◆マンマシーンデータ:ギッズ・ギース
性能諸元
全高 | 24.6m |
本体重量 | 37t |
全備重量 | 60.7t |
ジェネレータ出力 | 10800kw |
搭乗パイロット(初搭乗話数)
小説版
- ジャン・ウェン・フー(4巻12章)
- 麗華黄(4巻12章)
- ロゥ・燕(4巻12章)
- ウル・ウリアン(5巻7章)
サウンド版
- ジャン・ウェン・フー(22話)
- リィ(22話)
- ロゥ(22話)
使用状況
小説版
ジャン・ウェン・フー率いるホンコン・マハがビジャン・マハに合流する際に使用した機体。初陣となったアフランシ率いるメタトロン部隊との交戦では3機が撃墜されるものの、メタトロン側のマンマシーン4機を撃墜する。ビジャン・マハ合流後のガウッサとの模擬戦では3分もかからず相手を圧倒、パワーの違いを見せ付けた。その後は一部の機体がビジャン・マハにも渡ったらしくウルの乗機にもなっていた。一説にはギッズ・ギースには運動性能を重視した軽装型が存在し、メタトロン部隊との初陣で撃墜されたのはこの軽装型だという説もある。(初出 4巻12章)サウンド版
メタトロン討伐部隊に任命されたジャン・ウェン・フーらホンコン・マハの部隊の機体として使用される。機体の性能に、ホンコン・マハは絶対の自信を置いていたが、対するアフランシは単機の性能よりもフォーメーション攻撃のほうに恐怖を抱いていた。ジョーのドハディがビューシングナッグに単独攻撃を仕掛けた際には気取られる隙も無く背後をとり、その後ジョーを追ってきたアフランシ・レエ・メッサーの小隊とも接触。フォーメーション攻撃で翻弄するものの悪天候により退却した。森の中でエアフォース1を待ち伏せ攻撃した際にはメタトロンの防衛網を突破しエアーフォース1を追い詰めるもののジョーの自殺的攻撃によりとり逃してしまい、ジャン・ウェン・フーの機体も撃墜された。バイエルン空域での最終決戦ではほぼ全ての機体がガイア・ギアのファンネルにより撃墜されてしまっていた。(初出 22話)機体解説
サウンド版4巻ライナー
ホンコン・マハの誇る新型マンマシーン。実戦的な設計思想にもとづいた強固な装甲による重厚な外見に反して非常に高い機動性能を持つ。高性能のミノフスキーフライト・デバイスを装備し、非変形ではあるが空戦能力にも優れている。ギッズ・ギースはホンコン・マハが独自に開発した機体であり、このことからも環境保全のために存在しないことが建前であるはずの地球上の工業生産力が意外なほど高い水準にあることがうかがえる。
小説版4巻口絵インスト
ギッズ・ギース
この時代、地球はこと重工業、およびそれに付随する先端技術に関しては後進の地であると考えられていた。しかしホンコン・マハが突如として送り出したこの新型マンマシーンはそんな妄想を打ち砕く高性能機だった
ヤン教授の”虚軸鏡像”理論に基づくψ-サイクル核融合は、マンマシーン用ジェネレーターに画期的な性能向上をもたらした。従来型に比べ、体積比で何と35%も出力が向上したのである。この新ジェネレーターによって、ギッズ・ギースは革命的なマンマシーンとなった。