◆マンマシーンデータ:ドハディ
性能諸元
全高 | 20m |
本体重量 | 21t |
全備重量 | 58t |
ジェネレータ出力 | 5200kw |
搭乗パイロット(初搭乗話数)
小説版
- ケラン・ミード(3巻1章)
- キムリー・ブラウス(3巻1章)
- メスラー・デッゲン(3巻1章)
- ヘイラル・ハルメス(3巻1章)
- サエス・コンスーン(3巻5章)
- レーザム・スタック(3巻5章)
- レエ・セイアス(3巻5章)
- エミール・ルーサ(4巻12章)
- ボーズ・ガルチェ(5巻1章)
サウンド版
- ジョー・スレン(13話)
- メッサー・メット(13話)
- レエ・セイアス(13話)
使用状況
小説版
メタトロンの主力量産型MS。高速戦闘を重視して設計されている。クリシュナ奪還作戦の際には31の2乗に配備されていた4機が出撃している。マハ追撃作戦においてもレエ、サエス、レーザムらに配備されていたが、うちレーザムの機体は大気圏突入時にマハの攻撃によって撃破された。第1派増援部隊において1機、第2派増援部隊により22機がさらに戦線に投入された。第3派増援部隊によってガイヤスが配備されるまでメタトロンにはガイア・ギアα、ゾーリン・ソール以外にはこの機体しか存在せず、ケラン、レエ、サエスらほとんどのパイロットがこの機体を使っていた。エアフォースに搭載しての大気圏突入のほか、バルーンを使用しての単独突入も可能である。(初出 2巻11章)サウンド版
メタトロンの量産型マンマシーン。単独での大気圏突入能力はなく、エアーフォースに搭載されなければならない。マハ追撃作戦の際にもゾーリンソールとともに発進し、ジョー以下メッサー、レエが乗り込んだのもこのドハディであった。メッサーは6号機、レエは7号機に搭乗した。大気圏突入し、再結集するまでにゾーリン・ソールと合わせて13機が撃破された。またレエの7号機も故障してしまう。レエはその後、マハの奇襲攻撃に対しメッサーの機体で出撃、ガウッサを撃墜したがウルのブロン・テクスターに攻撃され撤退した。ヌーボ・パリでの市街戦ではブロン・テクスターの攻撃によりレエの機体が小破、ジョーの機体が大破してしまう。ジョーはその大破した機体で単機ビューシング・ナッグに攻撃をしかけキャタピラを破壊するものの、ギッズ・ギースに捕獲され、すべての武装を排除されてしまう。バイエルンの最終決戦ではレエとメッサーの機体が参加。メッサーの機体はギッズ・ギースによって撃破されたものの、レエの機体は最後まで生き延びた。(初出 13話)機体解説
サウンド版3巻ライナー
戦力の少ないメタトロンが必要としたのは、あらゆる条件下において使用可能で、かつ生産コストの低いマンマシーンであった。その結果開発されたドハディ・シリーズはシンプルで堅牢な機体構造にメンテナンス性の高さ、そしてなにより汎用性の高さが特徴である。また、ドハディには各種探知装置を強化した偵察型など充実したオプション装備類が用意されており、様々な用途に低コストで対応することができる。
小説版3巻口絵インスト
ドハディ
軍事技術が進歩し、戦線が宇宙空間にまで拡大した結果、偵察用マンマシーンに要求される性能はかつてなかったほど幅広いものとなった。その要求に応えるため、ドハディはモジュール式のバックパックを採用、驚異的な多機能性を実現している。
極めて幅広い任務を要求されるため、偵察用軽マンマシーンの設計は通常型以上に難しいものとなっているドハディでは、その難問に応えるため、多方面にわたるオプション・ユニットを開発・配備している。
小説版4巻口絵インスト
ドハディDh-3b
戦闘兵器は、時として大改修の結果、オリジナルとは全く異なる性格をもった兵器に生まれ変わることがあるこの傾向は、兵器が大型・複雑化していつれていくにつれてますます強くなっていくようだ。もちろんマンマシーンも同様である。このDh-3bのように、大幅に強化されることもあるのだ。
元来、偵察用に開発されたドハディの装甲とパワーを強化。一応前線の任務もこなせるようにしたのがDh-3bである。もちろん、多少機動性は犠牲になるが、威力は倍増する!!