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◆雑誌・新聞記事:ザ・テレビジョン

ザ・テレビジョン

ザ・テレビジョン92年4/17号 月刊ガイア・ギア通信Vol.1
「SF大河ロマン ガイア・ギア」というタイトル付けとともに、4枚のカラーイラスト(文庫版2巻・4巻表紙、ニュータイプ89年5月号・91年7月号カラーイラスト)がラジオドラマ放送スケジュールと共に紹介されている。



ガンダムから100年後地球に新しいヒーローが生まれた
 地球再生のため戦う英雄達の叙事詩

原作は「機動戦士ガンダム」シリーズで知られる富野由悠季が月刊誌「Newtype」に連載('87年4月号~'91年12月号)していたもので、文庫(角川スニーカー文庫)も発売中だ。
 舞台は人口が200億人にも達し、人々が宇宙植民地(ママ)を始めて2世紀がたったころ。地球の南洋の島で自由に暮らしていた青年アフランシ・シャアは、不思議な内奥の声に導かれ宇宙へと旅立つ。彼は宇宙移民者独立運動の伝説的英雄シャア・アズナブルの記憶分子を科学技術によって植え込まれていたのだ。やがて、反地球連邦組織“メタトロン"のリーダーとなったアフランシは、新鋭メカ、ガイア・ギアα(アルパ)を駆って地球再生のための戦いに臨んでいく。
 脚本・構成は「Zガンダム」などの遠藤明範、音響監督は映画「おもひでぽろぽろ」の浅梨なおこが担当する。

ザ・テレビジョン92年5/8号 月刊ガイア・ギア通信Vol.2
ラジオドラマ放送に合わせた企画記事。前回はカラーだったが、今回以降は全てモノクロページ。この号では主要キャラクターが紹介され、アフランシ以下、エヴァリー、ウル、ミランダ、クリシュナ、シャア、メッサー、レエが挙げられている。



ついにアフランシの戦いが始まった

 「機動戦士ガンダム」の後日談として好評のうちにスタートした「ガイア・ギア」。主人公・アフランシは内なる声に導かれ、南の島を旅立った。彼を阻止しようとするマハのウル・ウリアンの追跡を逃れ、スペースシャトルの発射場があるホンコンにたどり着くまでが、これまで(4月)のお話。
 ホンコンで待ち受けていたシャア・アズナブル再生計画の責任者・ミランダ・ハウとメタトロンのメンバーとともに宇宙に旅立とうとするところから5月のストーリーは始まる。ところが、このとき、エヴァリーとクリシュナがウルの手に落ちてしまう。ミランダたちの反対を無視、マンマシーン、ガイア・ギアで単身救助に向かうアフランシ。マハのマンマシーンとの戦いがついに始まったのだ。慣れないメカに苦戦するアフランシとマハのエースパイロットとの激闘が展開する。

ザ・テレビジョン92年6/12号 月刊ガイア・ギア通信Vol.3
ラジオドラマ放送に合わせた企画記事。この号から「SF大河ロマン」の文字が消え「ガイア・ギア」だけになっている。この号では主要マシーン紹介として、ガイア・ギアα、ドハディ、改修型ゾーリン・ソール、ブロン・テクスターの4体が紹介されている。ブロン・テクスターの項では「のちに量産型、改修型も登場」小説版の設定が書かれている。また、改修型ゾーリン・ソールの項では「もとはマハ側の高性能マンマシーンだったが、メタトロン側のメンバーが盗み出して改修した」という新設定も。



アフランシ救出を機に闘いが本格化!

 シャアの後継者としての自信をなくしかけながら、アフランシはマハの独房につながれていた。
 そのころ、アフランシを奪い返すために、マドラス船長がマハ本部に向かっていた。ビジャン・ダーゴル大佐らの狙いは、アフランシの頭の中にあるシャア・アズナブルの記憶を消し去ること。
 船長の機転により、アフランシは無事救出された。(第10回・6/7放送分)
 しかし、マハ側はウル・ウリアン少尉の搭乗するブロン・テクスターを中心に大挙して追ってくる。
 一方、ジョー、メッサーとともにマハの基地へ奇襲攻撃をかけたクリシュナが、またもやマハの手に落ちてしまった。(第11回・6/14日)
 追手から逃げるにはこの方法しかないと、アフランシらは宇宙へ。改めてシャア・アズナブルの声を聞いたアフランシは自信を取り戻し、ゾーリンソールを駆ってクリシュナ救出に向かうのだった。(第12回・6/21日)(第13回あらすじ未定)

ザ・テレビジョン92年7/10号 月刊ガイア・ギア通信Vol.4
ラジオドラマ放送に合わせた企画記事。この号では横堀悦夫と岡村明美、および市川陽子のプロフィールが紹介されている。



地球に向かうマハ。彼らの"真の目的"は何なのか

 メッサーとレエの、パイロットとしての訓練が始まった。厳しい訓練に音を上げるレエに、メッサーは「マンマシーンを盗んで地球連邦軍に売りつけよう」と持ちかける。アフランシたちは作戦会議の結果、連邦軍に宣戦布告することを決定した。(第13話・7/5放送分)
 マハに向かってメタトロンはマンマシーンを出撃させた。マハ側は大気圏突入準備のため防戦一方。だが、ガイア・ギアに乗ったアフランシは、敵のマンマシーン部隊の中に、ヘラスで死んだはずのウルの姿を発見する。(第14話・7/12)
 地球では、エヴァリーがジャックとともにマハにとらえられた。そこで、初めてエヴァリーはジャックが元メタトロンの活動家であったことを知る。一方、マハを追って地球に降りたアフランシらは、地上部隊の合流を待っていた。と、そこに、途中ではぐれたメッサーらがマハの攻撃を受けているという無線が入る。(第15話・7/19)
 ガイアギアで出動したアフランシは、きわどいところでメッサーとレエを救出した。そのころ、マハの野営地では、ウルがエヴァリーと対面。そしてマハ・ゲイジス艦内では、ダーゴル大佐マリーサに地球降下の"真の目的"について語るのだった。(第16話・7/26)

ザ・テレビジョン92年8/14号 月刊ガイア・ギア通信Vol.5
ラジオドラマ放送に合わせた企画記事。この号では弥生みつき、森川智之、中田譲治、新井一典、平野文、山寺宏一、高山みなみの7人のプロフィールを紹介している。



苦悩するアフランシ 宿敵・ウルに勝てるのか

 ウルの部隊はクリシュナを手に入れ引き上げていった。エヴァリーに加え、クリシュナまでもウルの手に落ちたことでアフランシは思い悩む。その頃、マハの野営地では、ウルがクリシュナに基地の内部を案内しながら、歪んだ愛の言葉を語っていた。(第18話・8/9放送分)
 マハが連邦軍に対してクーデターを起こした。そのニュースが伝わるや、メタトロンは浮き足だった。アフランシらは、マハの地球降下の目的が連邦政府の目をメタトロンに向けることにあったと気づく。ヌーボ・パリに集結しているマハを急襲する以外にないと判断し、出撃する。(第19話・8/16)
 静まり返ったヌーボ・パリで、ひとりの老人を保護。それは、敵のダーゴル大佐からの伝言を伝えるために解放されたジャックだった。メタトロン陣営は、エヴァリーがやはりマハに捕らわれていることとマハがバイエルンへ向けて立ったことを知る。(第20話・8/23)
 アフランシを葬るため、ウルがやってきた。レーダーよりも早く察知したアフランシはガイアギアで出動。他のマンマシーンも後に続いた。体のためにサイコミュを使わないとクリシュナに誓ったウルは、市街地に誘い込む。激しい接近戦が始まった。(第21話・8/30)

ザ・テレビジョン92年9/11号 月刊ガイア・ギア通信Vol.6
ラジオドラマ放送に合わせた企画記事。最終回となるこの号では、古本新之輔、難波圭一、堀本等、山田栄子、勝生真沙子、池田秀一、田中秀幸の7人のプロフィールが紹介されている。



仲間の死に、"打倒ダーゴル"の思いを強めるアフランシは…

 新首都建設のため、バイエルンに移ったマハ。ダーゴル大佐はエヴァリーに「アフランシと組めば地球を甦らせることができる」と言う。そのころ、ジョーは単身出撃するが、ギッズ・ギース部隊に捕らえられる。(第22話・9/6放送分)
 捕虜となったジョーは、クリシュナの口から「ウルに抱かれた」と聞き、大ショック。ダーゴル大佐がメタトロンをたたくために呼び寄せたホンコン・マハが、エアフォースを直接攻めてくる。(23話・9/13)
 ウルはクリシュナを連れてバイエルンへやってくると、拳銃を手にダーゴル大佐に詰め寄る。同じころ、衛星軌道上のマザー・メタトロンがマハを攻撃。アフランシは、自分たちを見捨てた彼らが連邦軍に寝返ったことを知る。(24話・9/20)
 マハ襲撃に向かったアフランシらの前にギッズ・ギース部隊が立ちはだかった。ガイアギアに歯が立たぬと判断した敵はレエ機を盾に取り、レエを助けようとしたメッサーは痛手を負う。(25話・9/27)
 ウルとアフランシが対決。ガイアギアの発射したビームがブロン・テクスターを直撃する。傷ついたウルは、城内にとどまっていたクリシュナの胸で息を引き取る。一方アフランシは決着をつけようとダーゴルのもとへ…。(最終回・10/4)

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