トップページ 本多糀屋概要 商 品 紹 介 限 定 商 品 ご注文・お問合せ かびくさい話
初めての味噌づくり        
     
冬季 限定味噌のご案内
 

   2015年よりスタートしました限定味噌を本年も仕込み、11月より販売を始めます。
   本年もご愛顧の程、よろしくお願い致します。

   原料は以下の通りです。


     米 : 栃木県 県北コシヒカリ   

    大豆:北海道 とよまさり , 北海道 大袖振の1:1ブレンド   

     塩 : 天日塩   


  
 

これまで販売してきた限定商品
 
2016年度

   手前が言うのもなんですが、下記の2015年度限定味噌は好評を持ちまして、2016年2月に完売となりました。
   遅ればせながら、違いがわかるお客様に感謝申し上げます。

   今回2016年度は、マイナーチェンジして、以下の原料にて仕込みましたのでご紹介します。


  米 : 2015年産 栃木県北コシヒカリ・・・しおやの大地 一等

  大豆:2015年産 北海道とよまさり ・・・ 大粒2.8上 一等 及び
         道産 音更(オトフケ)の大袖振(オオソデフリ)(在来種) 大粒2.8上 一等
      のブレンド

  塩:天日塩

     * 大袖振はイソフラボンを多く含みます。
       イソフラボンは女性ホルモン、エストロゲンと同じ性質を持ち、女性の美しさ、若さを保ちます。

  また勝手ながら、昨年と同じように、以下の米と金山寺味噌を加えた3点セットとし、
  限定200セットの販売といたします。

       限定味噌   2kg
       コシヒカリ  「しおやの大地」 1升(約1.4kg)
       金山寺味噌 200g
  

  価格は3点セットで  3000円(税込み)
     別途、送料が必要です。

   発送 2016年11月〜 予定




 
 



2015年度  

これまで当店で販売してきました「特上糀味噌」を超える「特別限定 特上糀味噌」を仕込みました。
原料は以下の通りです。


米:2014年産 栃木県北コシヒカリ・・・しおやの大地 一等
甘み粘りがあり、ご飯として食べるのに最適、冷えてもうまい。
糀にするには粘りがあり、手間暇がかかるが上物の糀ができる。
  大豆:2014年産 北海道とよまさり・・・大粒2.8上 一等
甘みうまみがあり、つぶしたときのべっとり感が他の産地の豆と異なる。
  塩:天日塩    味に深みと広がりをもち、にがりも含まれており、まろやかな塩



勝手ながら、うまい米のご飯と一緒に食べていただきたく、以下の米と金山寺味噌を加えた
3品セットとし、限定150セットの販売といたします。

  限定味噌   3kg
コシヒカリ  「しおやの大地」 3kg
金山寺味噌 200g
  

 価格は3点セットで  6000円(送料・税込み価格)

   ただし、沖縄と一部離島の方は、送料の関係で+1000円の7000円となります。

   当店の味噌は、原則、機械にかけない手造りの粒の残ったものとなります。
   こちらをおすすめしますが、どうしても、こし味噌をご希望の方はお申し出ください。


 発送 2015年10月〜11月を予定






 今回は勝手ながら、食べ方まで提案させていただきます。
是非とも朝食に、金山寺味噌をご飯にのせて、味噌汁とともに食していただきたいと思います。
願わくば、ちょっと早めに起きて、米をとぎ、十分浸水させて炊いていただければ...
食べていただくと、少し悔しいですが、ご飯が主で味噌汁と金山寺味噌は従の添え物かなぁ、と思います。

”信じれば救われる”ではなく、”足をすくわれる”時代ではありますが、これはお試しに値するものだと思います。


 注文がほしい、買ってほしい、お金がほしいのですが・・・
ただし、今より注文をお受けし、発送は2015年10月または11月となります。また、万が一にも今回の限定味噌が不出来の場合、または米において、天候等の関係で2015年産の新米の食味が足りないようであれば、販売中止の可能性もあります。
なにとぞ、ご了承のほどをお願いいたします。


  



 特別限定味噌製造に至るまで


  横がダメなら縦へ

少し振り返ってみますと、手前どもは糀屋で、糀を作り、それを使って味噌を造り、販売してきました。
2・3年前の塩糀ブームに乗り、塩糀、醤油糀がたいそう売れました。商品を横に広げていったわけですが、ブームとはよく言ったもので、ブームは”舞無”なのかもしれません。それでも、今でも固定客の方がいらっしゃって、買っていってくださいますが。
それならば・・・、横がだめなら縦へというわけで、空に飛ぶわけにはいないので、地下に・・・と、味噌を掘り下げてみようというところです。

味噌は簡単なものです。単に大豆を煮て、つぶして、米麹(もしくは麦麹)を混ぜ、少々塩も入れて、約1年寝かせてできあがりです。原料は、米(もしくは麦)、大豆、塩、たったこれだけです。よって、原料がものをいいます。そしてそこに、これまで蓄えてきた技が少し入って製品になります。

現状は売値を考え、近県産の米と大豆をなんとか確保している状態です。特に、国産大豆はどこの産地のものでも高騰しており、2・3年前の2倍になっています。
今回はその枠を取っ払い、原価を気にせず・・・、とはいいませんが、食味が良いの一点で原材料を選んで仕込むことにしました。


  造り手の都合で独りよがりなものを造ってしまいました

今風にいえば、ネットを使いビッグデータを解析し、ニーズを敏感にとらえる。市場調査、マーケティングの勝利!ってなわけです。
しかし、できないもののヒガミで申し上げれば、後出しじゃんけんのようでおもしろくないし、そもそも、未来を予測するにも、過去のデータ(リアルタイムのものでもすぐ過去のものになると考えると)から算出すると考えると限界があり、「うさぎは亀に永遠に追いつかない」とも言えます。
今回は、自らの感性に頼って、リスクをとって独りよがりのものを造ることにしました。というより、自分が良いと思うものしか造れないということです。
2015年10月 本多貞徳