2005.1.13
第4回目を迎えたM-1グランプリが、12月26日に生放送された(テレビ朝日/18:30〜20:54)。結成10年以内ならばプロ/アマ問わず参加OK、優勝者には1000万円が贈られるという漫才コンテストだ。
司会は今田耕司と井上和香、楽屋レポーターとして木村祐一、審査員として中田カウス・ラサール石井・春風亭小朝・島田洋七・大竹まこと・南原清隆・西川きよしの7名だった。
井上和香さんが司会に抜擢(?)されたのは、スポンサーになったウッドワンとのバーターもしくは副産物と思われます^_^;。
審査システムを紹介すると、予選を通じて2617(前年比711組増)から絞られた8組+敗者復活1組が4分間のネタを見せ、審査員1人100点満点の合計700点満点で採点して上位3組が決勝進出。決勝は、別の4分間ネタを見せ、審査員の記名投票で優勝チームが決まる。まる三の一言――
コンビ名 | 一言コメント |
千鳥 | コントに近いと思った。演劇の中で行われれば可笑しかったのかもしれないけれど、笑いどころが解らなかった。 |
タカアンドトシ | 練ってあります。正統派な感じ。 |
東京ダイナマイト | ハイテンションではない独特の間の評価が難しいなぁ。 |
トータルテンボス | かっけえ・ハンパねえ・やっびゃー……etc.まる三はおぢさんなので、すんなりと入ってきません。障害でした。 |
南海キャンディーズ | しずちゃんという好キャラクターを得た山里がやりたいようにやっている面白さに笑えたけれど、さて、“伸びしろ”が残されているのかが不安。つまり、来年も本命視できるかどうか……。 |
POISON GIRL BAND | 名古屋出身のおぎやはぎという印象。嫌いではないけれども、ツッコミに工夫が必要じゃないかな。 |
笑い飯 | 「お、Wツッコミ&Wボケをやめたんだ」と思ったら、後半からWツッコミ&Wボケに突入していった。中途半端だったなぁ |
アンタッチャブル | 徐々にキレていく柴田のツッコミはやっぱり最高です。 |
麒麟 | ツッコミ進歩なし。 |
南海キャンディーズ・アンタッチャブル・麒麟が勝ち抜けて(詳細は後述)、アンタッチャブル6票、南海キャンディーズ1票、麒麟0票でアンタッチャブルが優勝した。
麒麟のツッコミに対するまる三の評価は極めて低いのです。ですから、麒麟の決勝進出は納得していません。そうなると笑い飯かタカアンドトシということになるわけですが、高得点が多かったタカアンドトシの勝ちでしょう。というわけで、僕の予想は正しかったと強弁しておきます^_^;。
最後に採点の詳細を載せておきます。
No. | コンビ名 | 合計点 | カウス | 石井 | 小朝 | 洋七 | 大竹 | 南原 | 西川 | 結成年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2585 | 千鳥 | 582 | 93 | 82 | 82 | 78 | 81 | 83 | 83 | 2001 |
2584 | タカアンドトシ | 615 | 95 | 90 | 85 | 91 | 82 | 86 | 86 | 1994 |
898 | 東京ダイナマイト | 583 | 89 | 86 | 87 | 83 | 76 | 80 | 82 | 2001 |
2591 | トータルテンボス | 587 | 88 | 88 | 84 | 84 | 79 | 84 | 80 | 1998 |
2598 | 南海キャンディーズ | 639 | 94 | 95 | 90 | 92 | 86 | 92 | 90 | 2003 |
2604 | POISON GIRL BAND | 603 | 90 | 89 | 88 | 81 | 83 | 85 | 87 | 2000 |
2617 | 笑い飯 | 615 | 95 | 89 | 85 | 91 | 82 | 89 | 84 | 2000 |
2560 | アンタッチャブル | 673 | 97 | 96 | 95 | 97 | 95 | 96 | 97 | 1994 |
2566 | 麒麟 | 634 | 96 | 92 | 88 | 92 | 89 | 89 | 89 | 1999 |
中川家・ますだおかだ・フットボールアワー・アンタッチャブルと抜けてしまうと、第5回の本命が混沌としてきました。レベルダウンと言えるのかもしれません^_^;。