。
熱いバスタブに浸かってふ〜っとすると、全身目覚めます。
きのうティカルでたくさん登ったので、きっと筋肉痛がでるだろうな・・・と覚悟していたのですが、
思ったほど痛くもなく、今日も1日頑張れそうです。
朝食は6時半からで、出発は7時との事、
レストランのあるレセプションホールとコテージ棟が離れているため
全ての荷物を持ってレストランへ向います。
食事が済んだらそのまま出発です。
昼と夜の気温差が大きいためすごい濃霧、さすがの飛ばしやドライバーも、今朝は慎重です。
そのため、グアテマラとベリーズの国境まで1時間20分かかってしまいました。
川が国境になっており、中州みたいな所に出入国管理事務所の建物があります。
管理事務所の手前の広場が駐車場になっており、
駐車場には掘っ立て小屋風のお土産屋が数件ありました。
ベリーズ側にベリーズで使用しているバスが到着しているか確認に行っている間、
私達はバスの中で待機していたのですが、
まだ来ていないとの事で、バスから降りてしばらく自由行動になりました。
グアテマラ織りのランジェリー入れを見ていたら、「GQ40(¥560)にするよ!」と声かけられたのですが、
私の手元にはGQ15(¥210)しかないし、
特に欲しかったわけではないので「お金ないから・・・」とその場を去ろうとしたら、
残金がGQ40あるというツアー仲間のSさんが、
小銭入れみたいのを2つ足して「GQ50(¥700)にならない?」と交渉し、成立♪
私はGQ40(¥560)のグアテマラ織りをGQ10(¥140)で手に入れてしまいました。
なんだかすみません、ありがとうございました。
こんな事をしていてもまだバスは到着していないようです。
その内トイレにも行きたくなったので、道の向こうのガソリンスタンドでお借りし、
その隣の売店でGQ5(¥70)で買える物がないか探したら、
1本GQ2.5(¥35)のサルサ・デ・チレ(タバスコ風)をみ〜っけ!2本買ってGQ無事使い切りました。
もちろん1本はSさんにプレゼントしました。安いお返しです・・・
でもこのサルサ・デ・チレ、ちゃんとビン入りで結構美味しかったのです。
バスが着いたらしい・・・との事で、歩いてグアテマラ側のイミグレへ。
あっけなくポンとスタンプを押して返してくれ、
建物を出た所にグアテマラでお世話になった車とガイドが移動してきており、ここでお別れです。
次にベリーズ側の入国の建物に入り、ここも簡単にスタンプを押してくれ
入国側から出た所にベリーズのバスが止まっており、すでに大きな荷物を積み替えただけでなく
車内持込の手荷物も前のバスと同じ席に置かれていました。
バスは少しボロになり、ドライバーもひとりだけになりました。
今度のドライバーは安全運転で、安心して乗っていられるのですが、
何せボロバスなので、気に障るようなキーンという音がずっと鳴っていました。
ベリーズに入るとすぐにいくつかの小さなマヤ遺跡(カル・ペチ等)が点在するのですが、
今日の目的の遺跡はアルトゥン・ハです。
首都のベルモパンを抜け、ベリーズシティの近くになるとカリブ海の碧い海が見えて来たのもつかの間
再びホコリだらけのでこぼこ道を走り続け、
12時、世界遺産にはなっていないのですが、アルトゥン・ハに到着です。
Altun Ha 海岸からわずか10Kmしか離れておらず 、密林の奥深くで栄えたマヤ文化の中では珍しい。 |
「アルトゥン・ハ」とは、マヤ語で「岩石の池」という意味だそうで、
後世のマヤ人がジャングルに埋もれている遺跡群を発見し、
その時の印象からそう呼んだものと推測されています。
ベリーズ・シティの北50キロに位置し、オレンジウォーク州にあるアルトゥン・ハは、
先古典期メキシコのテオティワカン地方との交易が憶測される出土品が発見されていますが、
現在残されている遺跡は、ほとんどが古典期後期のものであるとされています。
まずは太陽神の神殿に登ります。
この神殿の階段はかなりの急勾配で、1段毎の高さがある上、角が下がって丸くなっており、
躊躇したのですが意を決して登ってみると、下り用の迂回路が裏にありました。
登りきった正面のテーブル状に張出した所からお墓が発見され、
マヤ遺跡にはお墓がないという定説を覆したのも、アルトゥン・ハの名前を大きくした所以です。
正面階段を下りる人もいましたが、迂回路を降りる人がほとんどでした。
次は緑の神殿へ。
豊穣の証でもある緑色の装飾品や副葬品が多数発見されたため、緑の神殿と呼ばれています。
1968年、この神殿で4キロの翡翠で作られた太陽神の頭部像が発見されています。
ここも登りましたが、上部に若干石段が残っている程度で、もはや神殿というより小山でした。
この周囲のジャングルの中にまだ埋もれたままの遺跡があると言われており、それが発掘されれば、
ビーチリゾートがメインのベリーズの観光形態がずいぶん変化するのではないでしょうか。
13時アルトゥンハを出発し、でこぼこ道を走る事1時間、沼のほとりのレストランに到着です。
ここで遅めのランチタイム。
炭火焼チキンとケイジャンライスの入った大き目の紙のボックス、
そしてコールスローサラダ、コーラ、バナナ・・・ベリーズ版ファーストフードってな所でしょうか。
ビールはUS$2でした。
本当はケイジャンライス大好きなんですけど、朝からずっと胃がモヤモヤしていたので、
刺激が強そうなチキンとケイジャンライスはちょっと味見だけに留め、
ビールとコーラとバナナだけいただきました。
このオープンレストランの隣のお土産屋さんで、黒曜石風のブレスレットを見つけました。
黒曜石でないのは重々承知の上で値引き交渉です。(^.^)
ひとつUS$4と言うのを、ツアー仲間のTさんと組んで4個でUS$10に粘り勝ち!
分けっこして2個US$5でGETです。ま〜得なんだかどうかは別として、楽しかった♪
(US$1=¥105)
ここから10分程のベリーズ第三の都市オレンジウォークの中心地で
街歩きやショッピングのため時間を取ってくれるそうです、でもたった30分・・・
お店をちょっとひやかし、手っ取り早くならやっぱりスーパーしかないでしょう。
ホワイトとダークのラム酒、ホットソースなどを購入しバスに戻ります。
オレンジウォークを15:20に出発したバスは、広大なサトウキビ畑や牧場の横を走り
1時間ちょうどでベリーズとメキシコとの国境に到着しました。
各自で記入した出国カードとパスポートを全員分まとめて渡すと、団体で受付してくれました。
日本で取得したベリーズのビザにかかるように押された丸い入国印に、
三角の出国印を重ねるように押してくれるのですね。
この建物を出たらまたバスに乗り、メキシコ側の入国窓口へ移動します。
わざわざ赤坂まで行って取得したメキシコのツーリストカードは目の前で捨てられ、
陸路入国用の複写製の用紙を渡され書き直しです。(>_<)
書き直したツーリストカードとパスポートを渡すと、ポン!と簡単に入国印を押してくれました。
ここでベリーズのドライバー&バスとお別れし、スーツケースを持って税関へ向います。
ひとりずつボタンを押して通過するのですが、
緑だとOK、赤だと荷物をあけられチェックされます。
ドキドキしながらボタンを押すと赤・・・目を盗んで3回押したのですが全部赤・・・(>_<)
ちなみにツアーメンバー全員赤でした。
税関に何十人かいた中で、緑だった人はたったひとりでした・・・もしかしてサクラ?
荷物をあける台がまた高い所にあって、
すでに重たくなっているスーツケースをのせ&おろしが一苦労。
やっと全員終わったのは1時間20分後でした。
メキシコ側で待っていた大型のDXバスで、
ここから本日のお宿のあるチェトゥマルまでは20分、すぐ近くです。
チェトゥマルのホテル、HOLIDAY INN には18時に到着、
部屋に入るとすぐに、メキシコ入国の際ぐちゃぐちゃにされた荷物の整理です。
ラムやホットソースのビン物をプチプチでラッピングしたり、服をたたみなおしたり・・・
夕食の時間より少し早めに下りて、10分だけホテル周りを歩いてみます。
時間が足らず消化不良のままホテルに戻り、フロントで少し両替をしておきましょう。
US$1=N$9 (US$1=¥105、N$1=¥12)
夕食はホテルのレストランで
チーズのスープ、ポークステーキ、ワカモーレ(アボカドディップ、メキシコではグがワに近くなる)、
フリホーレス(豆料理)、ピクルス、チョコレートケーキ、コーヒー。
飲み物はマルガリータを・・・N$30でした。
夕食後、再度ホテル周りをちょっとだけ散策してから部屋に戻り、入浴してから、23:30就寝。
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