労務の劇薬/Blog版                                                               


2006年12月13日(水):おかしな判決2例

2週間ほどサボってました。毎日チェックしていた方、スミマセン。色々な都合があり、今後も間延びすると思います。週1回のチェックで十分と思って下さい。

13日にニュースをチェックしていたら、おかしな判決が2件ほどありました。
一つは三菱自動車のタイヤ脱落事故を巡る無罪判決。
もう一つはウィニー制作者の著作権法違反の有罪判決。

何れも判決が逆であるべきと思うのですが・・・
タイヤ事件の方は、業務上過失致死ではなく道路運送車両法の虚偽報告の罪だけと、取るに足らない罪状ですが、それでも無罪。
ウィニーの方は、プログラムが著作権侵害を引き起こすということで有罪。

IT屋としては論外な判決。新たな技術へのチャレンジは誰もやらなくなってしまうし、ますますインドに引き離されることは必定。

裁判官なんてのは技術のことは知らず、頭の中で法律論振りかざす事務系の典型。(そういやオレも法律系だっけ)

じゃあ、偽札作りに使われるスキャナやプリンタメーカーも有罪。ていうか、PCやWindowsも有罪ってか。
有罪にするなら使う側の問題。捜査当局が掌握できないので、出る杭の制作者を逮捕したわけか。

でも、逮捕したのが、ウィニーで最初に情報流出させた京都府警。笑わせるじゃねーか。
ともかくこの件に関しては、被告側の金子勇氏を応援します。同じ高校の後輩だし。
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