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初めての味噌づくり       

 


味噌は買うもの 造るもの いずれにせよ食すもの 

~~ 初めての味噌づくり ~~
 



今年もコロナ渦に始まりました。温暖化なのか、一年中コロナ蚊が飛んでいたこれまでとなりました。
SDGsと発し、笑顔を作り写真を撮り、今、想定外の世の中で、想定外のあなたが想定内の味噌造りをする。(うさんくさい新興宗教のようでもありますが)

何の脈絡もなく、それでは味噌造りを始めましょう!  


用意するもの
 
  こうじ、大豆、塩 ・・・ のみ   

造り方
 
 
  大豆を煮て、つぶし、こうじと塩を混ぜる、ただそれだけ。
初めての方に2つの「松」、「竹」のレシピ。

 「松」 ・・・ こうじ2袋+大豆1升+塩550g ・・・ 出来上がり味噌 5kgぐらい

 「竹」 ・・・ こうじ3袋+大豆1升+塩600g ・・・ 6kgぐらい 
 

 ちょっと冷たいねの方、もう少し芸がないのかという方には、次の1~4、ヒマでしたらお付き合いのほどを。 
 



1.大豆を煮る 
 
 
「圧力釜を使います」となればお話終了。
普通の鍋で煮るのであれば、「そんなに煮るの!!」というぐらい、どんだけ!・・・ 時間にして4~5時間
煮上がりの目安は、煮た大豆を小指と親指の間に挟み、力が入らない状態で潰れるくらい。枝豆の柔らかさでは全然ダメです。

その前に下準備

前日に大豆を水洗いし、水を張って一晩寝かせる。大豆は翌日、容量が2倍になっており煮る鍋の容量1/2程度の大豆で煮た方が楽。
煮る途中、ふくらみ、泡が出るので、急がば回れです。煮ている間に、アク、大豆の皮を取り除くも良し、取らぬもよし。ただ、水が不足すれば、焦がさぬように足してください。
うまく煮上がれば、味噌はほぼ9割完成です。
 


2.大豆を潰す 
 
 
煮た大豆をざるにあけ、水切り後、潰す。煮汁はとっておく。これ、重要です。
親のカタキのごとく、やさしく圧力を加える。フードプロセッサーのようにカットするのではなく、圧力をかけて潰す。たとえば、すりこぎ棒でつぶす。厚でのビニールに入れて、手のひらで、足で踏んで潰す。
 

3.すべてをまぜる
 
 
つぶれた大豆、こうじ、塩を混ぜる。水分量の目安として、混ぜた仕込み味噌をおにぎり状に丸まればOK。丸まらずに、パサパサ感が強いようであれば、煮汁を少し足す。
ただし、奥様と煮汁は注意!
「覆水盆に返らず」
 



番外編
 
 
神経質なパラノイヤの説明は聞きたくないし、大雑把すぎてイメージさえもわかないのも困りものだ。教えないことが教えることだと禅問答してみても・・・ たかが味噌造りで。
つまり・・・ではつながりませんが、、試し食い、つまみ食い(大豆の)などしながら、大豆を煮る時間を楽しんでほしい。炭水化物とは異なる大豆タンパクの淡泊ではあるが、滋味なる味を感じてほしい。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



                                                2021年 12月