５日目：　→　パリ

暑くもなく寒くもなく、トイレに行きたくて目を覚ました３時までは熟睡できました。
でも途中から乗り込んできた人の大きな荷物が梯子に寄り掛けて２個並び、足の踏み場もない・・・(-_-;)
上り下りの際梯子の下２段が使えず、下りる時は飛び越えられるけど上る時が大変！

２等クシェットだったので３段ベッドｘ２＝６人で１コンパートメント、
幅狭なので直立不動状態に横になりつつも寝返りはしていたのですが、腰がちょっと痛いような重いような・・・
でも満席だった割には良く眠れました。
洗面所は熱いお湯が出たので、顔を洗ってすっきり！
定時の７：４５、パリ・オステルリッツ駅に到着し、
ここからホテルの最寄駅シャン・ド・マルスまではRER１本で行けるのでラクチン！
カルト・オランジュ（乗り放題切符）を使います。

ホテルは初泊と同じヒルトン・パリ、８時半に着いてしまったのですがすぐに部屋をもらえたのでラッキーです。
しかも「ラウンジで朝食をどうぞ」ですって♪
前回より１フロア下の７階で、部屋からエッフェル塔は見えるもの上半分といった所でしょうか。
シャワーを浴びて着替えてから１０階のラウンジへ。
遅めだったので、食べ終わった男性１人だけの静かなラウンジでした。

スモークした鰊、スモークサーモン、ハム２種、チーズ数種、ジュース４種、ミルク２種、
シリアル数種、フルーツ数種、フルーツコンポート、パンがきれいに並んでいました。
お楽しみランチが控えているので、スモークサーモンと鰊、クロワッサンとカフェオレで軽めに済ませました。


まずはメトロを乗り継いでマルモッタン美術館へ向います。

ブローニュの森に近い閑静な住宅街の中にあり、
改装中のオランジュリーに次ぐクロード・モネの作品が多い美術館です。
「印象・日の出」「ルーアン大聖堂」「雪の中の列車」など、
モネに興味がない人でも、見れば誰でも知っていそうな有名な作品が所蔵されています。

1904年創業のビストロです。	このカウンターが歴史を語っている！

時間をあえてずらして来たのですが、アールヌーボー調の落ち着いた店内には、
びしっとスーツ姿の１０人位の男性グループ（近くの会社の人？）が最後のデザートを食べていました。
伝統的なフランス料理が頂けるビストロなので、ここご自慢の料理を注文してみました。

フォアグラ、絶品でした。
パン・ド・カンパーニュと頂いているうちに赤ワインが１本空いてしまいそうなペース。^^;
ランチなのでセーブ、セーブ・・・
鴨、絶品でした。
ビストロらしい豪快な盛り付けながら、付け合せのポテトやパプリカにも手抜きなし。
セップ茸のオムレツ、美味しかった。
先にこれを食べていたら「絶品」評価だったと思うのですが、
フォアグラと鴨にやられてしまいました。

ここの唯一の難点は、テーブル間隔が狭くテーブルその物もかなり小さい事です。
それがリストランテではなくビストロたる所以なのでしょう、でも雰囲気はいいですね、まさにビストロ。
でもビストロにしたらちょっと高めです。

満腹・満足してメトロを乗り継いで移動します。
ベルティヨンのアイスを食べながらノートルダム寺院の裏公園でひと休み、「やっぱノートルダムは後姿よ〜」

ノートルダム寺院の正面に回るとすごい人なのでそのまま通り過ぎ、サント・シャペルへ。

ルイ９世が聖遺物を納めるため１２４８年に建設、
見所は壁を最小限にしステンドグラスで埋め尽くされた２階の礼拝堂で、まさに「宝石箱や〜！」状態です。
ステンドグラスの最高傑作と言われている、のべ６００�uに及ぶ光の窓はパリ最古の１３世紀の作で、
旧約・新約聖書が描かれており、正面向って左が創世記のアダムとイブの物語です。

サント・シャペルの光の洪水にうっとり♪　でも小さな礼拝堂はいつもギュウギュウです。(-_-;)

東へ進んでルーブルの中庭に入り、カルーゼルの凱旋門をくぐり、
チュルリー公園を抜ける左手前の工事中のオランジュリー、向こう側が見えるほどの工事中でびっくり。
そしてコンコルド広場に到着です。

ルーブル宮とピラミッド	コンコルド広場、後ろにマドレーヌ寺院

さて大型スーパーのオーシャンに買出しに行きましょう。ここからメトロで１本です。

グランド・アルシュ（新凱旋門）

降りた駅はラ・デファンス、外に出るとデ・デ〜ンと新凱旋門がそびえています。
思ったより大きいのですが、情緒も感慨もありません・・・
でも凱旋門もエッフェル塔も建築当初は避難ごうごうだったそうですから、
何十年後かはかなりの名所になっているのかもしれません。

地下のスーパー「オーシャン」で、塩や調味料、マロンペーストなどほとんど食料のお土産を購入。
大荷物を持ってホテルに戻り、荷物を部屋に置いてすぐラウンジへ。
ここはいつでも飲み物OKです。（７：００〜２２：３０）
ビールで喉を潤してからオードブルやワインをいただいている内に、夕食代わりになってしまいました。^^;