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2006年 |
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4月2日 天文台建設は冬眠中 |
左の写真で雪の巨大マッシュルームがわかるでしょうか。右の写真の構造物の上に自然に雪がこう積もったのです。 右は雪が少し解けたあと(今日)の写真。南会津は4月になってもまだ冬である。 ほぼ同一縮尺になっているが、撮影位置が多少違う。これは、天文台建設前の観測室ベースと望遠鏡用台座。 |
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4月25日〜 天文台建設始動 |
やっと春が来た。現在の積雪(残雪)は約50cm。地面は一面真っ白の中で、今日から観測室作りが始まる。 ドームはニッシンドームの製品をのせるが、観測室はすべて自分で作る。 冬の間、雪に埋もれていた観測室ベースの上に、2x4〜2x10や12mm厚のコンパネなどを中心に木材で観測室を作る。 地上2mぐらいのところにある幅20cmの鉄骨の上での作業となる。結構滑りやすい。足を滑らせて、観測室ベースの内側に落ちると、あちこちにぶつかって大けがをする可能性がある。外側に落ちる分には雪の上なので、痛いだけで済むだろう。そういう予想でこの時期に製作を開始した。落ちるときは外側へ。このことだけ注意して作業に当たる。 実際、一度だけ外側に落ちた。痛くもなく、ケガもなく済んだ。 まずは、20cmH型鋼でできた日の字形の観測室ベースの上の面に鉄板やナットの出っ張りがあるので、出っ張りのない部分に2x8の板を敷いて平面にする。その上に2x8の板を置いて観測室のベースとした。 その外側に2x10の板を縦に取り付けて枠を作る。 |
床を作る。下にコンパネ、その上に2x4 床張り 出入り口と望遠鏡ベースの口が開く |
床はコンパネ2枚重ね 上側は塗装コンパネ 床の上に壁を作る。四角形部分は結構低い(65cm) |
2x4の骨組みにコンパネを木ネジで止めて壁にする |
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4月29日〜 観測室作り |
ドームをのせる部分。16角形 1mm厚のアルミ板で屋根を作りドームのベースリングをのせた |
四角部分の上に円形部分を作る 円形部分外側にアルミ板を張った |
ドーム内に内張を付ける まだ外壁がないが、これを除けば自分で作るのはここまで あとはドームをのせるだけ |
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5月22日〜 ドームがのる |
天文台までの道に砂利を入れ整地した。これをやらないとトラックやクレーン車が入れない。 整地が終わった直後にニッシンドームが来た |
組み立てが早い! クレーンでドームを吊り上げ、観測室にのせる |
塗装したコンパネの外壁の外側に、3mmのウレタン板を張り、その外側に複合板(合成樹脂製3mmの板の両側に薄いアルミ板を接着したもの)を外壁として張った。 ドームはワイドスリット&豪雪仕様 |
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