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2日目 → パリ

(レートは当時のもの、F1=¥17、€1=¥110、クレジット払いの時は請求金額を表示)

パリ到着2時間前頃、フルーツ(ぶどうとメロン)、オレンジジュース、紅茶だけ頂きながら、
窓の外の、赤々と輝いている素晴らしい朝陽から目が離せません。
ワシントン発が1時間遅れたのを引きずったまま、シャルルドゴール空港に8:45に到着です。

上空ではあんなに素敵な朝陽だったのに、
着陸の頃は小雨、入国しているうちに風雨が強くなってしまいました。
今回はロワシーバスでパリ市内に入ろうと思い、チケット売り場へ。
運賃はちょっと値上がりしてひとりF53(¥890)になっていました。(クレジットカード払可)

バス乗り場には待合所もあるので、今日みたいに風が強く冷たい雨の日は助かりますね。
2両連結のバスでオペラまで行き、
ユーロ導入後利用できなくなる手持ちのペセタとリラ、そして円をAMEXでフランに両替し、
メトロのオペラ駅でカルネ(地下鉄回数券)を購入してから、42番バスでホテルに向います。
このバスはマドレーヌ、コンコルド広場を通り、乗っているだけでも楽しいルートです♪
シャン・ド・マルス公園を抜けたシャン・ド・マルス・スフランで下車すればホテルはすぐそばです。
ふふ、ニコラ(ワインショップ)もホテルの近くにあるのを発見しました~。

本日のお宿はヒルトン・パリです。
お部屋は9階のHHonorsフロアでしたが、
リクエストしていたエッフェル塔ビュールームでもセーヌビュールームでもなかった・・・
でも、大きなリボンが後ろについている椅子カバーとか、ファブリックなどはと~っても可愛い♪
すぐに、エビアンと箱入りのチョコレートがのったトレーも届けられました♪

ちょちょっと着替えて、すぐランチに出かけましょう。

Le Bourdonnais
113 Av. de la Bourdonnais 7e

タイユヴァンのセカンドシェフも勤めたシェフのお店として注目されているル・ブルドネがお目当て♪
フォアグラやトリュフといった高級食材を積極的に採り入れ、
クラシック・フレンチがお得意と言う事で選んだ、この30席程のこじんまりとしたレストランは、
ミシュランでは1ツ星、ゴー・ミヨーでは17点の名店ですが、そんなに堅苦しくありません。

ホテルからも歩いて行ける距離ですが、実は予約をしていません・・・
もしダメだったらディナーの予約をするつもりで、13時を過ぎた時間に訪ねてみると、
早い時間のお客さまの食事が終わった頃合でもあり、ポツポツとテーブルは開き始めていました。
「予約なし?」・・・とちょっと躊躇されたものの笑顔でOKでした。

本当はアラカルトを頼みたかったのですが、予約なしでしたし、ランチは14時半までなので、
「本日のシェフのお薦め」という、ひとりF420のセットメニューにしました。

アーティーチョークと共にだされたランゴスティーヌ(手長エビ)
魚介類のアリオリソース
子羊のステーキ
デセール(とても素敵にアート♪)

これにワイン、水、エスプレッソを加えて3人分でF1640(¥27800)でした。
この雰囲気とグレードならかなりお値打ちですねぇ。


充分に満足してお店を後にし、シャン・ド・マルスを散歩しエッフェル塔へ。
午前中の雨がウソのように強い陽射しに変わっており、エッフェル塔も行列ができていました。
何度かパリに来ていても、エッフェル塔に上るのは今回が2度目です。

Tour Eiffel エッフェル塔
09:30~23:00 第1展望台F21、第2展望台F44、第3展望台F62

階段で登ればずっと安いのですが(第2展望台までF18)、当然エレベータで上がりましょう。
せっかくなので私達は最上階までを購入します。結構お高い・・・

最初は脚の部分を斜めに上がってゆき、第2展望台から垂直に上がるエレベーターに乗り換えます。
ガラス張りで外が見えるため、エッフェル塔の鉄梁がヒュンヒュン下に降りていく感じがし、
ちょっとクラっとしているうちに最上階に到着です。
やはり高い所からの眺めはいいですねぇ。四方八方どこも絵になります。
でもトップは風が強く、怖いし寒いし・・・そろそろ下りましょう。


セーヌ川に下りて、ノートルダム寺院までバトビュスに乗ります。
バトーは船、ビュスはバス、バス感覚で乗れるセーヌ川の船の事です。
料金は、1回券F20 1日券F65 2日券F80
4回なんてすぐ乗ってしまいそうですから2日券を購入しました。(クレジットカード払可)


「私達の貴婦人」という意味の「ノートルダム」とは聖母マリアに与えられた称号で、
世界中にあるノートルダムが付く教会堂は、聖母マリアに捧げられた教会堂と言う事になります。
無休のはずのノートルダム寺院なのに、なぜか今日は閉まっています。修復中だったのでしょうか?

じゃあおやつにしましょう・・・

Berthillon
31 rue St-Louis en l' lle 4e

シテ島からサン・ルイ島に渡り、今ではもう超有名になってしまったベルティヨンへ。
10ウン年前からパリに来たら1度は来てしまう、窓口ひとつで続いているアイスクリーム屋さんで、
その頃からパリいち美味しいと言われていましたが、今でもお客は途切れませんね。
公園のベンチでアイスクリームを食べながら、
バックシャンと言われるノートルダム寺院を納得しながら見上げていました。


再びバトビュスに乗ってルーブルで下船、でもお目当てはルーブル美術館じゃないんです。

Le Cafe Marly
93 rue de Rivoli 1er

ルーブル美術館のリシュリュー翼の1階と2階にあるル・カフェ・マルリーは、
回廊を利用したテラスとシックな室内がカフェになっています。(クレジットカード払可)
ルーブル宮やピラミッドのライトアップを見るのが目的なので人気の回廊席をキープし、
ヴァン・ショー(ホットワイン€ 5.34)、ビール(€ 6.10)、紅茶(€ 4.88)をそれぞれいただきます。
20:40まで待ったのですが、この時期はなかなか日が暮れず
眠いは、寒いは、バトビュスの終船が近ずくは・・・で、あきらめて船着場へ向いましょう。

10分くらい待って、来たバトビュスはまさしく最終船で、ラッキーでした。
急に帳が下りてきて、イルミネーションが段々映えてきましたが、3人共目がくっつきそうです。
そりゃそうですね、
日本からアメリカ経由でパリに朝着いて、1日中観光しているのですから・・・
でもホテルはこの船の終点で下りるので安心です。
終点はエッフェル塔の足元にある船着場Port de la Bourdonnais なのですが、
イエナ橋まで行ってから戻って来るので、たっぷりエッフェル塔のライトアップを堪能できました。

ホテルに帰るともう22時、入浴し、ちょっとお夜食を食べて、0時におやすみなさいです。


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