２００７年
ＲＴＷ３周目
Round　The　World

第　１　弾

まずは季節の良い時期にロングを１本入れておきたい。
ではどこへ？
やはりヨーロッパははずせません。
ところがシンガポールからロンドンの当日乗換えが全然取れません。
日付を変えて２行程のキャンセル待ちと、押さえの翌日発の便、計３本を入れてもらいます。
最終的に予約が取れたのは出発の８日前でした。

RTWではロンドンからロサンゼルスへ向かっていますが、
実はロンドンからアワードでヨーロッパ旅行を検討しています。
ＳＱメインが第一条件ですが、せっかく高いお金を払って旅行するわけですから、
行きたい所に行かないのは本末転倒・・・

行きたい所とはイタリア、スペイン、ポルトガル・・・
でもこの時期の猛暑と就航便の関係、そして違う時期の方が魅力的な国々なので最初からパス。
それから物価もレートも高いユーロ圏は今回も避けたい。

まず候補に上がったのが、ブルガリア、スロヴェニア、クロアチア、トルコ・・・
リラの僧院や薔薇の谷で魅力的なブルガリア、
クロアチアやスロヴェニアは旧ユーゴスラヴィアの頃からの長年の憧れの国。
でもこれらの国々も、就航便や乗り継ぎの関係で今回はパス。

今回のＲＴＷは、ロンドンからのアワードがキーポイントなので、
ＲＴＷで使う便とアワードで使う便が接続することが絶対条件なのです。

最終的に２度目のトルコに標的をあわせるのですが、
希望便どころか、４区間のどこかしら取れない区間が出てきてしまう・・(-_-;)
希望のエコノミーは最初から全滅、ビジネスクラスで取れるのをとりあえず２行程押さえて様子見です。
これも基本のRTWの乗り継ぎに合わせることができず取り直しを数回繰り返し、
１週間前発券ぎりぎり当日に、なんとか納まりました。まさに綱渡り状態ですね。
ただしビジネスのマイル数を出しながら、１区間はエコノミーですが・・・

インフレの激しいトルコは２００５年にデノミ政策が行われ、換算しやすい通貨にはなったものの
限りなく西に近い物価になってしまいました。
また２００９年に通貨の改善の予告をしていますし、
近い将来ユーロに加盟してしまうような気がするのは考えすぎでしょうか？
今がチャンス？かな・・・と、９年半ぶり２度目のトルコに決めました。


第　２　弾

バンコク発券のＲＴＷが続くと、反対にバンコクへの渡航回数がぐっと減ってしまいます。
バンコクが好きでバンコク発券をしているのに、バンコクに行けないのはこれこそ本末転倒。
段々禁断症状がひどくなってきました。（笑）
台北発券なので、第２弾で心おきなくバンコクを目指します♪


第　３　弾

第３弾は単純にマイル消費です。
２９０００マイルに収めれば一番格安なのですが、せっかくのRTWを２弾で終了するのは忍びない。
しかも相当膨らませないとマイルは余ってしまいます。
膨らますには日程もロングになるので、体力的にも時間的にもこれは避けたい。
オーソドックスに３回の旅行で行程を作成すると、２９０００マイルでは収まらなかったのですが
僅かな差額をケチると、大枚はたいて遂行する旅行そのものが味気なくなってしまうので、
ここは「料金がUPしても行きたい所で組んで行こう」と決心した結果の行程です。

本当はバンコクだけでも良かったのですが、そこはRTWの辛い所、２度のSTOはできないのです。
シンガポールだけにしても同じくくりのマイル数内なので、ホーチミンを入れてみました。
未踏の地のハノイとかデンパサールが良かったのですが、マイル数が足りませんでした。