2002.12.3
1日13時55分から15時50分までNHKで放送された『関東大学ラグビー対抗戦 早稲田大学vs.明治大学』を録画したものを、今、見ている。ゲスト解説として堀越正巳氏(早稲田大学1991年卒SH→神戸製鋼→立正大学ラグビー部監督)と吉田義人氏(明治大学1991年卒WTB→三洋電機)という、同学年で主将だった2人。実況は竹林宏アナ(早稲田大学1987年卒)、レポーターとして冨坂和男アナ(早稲田大学1990年卒)と石川洋アナ(明治大学1983年卒)。
試合のほうは早稲田が24-0で明治を完封し、2年連続15回目の対抗戦グループ優勝を決めた。練習場が芝生になったのと関係があるんじゃないかなぁというのは素人考えだろうか?
ラグビーのことは置いておいて^_^;メディアの話。
4〜5年前からだと思うのだけれど97-98シーズンから、レフェリーがマイクを付けてくれるようになった。それまでは、レフェリーがあんなにしゃべっているとは思わなかった。たとえば、「下がって下がって(オフサイドを注意している)」とか「ボール離して(ノットリリースザボールを注意している)」とか、「ふらついているみたいなんだ」と言いながら選手をドクターに預けたり、「タックル高いよ」と何が反則になったのかを(選手に)説明したりしている。
“紳士のスポーツ”なんだなぁと感心してしまう。
また副音声では、宮原英臣氏(日本協会レフェリー委員)と豊原謙二郎アナ(早稲田大学1996年卒)が“ルール解説”をしていた。オフサイド・コラプシング・ノッコン・スローフォワードなどがどういう反則か、反則があったときにどういうペナルティが課せられるかに加えて、ラック・モール・アドバンテージなどの用語についても解説していた。
今では聞かなくても解るようになったけれども、以前はまる三もこの副音声で“勉強”させてもらっていた。初心者にとってはとてもありがたい。
TBS系が放送する高校ラグビーやテレビ朝日系が放送する社会人大会決勝でも見習って欲しいシステムだ。
むかーし、まだアップ&アンダー――SOがパントを上に蹴り、下ではバックス陣がダッシュする――が全盛だった頃はラグビーが好きじゃありませんでした。というかはっきりと嫌いでした。スクラム→キック→ラック→スクラムの繰り返しだったので、スピード感がなくてつまらなかったんですよね。
ところが20年くらい前、縦の明治vs.横の早稲田の早明戦を見てラグビーに目覚めました。えらい興奮してしまいました。やがて「走れるフォワード」が出てきて、現在の“継続ラグビー”が誕生してきます。こうなってくるともう楽しくて仕方ありません。
最近では、Jスカイスポーツ(2003年10月1日よりJスポーツ)で放送される国内リーグ戦やトライネーションズカップ(オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカ)なんかも観る始末です。
2003年10月にはラグビーワールドカップがオーストラリアで開催されます。日本はプールBでフランス・フィジー・スコットランドなどと戦うようです。詳細はこちら(英語)。