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NHKネタ三題

2002.4.23

 僕はドラマを見ない。特に連続ドラマは見ない。そのぶん面白味がない生活を送っているのかもしれないけれど、「今日も見なくちゃ」という拘束感がなんとなくイヤ。たまーにこのサイトでドラマを取り上げることがあるけれど、それは同居人が見ているのを、本を読んだりラジオを聴いたりしながらチラチラ見ているだけなのだ。

 

 そんな僕だけれども、毎週楽しみにしている連続ドラマがひとつだけある。NHK-BS2で放送している『ER VII』(月曜日/23:15)である(4月26日からは総合テレビで『ER VI』の放送が開始される)。といっても、今日の話題は『ER』の面白さを書こうというのではない。開始時間についてだ。第6シリーズまでは、月曜日23時から放送だったのが、15分遅くなった。理由は明らかで、総合テレビで23時からやっている『真夜中は別の顔』を見てからでも『ER』が見られるように、ドラマ好きに配慮した結果だ。“企業努力”は認めるし当然だと思うけれども、ぜんぜんドラマ好きでない僕にとっては大きなお世話だ^_^;。言いたい放題言わせてもらえれば、『真夜中は別の顔』が邪魔なんだよね。

『ER』公式サイト(音がします)

 

 連続ドラマといえば、朝の『さくら』。これまたたまーに見ているのだが、日系4世であるエリザベスさくら松下が日本語に堪能な点に無理があるような気がする。彼女は日本語の読み書きはできるのだろうか? しゃべれるのは、「家庭では日本語でしゃべること」という家訓があったそうだから納得するとしても、日本語学校ではない現地の学校に通ったさくらには読み書きができない(あるいは不自由)のような気がする。しゃべれるにしても、松下家に伝わる日本語は、移民であるひいおじいちゃんから一子相伝で伝わっているはずのものだから、さくらはもっと古風な日本語をしゃべりそうなものだ。

こんなこと言ってたら、ドラマは楽しめませんよね^_^;。

 毎回最後に英単語をABC順にひとつづつ紹介し、さくらが“ネイティブな発音”をしている。これまでのところApple, Baloon, Candle, Doorと続いているのだが、3つ続けて日本人が発音を苦手とするL音が含まれていた。これがね、ネイティブ=スピーカーとは思えない発音なのだ。さくら役の高野志穂さんは海外生活12年(バーレーン・シンガポール・マンチェスター・ロンドン)とのことだが、どうもR音に聞こえてしまう。それともあれは英国式発音なのかな。

『さくら』公式サイト

 

 最後にもひとつ。『サタデー/サンデースポーツ』を担当するようになった堀尾正明アナのこと。以前書いたとおり僕は『ニュース10』からの異動を歓迎していたのだが、思ったとおりのびのびやってる。ああいうのが嫌いな人もいるだろうけれど僕は許す。というか、積極的に好き。

 

 以上、21日にNHKつながりで書こうと思っていたのだけれど、番組表を作るのにつかれきってしまって諦めた“NHKネタ”でした。