STEP 1
診断と治療計画
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レントゲンなどによって十分な診断の後、インプラント治療に関する説明を致します。 |
・ 全身的な診査
・ 口の中の診査
(残っている歯の診査、骨の状態の診査など)
・ X線やCTによる診査
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最新のCT診断ソフト「シンプラント」について
当院ではインプラント治療のために開発された最新のCTソフト「SIM/Plant」を導入しています。患者様に提携病院(宇都宮社会保険病院)にてCTを撮影していただきます。このCTを「シンプラント」により解拆し、顎骨の解剖学的形態や骨の密度などを知ることができより確実で安全な手術をすることが可能になります。
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・ スタディモデル(模型)によってインプラント治療後の形態等をシュミレーションします(診断用WAX-UP)
・ 以上のような診査、診断、治療計画について患者様に説明を致します
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STEP 2
インプラントの埋入手術前の処置
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・ 残存歯のむし歯の治療
・ 歯周病の治療
・ 場合によってはインプラントを埋入する顎骨の骨造成術など
(インプラント埋入と同時に行うこともある)
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STEP 3
インプラントの埋入手術
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チタン製の小さなネジのような形状のインプラントを局所麻酔で顎の骨の中に埋め込みます。 |
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STEP 4
インプラントと骨がくっつくのを待つ
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インプラントと骨がしっかりとくっつくまで約6〜24週間待ちます。(骨の状態など、様々な条件により異なります。) この期間、一般的にはインプラントの上に仮歯を入れておきます。 |
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STEP 5
歯の装着
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ITIインプラントなら、ここで人工の歯を取り付けます。手術2回式のインプラントの場合はここでもう一度手術してインプラントの頭を出さなければなりません。
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インプラントの上に入れる歯には大きく分けて下記の3種類の方法があります。
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1.完全に固定する
インプラントのヘッドにセメントを用いて歯を接着する。
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利点:よく噛める。ネジ穴がないので見た目がきれい。 |
欠点:トラブル(歯がかけた)が起きた時に上部構造を壊してしまわないと取り外せない。 |
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2. ネジで止める
インプラントのヘッドと歯をネジで止める。
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利点:定期検診などの時に歯医者さんで外してもらい,インプラントと歯肉の境目を清潔にすることが出来る。 |
欠点:ネジ穴が見える場合がある。 |
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3. 入れ歯にする
インプラントのヘッドに棒状または球状の維持装置を取り付け、入れ歯を固定する。
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利点:1本ずつ固定するより安価。 |
欠点:毎日取り外してきれいに洗浄しなければならない。 |
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STEP 6
メインテナンス
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インプラントを長持ちさせるためには?
インプラントの上に歯をかぶせ、インプラント治療が一応終了しました。それからが問題です。あなたのインプラントを長期に渡って機能させることが出来るかどうかはあなた次第です。
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1. 毎日の念入りな歯みがき
最も重要なホームケアが歯みがきです。「食べたらすぐにみがく」を心がけ、指導された正しいブラッシングを行いましょう。
2. 歯科医院での定期検診
当たり前のことですが、インプラントには神経がありません。
ですから感染が起こっても自覚がありません。グラグラ動いてきたり、膿が出てはじめて気が付くのですが、こうなってからでは手遅れです。
治療終了後は先生の指示に従って必ず定期的に検診を受けましょう。
検診では、インプラントの状態、歯肉の状態、かみ合わせのバランスのチェックなどと専門家(歯科衛生士)による歯のお手入れを行います。
また、定期検診はインプラントを入れた歯医者さんでしてもらいましょう。
あなたのインプラントのこと、骨の状態、歯肉の状態、お口の中全体の事など、インプラント手術を通じての情報はその歯医者さんがしっかりチェックしてくれます。
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