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当山には、栃木市出身の文豪、山本有三先生のお墓があり、多くの文学ファンがお参りをされています。
有三先生は当山からほど近い場所でお生まれになり、少年時代を栃木で過ごされました。
そんなご縁から有三先生自ら、お父様、お姉様のために当山に墓地を求められました。
現在の墓石は先生の死後改修されたもので自然石に『無事の人』の冒頭の一節が刻まれています。
先生の作風通り、真面目で質実剛健、華美に過ぎない墓所に住職としても誇りをもってお護りさせて頂いております。
なお山門からほど近い大通り沿いには『山本有三ふるさと記念館』（運営：山本有三記念会）があり、貴重な資料が展示されています。
あわせてご覧いただきたいと思います。
また現在、有三先生のお命日、１月１１日（一が３つ並ぶ）には山本有三記念会≠ﾌ主催により、『山本有三一一一忌』と名付けられた墓前祭が営まれ、献花がなされます。
記念講演など行事が行われる時もあります。（どなたでもご参加いただけます。暖かい服装にて是非ご参列下さい。なお詳細は山本有三記念会にお問合せ下さい）
いつでもどなたでもお参りいただけますが、開聞時間が朝6時から夕方5時までですので、ご注意ください。
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