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◆キャラクターデータ一覧:カ行

カサン・ムース 

23年前に亡くなったガバ・スーの妻。ガバ・スーとの間に多くの子供がいたらしい。(初出 1巻1章)

ガバ・スー  

アフランシの育ての親。いまわの際にアフランシに「宇宙に出ろ」と言い残す。彼の息子達には機械を操るのが好きな子供が多い。(初出 1巻1章)

アフランシの育ての親。メタトロン機関からアフランシを預かり育てた。アフランシとエヴァリーの結婚に対しては、アフランシを預けた男の「(アフランシは)やがて宇宙に上がる」という言葉から反対している。エピローグではエヴァリーと共に島でアフランシの帰りを待っていた。[声:山内雅人](初出 1話)

ガミアン・ヘーゲリック 

ウルが率いるビューシング・ナッグ部隊のマンマシーンパイロット。リエージュの「ルーバン亭」ではクリシュナと共にいるところを見つかり、マドラス達と銃撃戦を行う。その後のマンマシーン戦ではガウッサに搭乗し、レエと交戦。互角の戦い広げウルの援護の下撃墜。後続のガイア・ギアαを待ち伏せするも逆に大破させられてしまう(初出 4巻6章)

キムリー・ブラウス 

メタトロンのマンマシーンパイロット。ざっくばらんで、サッパリした気性。クリシュナ奪還作戦の際はドハディの2号機に乗り参加した。ケランに比べるとまだドハディを使い切っておらず、動きが重ったるく見える。作戦当初はアフランシを小馬鹿にするようなフシもあったが、アフランシの操縦センスを目の当たりにした後は、さばさばとアフランシに接していた。マハ追撃作戦にも参加し、地球にも降下する。その後、目立った活躍はなかったが、メッサーがガイア・ギアαに搭乗する際にその戦闘小隊に組み入れられ、メッサーがウルの乗る改良型ブロン・テクスターをメッサーが鹵獲するのを手助けした。また、サウンド版では登場シーンはなかったものの、マハ追撃作戦にて、マザーメタトロンのマンマシーンデッキにて「キムリー・ブラウス小隊」という名前がコールされている。(初出 3巻1章)

キャリ・ハウ 

島にすむアフランシの友人。アフランシに対していつも敬うような口のきき方をする。カヌーで島を出たアフランシを追って、トルース・シュトロンガーの住む島までエヴァリーを連れてきた。ホンコンへ向かうアフランシからエヴァリーを託されるが、ミハエル達にシージャックの人質としてエヴァリーを連れ去られてしまう。(初出 1巻1章)

ギュラーム 

ウルが率いるビューシング・ナッグ部隊のマンマシーンパイロット。「ルーバン亭」でレエ達に撃たれ怪我をするが、そのままガウッサで出撃。レエのドハディのバルカンで撃破された。(初出 4巻7章)

キュレ・オウレボ 

メタトロンの作戦に協力する地球上の不法居住者グループの一人。彼の「キュレ」と言う名前は咽喉と唇を使う独特の発音でありアフランシは「永遠に出来そうにない」と苦笑していた。クロスハンゼン、ピョルらとアフランシの前線基地を設営することを任務としており、ヴァルキュリャ号でハーマルからアドリア海まで基地を設営しながら移動し、その途上でエヴァリーも同乗させていた。モンファルコネでクロスハンゼンに、地球に居続ける正当性を得るためにも「本当はメタトロンとマハの戦いが永遠に続いて欲しいと思っているのではないか」と尋ねていたが、それは彼の本心でもあるらしく「運動の名を借りて地球に住みついているのがわれわれの現実」とも語っていた。(初出 3巻10章)

クラッカワ・ナカガ 

メタトロンの医療スタッフ。実際にはサイコミュの研究に携わっており、アフランシがガイア・ギアαで出撃した際にもサイコミュ反応を検証していた。実際ガイア・ギアのサイコミュは作動させていないにも関わらず反応が出ていた。また、パイロットやクルーに対してニュータイプ論についてのレクチャーも行っているらしく、ジョーは彼からサイコミュについてレクチャーを受けたと言っていた。(初出 2巻10章)

クリシュナ・パンデント  

メタトロンのメンバー。宇宙で最初にアフランシに接触した3人のうちのひとり。いくつもの民族の血が混ざり合った褐色の肌の少女で、白人の純血の象徴であるアフランシとは対照的な存在。ヘラスのスラム街グレンツェの出身だが、そのことを恥じているようでもある。遭難を装いハングライダーでスパシアス号に接触したウルと意気投合し食事に行く約束を取り付ける。彼がマハ関係者であることをうすうす察知し、それでも情報収集のために出かけたものの身柄を拘束されてしまう。マハの捕虜となった彼女を救うためにメタトロン機関が奪還作戦を行うが、その際にはウルの乗るブロン・テクスターの指に掴まれたまま出撃、宇宙空間を漂っているところをアフランシのガイア・ギアαに救出される。地球降下作戦ではエアフォース1の補欠パイロットとして参加。だが、はぐれたメッサーたちを救出する際にエアフォースから落下。そこをウルに保護されてしまう。再会したウルの成長を感じ、それまでの彼との関わりを「因縁がある」という言葉にすりかえて自分をごまかして彼と関係を持ちマハへ寝返ってしまう。それはまたアフランシが彼女を通して別の女=エヴァリーを感じていることへのあてつけでもあった。ウルのビューシング・ナッグ部隊の一員として行動するようになったクリシュナだが、リエージュのルーバン亭で偶然にもジョーらメタトロンの仲間と遭遇し、気持ちの整理がつかないまま自らの手でエアフォース1を撃墜してしまう。結局ウルの仲間にもなりきれず、ひとりビューシング・ナッグを降りる。しかしディープ・ヨーロッパの原野で生き抜くのは容易ではなく、飢えて力尽きかけたところをエヴァリーに保護された。捕虜となったウルから話を聞いたジョーも彼女を助けに訪れ、3人でアフランシの本隊と合流することを目指すが、途中でジョーがウルと戦い戦死。打ちのめされた彼女は衝動的にエヴァリーをウルに売ってしまう。最後はひとりアフランシの本隊にたどり着き全てを報告した。(初出 1巻10章)

メタトロンのメンバー。インド系の血を引く複雑な混血の少女。ヘラスのスラム街グレンツェの出身で、そこでの苦しい生活体験から「貧困そのものを作り出す社会体制を変えたい」と思いメタトロンに参加した。メッサーはグレンツェ時代の幼馴染でもある。シャア・アズナブルにあこがれており、立ち居振る舞いからシャアを連想させるアフランシに対しても次第に恋愛感情を抱き始める。その一方でウルから寄せられる好意と執着にも次第に心を揺れ動かされていく。ウルとの因縁はホンコンへ向かう貨物船がホンコン・マハのガウッサに奇襲攻撃を受けた時の尋問から始まり、ホンコン、ヘラス、地球でと3度もウルの捕虜になっている。そのたびにウルから「幸運を呼び込む女神」だと告げられ、彼女自身も次第にそれを「縁」だと曲解してしまった。ジョーやメッサーからも好意を寄せられていたが、そちらに対しての恋愛感情はなかったようである。メタトロンの中ではオペーレーター的な役割を担っていたが、マンマシーンパイロットとしての訓練も受けていた。アフランシのためとなると非常に行動的になり、ヘラスでアフランシが逮捕された際にはマン・マシーンを盗みだすことを提案し、ジョーやメッサーらを驚かせた。地球降下後の戦闘で三たびウルの捕虜となったときは、ウルがサイコミュシステムを使用していることを知り、それをやめさせることと引き換えにウルと関係を持った。ヌーボ・パリの戦闘で約束を破りサイコミュシステムを使ったウルをなじるが、そのことがウルをダーゴル大佐に取って代わろうとする愚行に駆り立てることになってしまう。だが、それで本当の自らの弱さに気づいたウルと心通じ合うことができた。最終決戦前にウルからマハの制服を渡され、城を脱出するように言われるが最後まで城に残り瀕死のウルを看取った。[声:弥生みつき](初出 1話)

グレン 

アフランシが島を抜けた後、最初に立ち寄った島の飲み屋の親父。黒い肌に白い目がギョロリとしている。(初出 1巻2章)
グレン・コールディル  

メタトロンの作戦士官で階級は大佐。31の2乗のスタッフの中ではアフランシに好意的であり、パリッシュ提督・メンム艦長ら老人とアフランシの調整役のような役割も担っていた。といってもアフランシを「シャアのメモリークローン」として扱う考えに違いはなく、「閣下にはマンマシーンを操縦する適性が装備されている」といった発言をしたり、クラッカワ・ナカガとガイア・ギアのサイコミュ反応を検証していたりしていた。現場のパイロットとの仲は微妙でケランからも「いつもディスプレイか書類を見て物事を考える」と批判されていた。マハ追撃作戦の際にはブリッジクルーに「マハが組織作りに遅れている間にアフランシを手に入れられたことは僥倖である」と語っていた。そんなアフランシに好意を抱いている彼だからマザー・メタトロンが連邦軍に吸収されるため、アフランシの処理をブノア・ロジャックに命じる際には沈痛な面もちであった。(初出 2巻11章)

アザリア・パリッシュの副官。戦闘の際にはブリッジで指揮を執る。パリッシュ曰く「有能な男」。アフランシがマザーメタトロンに到着した当初は世話係として艦内をパリッシュと共に案内して回ったが、アフランシ本人の希望により世話係はスパシアス号クルーに変更されることになった。パリッシュ提督と同じくやや硬直的な考えの持ち主で、アフランシがマハ追撃作戦を決定した際にも「時期が少し早い」と考えていた。[声:西村知道](初出 7話)

クロスハンゼン・スティンスリード 

メタトロンの作戦に協力する地球上の不法居住者グループの一人で、ハーマルでは地球に降り立ったアフランシを出迎えた。かなりの長身でアフランシと並ぶと見下ろす格好となる。キュレからは「ステイ」と呼ばれており、ブノアからも「ファニーな名前」だといわれていた。キュレ、ピョルらとアフランシの前線基地を設営することを任務としており、ヴァルキュリャ号でハーマルからアドリア海まで基地を設営しながら移動し、その途上でエヴァリーも同乗させていた。モンファルコネでキュレから、地球に居続ける正当性を得るためにも「本当はメタトロンとマハの戦いが永遠に続いて欲しいと思っているのではないか」と尋ねられていたが、それは彼の図星を突いていたらしい。なお、サウンド版ではアフランシ部隊に合流したユーロメタトロンがクロスハンゼン部隊を名乗っていたが、彼自身は登場していない。(初出 3巻10章)

グロリア 

サルソーの町でメッサー・サエス・レエが朝食を食べた店の老婆。70歳は超えているだろうと思われる、ごく普通の田舎のおばあさんという雰囲気。(初出 3巻11章)

ケイネス・ブレン 

31の2乗のブリッジクルー。アフランシを「シャアさん」と呼んだ。大気圏突入作戦時にはミランダに、何故マハがヨーロッパに降りるのかを尋ねていた。(初出 2巻11章)

ケラン・ミード  

メタトロンのマン・マシーンパイロット。大局的な視点を持てず横柄でがさつな性格だが、マン・マシーンパイロットとしての実力はあり、ドハディを完全に自分のものにしている。根っからのマン・マシーン乗りでマン・マシーンに乗れればどの組織にしても構わない。メタトロンに参加したのは特に主義主張に関係なく官僚が嫌いだったからである。ヘラスでクリシュナとウルが接触した後に、独断でガイア・ギアαに乗って出撃。ガウッサを鹵獲したアフランシらとともにヘラスを脱出してマザーメタトロンへ帰還する。クリシュナ奪還作戦では戦闘指揮を執りドハディで出撃。当初はアフランシを素人パイロットとあなどっていたが、アフランシのガイア・ギアαに遅れを取ったことから実力を認めるようになる。マハ追撃作戦にも参加し、地球降下直後にドハディでガウッサを撃墜している。リエージュでの偵察ではウルのブロン・テクスターと交戦。一度は相撃ちになるも、二度目の交戦ではファンネルで撃墜された。メッサーらの脱走をアフランシに警告したり、目鼻が聞く面もあった。(初出 2巻8章)

メタトロンのマン・マシーンパイロット。がさつな面もあるが、面倒見の良い性格で気配りができるタイプ。母子家庭で育ち、若いころはグレてチンピラをやっていたが母親に楽をさせたいという思いから連邦軍内のパイロット養成学校に入る。しかし、教官と衝突して退所。そこをマドラス船長にスカウトされメタトロンに参加した。ジョーとはメタトロンのパイロット訓練生じだいからの付き合い。参加した経緯からあまりメタトロンの主義主張にとらわれることはなく、柔軟な対処が取れる。スパシアス号と一緒にアフランシを迎えに地球に降り、その後もアフランシと行動を共にする。アフランシがヘラスに潜入してマハに逮捕された際は、ゾーリン・ソールで出撃。ジョーたちのガウッサを手助けする。マハ追撃作戦ではゾーリン・ソール第2小隊の小隊長として参加するが、部下を3人失ってしまいアフランシに恨み事をぶつけたこともあった。自分と同じようにチンピラ上がりのメッサー・レエを気にかけ、ジョーとの仲を取り持とうともしていた。ヌーボ・パリの戦闘でジョーをかばい、ウルのファンネルで撃墜される。[声:難波圭一](初出 2話)

ケンセスト・ベイレン 

31の2乗のブリッジクルー。組織に参加して2年になる。言葉遣いが少し粗雑でアフランシを「シャア」と呼び捨てにした。(初出 2巻11章)

コンスタン・ペルケーネ 

ウル率いるビューシング・ナッグ部隊のメカニック。リエージュでは機銃も担当した。(初出 4巻6章)

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