路地裏の散歩道HOME               国旗de散歩TOP             つまみ食い的ポルトガルTOP     



5日目: エヴォラ → リスボン


市場に行きたいので一番のりで朝食を・・・


セッティングが可愛い♪器もカラフルなアレンテージョ地方のもの。
ジュース、ヨーグルト、パン数種、シリアルとドライフルーツ、ハムとチーズ、フルーツ、そしてコーヒー。
シンプルですが必要にして充分です。

ささっと食べて市場に急ぎましょう。
入り組んでいる路地を下へ下へと下り、開けたばかりの町の集会場みたいな屋内市場に到着です。
青果などの食料は道路から階段を数段下りた半地下にありますが、
まだ朝早いのであいていないお店が多いです。

後ろ(右上)の箱の小さいシェーブルが最高!
ポインタしてね ちょっと大き目のこちらのはワイルド
この時期さくらんぼが安くて美味しい♪

シェーブル2種、さくらんぼ、黄桃などを購入、
さくらんぼは500gで1.90ユーロ、約¥250、安いですねぇ。

1階から少し上がったところに、食料品やパンなどのお店があるのですが、タイムリミット!
そろそろお宿へ引き返しましょう。

荷物をピックアップしてバスターミナルに向かいます。

 Evora → Lisboa(Sete Rios) (10:15→12:00)

バスからの車窓は昨日来たばかりなので見覚えのある景色ばかり・・・
それでも楽しくて眠くなんてならず、あっという間にリスボンに到着です。
今日もセッテ・コリナーシュを利用しましょう・・・と、1日乗り放題分として3ユーロをチャージします。

まずはリスボンのお宿シェラトンに行って、荷物を置いたり着替えたり・・・
身軽になったら早速バイシャのサンタ・ジュスタのエレベータへ。

 サンタ・ジュスタのエレベーター Elevador de Santa Justa
エッフェル塔を設計した建築家ギュスターヴ・エッフェルの弟子ルイス・レイナルドが設計した
32mの展望台まで上がれる25人乗りのエレベーター。


サンタ・ジュスタのエレベータは、セッテ・コリナーシュで無料で上がれます。
ここからの360度パノラマは筆舌しがたい絶景、遠景も良いですがバイシャの家並みがぐっときますねぇ。
エレベーター建設当初の目的はバイロ・アルト地区に上るためのものでした。
前回来た時はエレベーターを降りてバイロ・アルトに出られたのですが、
現在は安全面からその連絡橋は閉鎖されており、単純に塔に登るためのエレベータになっています。

エレベーターを降りてさらに螺旋階段を上ると屋上に出られ、
ちょっと揺れるような感じの狭い屋上には、黄色いパラソルの刺さったテーブル&チェアが4〜5卓あるので
ちょっと喉を潤しましょ・・・ここはビールより高いオレンジジュースがかなり美味しいのです。

ひと休みし景色を堪能したら長居は禁物!

フィゲイラ広場から市電でサン・ジョルジェ城へ上がりましょう。
アルファマの軒をかすめながらガタゴト上がる28番の市電は、時間はかかるけど楽しい♪
対向車や歩行者を押しのけて・・・というより強気の市電に車や人が道を譲ったりして面白いです。

サン・ジョルジェ城 Castero de Sao Jorge
9世紀にムーア人によって改築されたと言われているリスボン最古の建造物。
 

以前は入場無料でしたが、今は3ユーロもかかります。


ここから眺める景色は、まさに7つの丘の街・リスボンならではの絶景です。

先ほど座っていた黄色いパラソルが見えます
右後ろはカルモ教会 ポインタしてね
一昨日グロリア線のケーブルカーで上った
アルカンタラ展望台のブーゲンビリアも
・・・


帰りはアルファマ地区を歩いて下りましょう。

 アルファマ地区 Alfama
勾配のある土地に張り巡らされた迷路のような路地、そしてイスラムの影響を色濃く残した白壁の家々が続く地区。


こんな入り組んだアルファマですが、下へ下へと行けばバス通りにたどり着きます。
大通りに着いたらバスに乗って、アズレージョ美術館に向かいましょう。

 国立アズレージョ美術館 Museu Nacional do Azulejo 入3ユーロ


14世紀頃の古いアズレージョから現代のカラフルなアズレージョまで展示しているのですが、
教会を利用した建物なので、その礼拝堂や回廊のアズレージョがとりわけ素敵です。
しかもここ、ビデオも写真もOKなのがうれしい♪と張り切っていたのに・・・バッテリー切れ(>_<)・・・
上の写真以降、ホテルに帰るまで写真もビデオも撮れずに仕舞ったまま・・・か・悲しすぎ・・・


バスでロシオに戻り、スイッサへ♪・・・う〜ん・・・なんかスタれていました。
往時のきらびやかさが残る広い店内にお客はわずか2〜3組、
やる気のない従業員が端でしゃべっていてなかなか来ない、やっと来てもとっても感じが悪い。
スタれる理由は歴然ですねぇ、ロシオ広場を正面にした抜群の立地条件なのでもったいない事です。
かつてはここのケーキがとても評判だったのですが、今日はビールを飲んでそそくさと出ました。

ポルトガル土産の卸問屋が近くにあるらしい・・・
そんなに遠くもなさそうですが、せっかくセッテ・コリナーシュがあるので市電で行ってみましょう。
卸問屋というより、町の雑貨屋さん風のその店の入り口は狭いのですが、
うなぎの寝床風に奥行きがある店内には所狭しと物が積まれていて、
キーホルダー系の定番土産から、手帳や食器まで何でもありの面白い店でした。
ヌメ皮に雄鶏の型押しした財布、陶器の雄鶏がトップについたコルク樫のワインの栓をGET!

型押し違いで3つ購入 ポインタしてね 色違いで5つ購入

戦利品を手中に収め、ホクホクとロシオに戻ります。
そしてまたもやつまみ食いならぬ・・・飲み^^;・・・
ジンジーニャの屋台があるので、キュッと一杯ひっかけましょうか。(^^)
Gingina (Ginjaジンジャとも言います)は桜の実(さくらんぼとは微妙に異種らしい)のお酒で、
アルコール度数はかなり高いのですがとても甘いリキュールで、オビドス産のものが良質とされています。
一番小さいグラスで0.70ユーロでした。

食前酒(^^)が胃を刺激して、いい感じにお腹がすいてきました。
では夕食に向かいましょう・・・

A Baiuca ア・バイウーカ
Rua de Barroca 86

カルド・ヴェルデ(野菜のスープ)、アスパラのグリル、アサリのワイン蒸、バカリャウ・ナタ(タラのクリーム煮)、
生ビール2、赤ワインハーフボトル、水、コーヒー、ケーキ1・・・〆て44.50ユーロ¥5930でした。

バイロ・アルトにある小さな家庭的なお店で、
飛び抜けて忘れられない味はなかったですが、はずれもありませんでした。
値段に対する良心的なサービスとお味だと思います。


この辺は石畳と坂道が続くバイロ・アルト、薄暗い街灯も点いて雰囲気が出てきた中バイシャに下り、
バイシャ・シアードからメトロに乗ってホテルへ戻りましょう。
明日も移動、そしてホテルが決まってないのがちょっと不安・・・でもどうにかなるでしょう。




前のページへ           旅行記TOPへ           次のページへ