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4日目: ニース → エズ → ニース →


7時間熟睡で気持ちよく6時半起床。
荷物をまとめてから、残飯整理の朝食をし、
7時半にチェックアウト、荷物を預かってもらい長距離バスターミナルへ向います。

バスターミナルは入り口に近い14番ポールがエズ・ヴィラージュ行き乗り場。
最初誰もいなかったのに段々人の列ができ、半数(5〜6組)は日本人でした。
料金は乗車時に直接運転手に支払うため、
所要時間20分のはずが、途中乗車のロスタイムでたっぷり30分かかって到着です。

Eze Village  エズ・ヴィラージュ
コート・ダジュールにある鷲の巣村のひとつ。アクセスが良いので一番人気のエズ村の標高は429m、
城壁に囲まれた中世の町は他にも多数ある中で、海を真下に望める景観はエズならでは。

村の入り口のインフォメーションでマップを貰って歩き出したのですが、そんなの不要な位わかりやすい村です。
ほとんどがまだ開店準備中のアトリエやお土産屋さんは復路に見るとして、
横道があると入って覗きながらも上へ上へとズンズン歩き、まずはエズの庭園へ。

Jardin Eze エズの庭園 09:00〜18:30
古い城址後に造られた、エズ村の最高地にある熱帯庭園。ここからのリビエラ海岸は絶景。


ここは入場料(当時ひとり3ユーロ)がかかるので入らない人が多く、
入場する事が多い日本人ツアーの場合でも、パッと来てサッと帰っていくので空いていて穴場です。
植物に興味がなくても一番上に上がると絶景独り占めですし、
海を正面にして、右手奥の水の上に置かれたデッキチェアで本を読んでいると
喧騒も届かず、時間が止まってしまったように安らげます。

エズ庭園の一番高い所から眺めるシャトー・エザ越しのリビエラ海岸。ただただうっとり・・・
ポインタしてね

どこもかしこもフォトジェニックな中世の家々と路地裏

ひと通り見終わり、ではシャトー・エザでランチでも・・・と向うも12時半からとの頃。
まだ1時間半あるので席の予約を取ってから、テラスでワインを飲みながら待っていたのですが、
こんな素敵なレストランだと食事に2時間見ないといけないから、時間がもったいないね・・・と
ニースに戻る事にしました。

まだ時間じゃないのにバスが見えたので走ってバス停へ、遅れていたらしいです。ラッキー!
帰りはスムーズだったので、20分でニースの長距離バスターミナルに到着しました。
ランチはバスターミナルから近い旧市街でとりましょう。

Acchiardo アキャルド
38 rue Doroit

この界隈には同じようなお店が何店舗かあり、覗き歩きしながら飛び込みで入ったお店です。
どっしりした木製テーブルには赤いテーブルクロスが掛けられ、
更に白い紙のクロスが掛けられているという手頃なレストランなのに、お味はなかなかでした。
なによりスタッフがとても感じが良く、英語メニューもありました。

冷たい前菜の盛り合わせ グリルしたパプリカのマリネ
ハーブオムレツ ほうれん草のニョッキ、ゴルゴンゾーラ

全てとっても美味しかったです♪
これにビール2杯と赤ワイン1本、チョコムース1、シェーブルチーズ1、コーヒー2で51.30ユーロでした。
お値段もかなり安くてお気に入りの1軒です。

食後の散歩は、海まで出ると遊歩道になっており、
その遊歩道を西へ進むとそのままPromenade des Anglais(イギリス人の散歩道)に変わります。
右手の棕櫚の並木道の向こうには豪華なホテルが建ち並び、
左手の白い砂浜にはカラフルな水着の人・人・人、そしてその向こうは染まりそうに碧いコート・ダジュール♪
服を着て歩いているのが辛い、誘惑いっぱいの遊歩道です。

プロムナード・デザングレの真ん中辺りの右手に、特徴のある豪華ホテルが見えてきました。

ベルエポックの香りを残すランドマークホテル、ネグレスコ ポインタしてね

ネグレスコホテルの1階の丸天井の空間やトイレは見ものです。
ビデオでは撮ったのですが画像がないのが残念です。m(__)m
ニースに行かれる事がありましたら是非トイレお借りして下さいね。^m^

コートダジュールは碧い!
左後方は城址や展望台のある高台
プロムナード・デザングレから砂浜に下り
ビーチ・カフェでビール休憩♪


夜行列車での非常食用にぶどう・アプリコット・水などを購入し、
のんびり歩きながらホテルに戻り、荷物をピックアップして駅に向います。
早めに駅に着いたので、隣のカフェでビールを飲みながら時間調整をし、
20時になったのでホームへ行ってみたのですが、結局列車が入線したのは出発の15分前でした。

Nice → Paris Austerlitz (20:49→07:45+1)

3段ベッドが向かい合う6人用コンパートメントで、全車両満席と表示されていました。
予約した寝台は私が一番上、同行者が私の下の中段を使用しました。
上段は上り下りが大変ですが、盗難の心配が少ないですし、大きな荷物の置き場があるのがいいですね。
また空調のボタンも入り口上にあるので、好き勝手に変えられる上段が私は好きです。

ペットボトルの水とキッドセット(イヤーウィスパー、ティッシュ、ビニール袋)が
ベッドサイドのネットポケットに入っていました。
列車は定時に出発、歯を磨いてすぐに横になり寝る体制充分です。


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